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新基準の金属バット 5社が基準満たさず使用禁止に 高野連

2024-04-19 07:36:00 | ニュース


使用が禁止されるのは
▽XANAX
▽三共スポーツ
▽ハイゴールド
▽イソノ
▽ボルテカの5社が販売しているもので
いずれも金属の厚みが基準の4ミリ以上を満たさない3.5ミリ程度だということで、反発力を抑えられず打球が速くなる可能性があるということです。

ルールで規制した事で更にリスク管理まで求められるのですから、野球をしている側からすれば大変な話かと想像します。
その上、管理をしっかりしないと盗難に遭う恐れも過去ありましたから。

高校野球にしても既に一校で出場出来なくて何校かでチームを作る時代なのに。

ルールに従うしかないのですから。

それと改めて金属バットの製造方法を検索して
材料となるのはアルミ材をパイプ状に加工したもの。
アルミパイプは加工後に長さがのびるため製品の長さより短めに切断される。
パイプの肉厚は、外径は変えず打撃部分が厚く グリップ部は薄くなるように成型される。
スェージングマシンで、パイプを機械の中でたたいて成型していく。
パイプがたたかれて直径が小さくなると逆に肉厚が厚くなるという性質がある。
均一な肉厚をもつ素材パイプを加工するとグリップ部が一番厚くなってしまう。
これを防ぐために前処理の「肉厚調整」を行う事で、設計通りの肉厚変化と直径変化を作る事ができる。
成型が終わったバットは、約500℃で加熱後、 水に入れて急激に冷やす。
この熱処理が行われるとアルミ合金の中の金属(銅・亜鉛等)が均一に溶け込む(=溶体化処理)。
もう一度炉で加熱すると、アルミとマグネシウムや銅等との化合物が生じ、硬く強い材料に変化する。

鋳造とは違い、割と大変な作り方をしています。
プロ野球のボールにしてもそうでしたが、使用する物にこだわりがあるのですね。

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