johji2015のブログです

johji2015個人がやっております。

障害者グループホーム「恵」 厚労省が自治体と連携して対応へ

2024-06-27 09:40:00 | ニュース


こうなる前に改善させられなかったのか疑問なんですが。

障害者向けグループホーム展開「恵」に「連座制」適用を通知 | NHK

障害者向けグループホーム展開「恵」に「連座制」適用を通知 | NHK

【NHK】障害者向けグループホームを全国で展開している運営会社「恵」の事業所が利用者から食材費を過大に徴収していた問題で、愛知県な…

NHKニュース

 

愛知県や名古屋市は、管内にあるあわせて5つの事業所に対してきょう法律の規定としては最も重い指定を取り消す行政処分を行いました。
これだけでも額も大きいし、その間何をしていたのかとなるのでしょうけど。
6年の更新の間に監査の時だけ、それ用に見せて終わりだったのでしょう。

ですが、そうだったとしても下記の話は相当です。
これにあわせて厚生労働省は、会社が組織的に不正に関与していたとして、全国のほかのグループホームなどについても法律に基づいて今後事業所としての指定の更新を認めないいわゆる「連座制」を適用すると会社に通知しました。
全国的に障害者向けグループホームが足りなくなるのですよね。

そうでなくても建てさせないような地域が有るのに、そしてまた県の施設とかに一時的に預かるのですよね。
これって津久井やまゆり園のような雑な扱いが起きてしまう恐れはありますよね。
つまり、県の施設にしても丸投げで丁寧な指導が出来ないのは知れた話です。

問題は丸投げで丁寧な指導や細かいチェックが出来ない点です。
偉そうに言うのではなく、そう言うのが国際規格等での基本だから言っているだけです。

定期的に健康診断や心療内科の診断とか、監査以外にもイベントや第三者のチェックが入るようにすればこれまでよりは短期間で見つかるのでしょう。

写真を見ると例えば、栄養士とかの指導なども必要なのでは?
そう言うのをなおざりにしているから、いきなりストップ、まるで急ブレーキが如くの衝撃になりますよね。

役所が役所としての機能と同時に必要なのは如何にシステムを維持管理して問題を広げないかなのにこれでは問題をわざと大きくしているようにしか見えないのです。
やまゆり園の時もそうでしたが、関係者でこじんまりと話し合いで済ませて結局報道が騒いで終わり、解決しない仕組みの延命なのです。
酷い言い方をすれば問題を抱えている事が仕事みたいな状況でもそれが日常化しているようにしか見えません。

学校とかで多様性なのか、最近だと健常者と一緒に学ばせたがるのですがそれと一緒で常に問題のリスクが付き纏う話になります。

何故専門的な施設で管理してきちんとした福祉を充実させないのか疑問です。
確実に世間からすれば下手な施設よりも嫌われます。
何故なら、嫌う人は他の物差しでしか見ていないのですから。

欧米でどうなのかと思っても最近の状況の資料が見つかりません。
余裕がないのでしょうね。
政治家もこんなのを資料として提供するほど真面目ではないのかと思いました。

難しいのは分かるのですが、それでもなるべくなら問題を減らしていかないと結局困るのはその家族や近隣住民、そして役所の人なのですから。

大村知事にしても怒って終わりで事細かな指導をサポート出来る体制とか自己の組織の問題点は何も反省しないのでおそらく業者が変わるだけ、形態が変わるだけで本人達への対応の向上は望めないのかもしれません。

厚労省って年金問題でもそうでしたが、問題が起きるような点が存在してもそれを調整する機能が少ないのです。
その結果、マスコミは勝手に騒いで何も問題が解決しないで余計に問題になるのです。
つまり、必要なのは手掛かりなのにそれを得る協力でなく、それを騒ぐだけの瓦版屋しか寄って来ないそう言うダメ状態なのです。

今回の件を見ても騒げば問題が大きくなるのは見えていました。
なのに相談窓口も用意しないまま、見切り発車してニュースが流れ混乱する、お決まりのパターンです。
こう言うのを本来、生産性が悪いと言うのですが、テレビに出てくる危機管理の専門家と自称する人は後処理ばかりで普段の管理が分かっていないのです。
予見出来るようなクレームを事前から対応準備してでも回避するのは至極当然なのでしょうけどそう言う意識がマスコミにはないのです。

マスコミって他の業界とは違って事件、事故、災害がいつどのように起こるか分からないから意味があってそれに対応するからスクープなんでしょうけど。

それが役所とマスコミくらいしか相手にしないような事だと確実に事が深刻になるまで何もせずに進行してしまう恐ろしさがあるのでしょう。

結局、役所がやりたがらないような仕事を丸投げして結果として騙されたみたいな話で、その上怒るだけで反省しないのです。
何故そうなるのかと言えば選挙でなった、また最初からそう言う人がなり易い状況なのかと思います。
神経質に細かく説明を求めて事細かに指導する体制にしたら業者がもたないし、かつそんな理想通りには行かないのは最初から見えています。

欧米の真似をするのもいい加減にして自分達の生活にあった福祉も考えないと元々の社会的な構造や思考が違います。
自分達で管理しようとすればまた昔のように閉鎖的な施設にするしかないのは知れています。
そう言う社会なのに欧米の真似をするものだから、結果として欧米人がしないようなブラックビジネス的な仕組みにされてしまいます。
以前なら性善説で済んだのですが。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 河野太郎デジタル相、秋の自... | トップ | 防災部局に女性職員ゼロ、市... »

コメントを投稿