http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160422/k10010493201000.html
>また、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を契機に、外国企業の投資を促進するための方策や、
外国企業の進出の障害となっている課題の解決策を政策パッケージとして取りまとめるとしています。
開かれた市場であるのは良いとしても国内産業の保護と両立しないと
農協改革のように結局スクラップだけでビルドが無いように思えます。
厳しいようですが、農業でこれを推進していくと言うのがブランド品の輸出、市場を通さない流通の改革などで
本当に必要なブランドの育成、小規模農家への提言等がまだないように見えます。
もし仮に外資による構造改革等を検討するなら、予めその国の市場の流通を調査して
日本でどのようになるのかシミュレーションして日本側の問題点を解決しないと遅かれ
構造改革の痛みは生じますから。
>AI=人工知能やビッグデータなどに関する研究開発投資を、2020年度までにGDPの4%以上にすることを目指す
見栄えは立派ですが、政府が何をするのでしょうか?
人工知能やビックデータは既に活用され出しています。
ビックデータの取り扱いは顧客にとっても不愉快な場合もあります。
ビックデータを抽象化して取り出しても消費傾向そのものですから、そう言う人をターゲットにした宣伝が諄くなります。
また人工知能を開発するソフトの開発の在り方を考え直した方が良いとも思います。
若い技術者を酷使して年取るとお払い箱では合理的でも社会的な安定は損なっています。
以前から書いているように抽象的な目標を掲げるなら、その具体的なデータを揃えるべきです。
勿論、曖昧にせず公開できるのなら最善です。
安倍内閣の国際的な流れに反するのは秘密主義的でまた最後まで追求しない点です。
確かにその方が国家体制として成功している事例はありますが、旧態依然としています。
それ故、マスコミが体制批判をしているつもりが無くともTPPのように議論出来ない黒塗りの状態では
どうしようもない事になります。
せめて必要な関連対象者には情報開示すべきですし、その裏付け資料は用意していないと開示できる時点で評価は最悪になります。