http://toyokeizai.net/articles/-/115702
>本来ならばみずからの責任と実力で難局を打開しなければならないのに、ごまかしたり、他者に依存したりする。
>それが根を張った企業風土が燃費データ不正という墓穴につながった気がしてならない。
内部で見ていた訳でないのでしょうから、実際はどうかは分りません。
ただ、下記のような一連の追い討ちでは組織の統制力を上げる為に間違うと大変な方向に向かいます。
・ダイムラークライスラー(当時)から経営支援の打ち切り
・2000年に続く大規模なリコール隠しや「ヤミ改修」の発覚
・新車販売が激減していた2005~2006年
ここで既に三菱でなければ相当酷い経営になっていたと思われます。
本来、その恩恵に報いるために努力と言うか誠意に繋げるのでしょうが、
昨日の三菱グループのトップの失言にみられるように安易に数字を飾ってしまったのだと思います。
反省するべき点を基本的な行動方針にしてコンプライアンスをしっかりしていれば、
こんな事にはならなかったと推察されます。
フォルクスワーゲンやその他のディーゼルでの日本他社の事もありますので、
企業風土ではなくタカタのような部品を含めて業界の体質なのだと思います。
責任の自己完結が出来ていないとリコールが増えてしまうのでしょうから。
実際、三菱自動車の例は特別としてもなんらかの責任の自覚では業界の多くは見直すべきなのかもしれません。
自動車業界に限った話とも思えませんが。