Dr.mimaが医原病を斬る!

C型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

BCG未接種者と既接種者の2年経過観察 続き

2015年05月12日 07時00分00秒 | その他


第5表の中の実施集団のなかに工場従業員という群№18と№19は、対象は工場従業員で今村荒男の名前になっているが、主として西野忠次によって報告されたものである。
№18と№19では発病率の違いが見られるが、これは結核菌の感染量の違いだと考えられた。
 №18は1年間経過したものでBCG未接種群(ツベルクリン反応陰性者に結核菌を感染させた群)544人では、発病率は25人、4,6%で、BCG既接種者群(BCG接種後に結核菌を感染さた群)544人の発病率は10人、1,84%であった。
この成績は、有意差があるようにみえるが、統計学的処理をすると、有意差はなかった。
№19の実験は、2年間経過観察したもので、BCG未接種者群451人の発病率は54人、11、97%で、BCG既接種者群395人の発病率は10人、2,53%で、両者の発病率(BCG未接種者群とBCG既接種者群)を比較すると、統計学的に有意差を認めた。

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