1927(昭和2)年の第5回日本結核病学会の宿題報告で今村荒男は、結核ワクチン(BCGを含めて)の効果判断を行うには「1、結核感染を予防できるか 2、発病を防ぐことができるか、すなわち罹患率を少なくすることができるか 3、罹患後の死亡率を少なくすることができるかをはっきりさせなければならない」と述べていた。
今までは、実験動物(人)を使った結核予防に対するBCGの効果実験についてのみ書いてきたが、2および3の問題解決、すなわちBCG未接種群とBCG既接種群の2年間の長期経過観察が「A工場」で行われた。
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