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Dr.mimaが医原病を斬る!

C型肝炎の解決を目指し、国の責任を追及するため闘っています。

BCGの氷室保存

2015年05月01日 07時00分00秒 | その他


実験動物結果からBCGの保存は、氷室保存とする。
運搬時にも摂氏5度以下に保つよう工夫された冷却装置を使用することにした。
以上のように保存されたものでも製造1週間以内とした。

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超音波ワクチン

2015年04月30日 07時00分00秒 | その他
BCGは菌塊(きんかい)になりやすかったので、すり鉢のなかにBCGを入れて「すりこ木」ですりつぶす方法を行っていた。
とこがBCGの需要が増えるなかで手ずり法では間に合わなくなった。
そこで考えられたには超音波を使用するであった。1934(昭和9)年には、伝染病研究所の矢追秀武(東大、大正9年卒)が、東京工大の木下教授の研究室の超音波発生装置を借り、超音波の生物学的影響について研究をはじめている(実験医学雑誌、19:962-971、1934)。 その後超音波の周波数と特性の研究が行われた。
柳澤謙も超音波によるBCGの製造を手がけたが、超音波によるものは手ずり法より菌塊の少ない均一なものであった。
当初は装置が小さかったので、1日1000人くらいの供給でいっぱいであった。
さらに560キロヘルツ、10分間で処理した超音波ワクチンの大量生産に成功した。
彼による実験では超音波処理ワクチンの力価は、手ずりワクチン力価と一致としていた。
力価とはBCGの生物学的作用を示す量のことである。




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水芭蕉

2015年04月29日 07時00分00秒 | その他
水芭蕉が札幌にも咲いているという情報あり、札幌市豊平区西岡の西岡公園に行ってきました。
ここは昔陸軍の水源地だったところで、今は札幌市の公園になっています。車は公園の前までしか入れず、後は広い池を囲んでいる遊歩道しかなく、遊歩道を歩きながら、水芭蕉のあるところを聞きながら、木道を歩いてやっと着きました。
約20分歩いたところに沢山の水芭蕉が咲いていました。苦労して撮った写真ですがいかがですか?




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BCGの室温保存

2015年04月28日 07時00分00秒 | その他


この実験動物で見る限り、BCGは室温保存で3週間可能であると見えるが。

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ミミ(鶴巻家の愛犬)

2015年04月28日 07時00分00秒 | その他
前回交通事故にあったことで(犬とボケ)紹介しましたが、もう交通事故の後遺症はないとのことです。



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柳澤謙の動物実験10

2015年04月27日 07時00分00秒 | その他


第14 表及び第15表は、BCGのコッホ現象がどのように出現するかを観察したものである。
つまり結核菌に感染させられた実験動物と結核菌に感染させられていない実験動物の皮下に、BCGを1mg、0,1mg、0,01mg接種し、注射局所の経時的変化をみたものである。
2つの表から明らかなように結核の場合では健康な場合を比較して局所変化が現れ、まもなく潰瘍になるが、その潰瘍も2週間続かず治る。
ところが、健康な場合では、局所に変化を生じるものは少なく、その変化のうちの1部は潰瘍にまでなるが、結核の場合より局所反応は遥かに遅れて現れ、長く続く傾向にあった。
結核菌に感染させられた実験動物の接種局所反応はコッホ現象と解され、健康な実験動物の接種局所の変化はBCGの弱い毒性によると思われた。


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柳澤謙の実験動物10

2015年04月25日 09時14分54秒 | その他

当時(昭和の始め)BCGの予防効果はツベルクリン反応陽性と同時に出現し、ツベルクリン反応陰性になると消えるとされていました。
ところが柳澤謙は実験動物でツベルクリン反応陰性化後の1~16週の解剖例でツベルクリン反応陰性後もBCGの効果が持続することを証明した実験である。


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柳澤謙の動物実験9

2015年04月24日 07時00分00秒 | その他



第12表のⅩⅠ、Ⅹは対照群である。
ⅨはBCGを結核菌感染直前にBCGを投与したもの。
Ⅷは結核菌感染4日前にBCGを投与したもの。
Ⅵは結核菌感染1週間前にBCGを投与したもの。
Ⅴは結核菌感染3週間前にBCGを投与したもの。
Ⅳは結核菌感染4週間前にBCGを投与したもの。
Ⅲは結核菌感染5週間前にBCGを投与したもの。
Ⅱは結核菌感染7週間前にBCGを投与したもの。
Ⅰは結核菌感染10週間前にBCGを投与したもの。

BCGの効果は、「佐藤のヒスとグラム」から明らかなようにBCG投与3週後から出現する。
しかし「Ⅴ-Ⅰ」はBCG接種3週から10週でツベルクリン反応陰性にもかかわらず結核予防効果を認めた実験動物9症例である。
このことについては後で詳細に説明する。



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柳澤謙の動物実験8

2015年04月23日 07時00分00秒 | その他


第11 表はBCGと結核の予防効果を「佐藤のヒスとグラム法」で表したもので、BCGの接種量が多いと予防効果も大きいことがわかる。
しかもBCG接種後1年以上たっても、BCGの予防効果が持続していることが理解できる。
この実験結果は、1937(昭和12)年の実験医学雑誌「BCGの実験的研究(第2回報告)」に、その詳細が掲載されていた。
実験には、400g(40㎏)前後の実験動物が100頭準備された。
これを4群に分け、第1群にはBCG1㎎、第2群には0,1㎎、第3群には0,01㎎、を夫々2週間の間隔をもって、4回皮下注射した。
他の一群は、対照としてBCGを接種しなかった。
ところが実験の途中斃死(へいし、死亡)、逃亡があり、1年後に実験に使用できたのは、第1群13頭、第2群9頭、第3群11頭、対照群7頭と40頭になった。
つまりこの実験に準備されたのは100人で、そのうち60人の実験動物が逃亡した。

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柳澤謙の動物実験7

2015年04月22日 07時00分00秒 | その他


BCG接種量とツベルクリン反応の関係は第10表を見れば誰にでも理解できる。
すなわち接種量が多い場合ほどツベルクリン反応が早く出現してしかも長く存在する。
これは実験動物が人の場合のみ言えることであってモルモットでは言えない。

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