第12表のⅩⅠ、Ⅹは対照群である。
ⅨはBCGを結核菌感染直前にBCGを投与したもの。
Ⅷは結核菌感染4日前にBCGを投与したもの。
Ⅵは結核菌感染1週間前にBCGを投与したもの。
Ⅴは結核菌感染3週間前にBCGを投与したもの。
Ⅳは結核菌感染4週間前にBCGを投与したもの。
Ⅲは結核菌感染5週間前にBCGを投与したもの。
Ⅱは結核菌感染7週間前にBCGを投与したもの。
Ⅰは結核菌感染10週間前にBCGを投与したもの。
BCGの効果は、「佐藤のヒスとグラム」から明らかなようにBCG投与3週後から出現する。
しかし「Ⅴ-Ⅰ」はBCG接種3週から10週でツベルクリン反応陰性にもかかわらず結核予防効果を認めた実験動物9症例である。
このことについては後で詳細に説明する。
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