癌になりまして・・前立腺癌の重粒子線治療闘病記

群馬大学病院重粒子線医学センターでの前立腺癌治療日記・・癌の発見から重粒子線治療、治療後の経過・・病後の新たな毎日

同僚の死

2014-05-20 22:21:00 | 日記
同じ会社の同僚が、突然、亡くなった。
訃報を奥様から受けた時、思わず「ええ~、何でですか!」と言ってしまった。
彼が肝細胞癌を患い重粒子線治療や抗がん剤治療を受けていた経過は承知していたが・・つい先日、大学病院での検査の時も、偶然同じ日の検査で、待合室で病状を語り合ったばかりだ・・・今週から、抗がん剤をカテーテルで入れる治療を受ける予定だと聞いていた。

先週まで仕事をしていたのに、それはないだろう!!

取り急ぎ、ご自宅に出向いたが・・奥様と1歳にならない娘に掛ける言葉もない。

聞いてみると、日曜日の夜に吐血したため、救急車で緊急入院したが、食道静脈瘤破裂が原因で助からなかったようである。

本当に信じられない!
こんなに呆気なく・・・
俺も・・・他人事ではない。




重粒子線治療後の定期検査(1年後)③

2014-05-03 22:32:00 | 日記
丸1日掛かった検査の翌日、9時前に○○大学病院に到着した。今日は、昨日の検査結果を聞きに来た。
もう重粒子線治療から1年が経ってしまったのかという感慨もあり・・この時間帯の通院は懐かしい。駐車場の誘導の方も、毎日見ていた顔・・つい頭を下げてしまう。
受付して、待つこと2時間・・
結構若い男性医師だ・・『昨日の検査結果は、特に問題ありませんでした。』
とりあえず、1年クリアか・・これからも毎年、ビクビクしながら検査を受け続けることになる。
まあ、先の事は兎も角、少し安心した。

そう言えば、書き忘れたが・・前日の検査の合間に体調に関するアンケートがあった。
普段の生活状況、排便、排尿、尿漏れの状況や回数・・・性生活の状況、勃起の状態、回数・満足度、等々・・・妙に具体的だ。正直に回答した。
実際のところ、前立腺に重粒子線を照射したため、精液は出ない・・・が、摘出手術と違い、機能は残った。
ホルモン治療も既に1年経過しているので、影響はない。

なんとも、中途半端に機能が温存された・・・どうなる?

それより、食欲は旺盛で・・・帰り道、またしても