癌になりまして・・前立腺癌の重粒子線治療闘病記

群馬大学病院重粒子線医学センターでの前立腺癌治療日記・・癌の発見から重粒子線治療、治療後の経過・・病後の新たな毎日

ブレイクタイム・・出張(2)

2013-09-27 18:59:00 | グルメ
何故か忙しく、慌てて電車に飛び乗って東京に向かった。珍しく午後3時からの会議である。これは、飲んで来いと言うことか?
かみさんに言ったら、『食事もしてきて・・帰ってきても、何もないから』

まず、1軒目


2軒目



帰るとするか。

重粒子線治療・・最終日

2013-09-23 21:23:00 | 日記
遂に・・やっと・・漸く・・何とか治療最終日を迎えた。
何故か、かみさんが『一緒に行く!』と自己主張するので・・反論など出来る筈もなく・・一緒に出掛けた。

『最終日ですね!良かったですね!』と、顔見知りの看護師に声を掛けられ、16回目の照射を受けた。照射する方も、される方も慣れたもので・・「これで終りかあ」と想いながら・・変かもしれないが、妙に名残惜しい。そして、無事に16回の治療が終わった。
看護師やスタッフに丁寧にお礼を言って、重粒子線医学センターを後にした。


その後、大学病院の重粒子線外来で、採血・採尿・尿の勢い検査・残尿検査をしてから、医師の診察を受けた。尿の勢いは、治療前より弱くなったが、残尿はなかった。
診察は特に異常はなく無事終了し、次回予約は1ヶ月後である。


俺の前立腺癌は、本当に治ったのだろうか?特に痛みがなかっただけに、患部はどうなったのか、よくわからない。
照射した部分に再発はないと言うが・・
最善な治療だと判断して重粒子線照射をした訳で・・「これで大丈夫だ!これで治った!」と、自分で思い込むしかない。

治療中、会社を1日も休まなかった自分を誉めてやろう!
さあ~!1ヶ月間、会社にも迷惑を掛けたので、また頑張るかあ~!


《追伸》
私はたまたま、先進医療特約の付いた保険に加入していたので、この重粒子線治療費用は、保険で賄うことができた。
保険請求用の診断書は、最終日に病院窓口に申請すると数週間掛かる。

《追伸2》
え~と・・とりあえず、重粒子線治療の最終日まで書き上げることができました。
今は、すでに治療を終えて、4ヶ月以上経過しています。
一昨日はゴルフに出掛けるほど、元気です。
治療後の定期診断や体調について、もう少し書いてみたいと思っています。
よろしくお願いします!!

重粒子線治療・・15日目(副作用について)

2013-09-15 22:37:00 | 日記
早いもので、照射15回目を迎えた。
治療はいつもの通り無事終了した。俺は手の掛からない優秀な患者かも??

この時期の副作用について書いてみたい。

①体のだるさ
特に照射を始めた数日間が辛かったが、そのうちに気にならなくなった。

②肛門奥のヒリヒリ感
これも照射開始した直後から奥の方にヒリヒリするような感じが続いていた。これも暫くすると慣れてくる。ただ、硬い椅子に座っていると鈍痛があるので、ドーナッツ座布団があるといい。

③排便回数の増加
②のヒリヒリ感の影響もあり、何となくスッキリしない。腸に負担を掛けないように下剤を飲んでいるせいもある。便意とヒリヒリ感が入り雑じり、1日に数回トイレに行きたくなるが・・あ~あ、スッキリしない。

④排尿回数の増加
夜のおしっこの回数は、照射開始後は少しづつ増え、ピークで夜3回くらい起きる日が暫く続いた。寝不足ぎみになっていた。それも、少しづつ改善される。

⑤ストレス
丁度、仕事が忙しい時期であったため、1日も休まず出勤した。そのストレスのほうが大きい・・癌を考え込む暇がなかったことが良かったかも・・今できる最良の治療をするしかないと割り切っていた。

⑥ホルモン治療の影響
更年期のおばさんになるようなもので、突然のホットフラッシュが厄介だ。
体毛は元々薄いほうだが、ほんとに綺麗になった。頭の毛は、増えると期待していたが、ほぼ変化なし・・・残念だ・・

⑦体力
重粒子線治療で体力を失うことはない。ただ、私の場合は12kgの減量し、照射期間中は運動も禁止されていたので、筋肉は落ちた。

『追伸』
今は治療を終えて、4ヶ月経過したところである。体調は良好・・酒は毎日晩酌、週1回外で飲む・・飲み過ぎると肛門の奥が多少はヒリヒリ・・下剤を飲んでいるので、排便は2回・・夜のおしっこは1回・・
そろそろゴルフをしろと外野がうるさいので、最近やっと練習を始めたところです。

重粒子線治療・・14日目

2013-09-14 12:30:00 | 日記
2週間振りの更新です。
書く気が無くなった訳ではないんですが、平日は仕事で?忙しく・・休日はたまたま忙しく・・久しぶりの更新になりました。
この2週間、平日は1kg痩せ・・休日は1.5kg肥り・・頑張ってリバウンドに耐え・・でも・・耐えきれず・・少し肥りました・・あ~あ
お好み焼きが影響したか?・・旨い!!



さて、そうです治療14日目でした。
その日は、お日柄もよく・・・
一番美人の看護師○○さんが担当でした。(^-^)
この頃は、ガスの排出も上手くなり、照射は一発OK!・・でした。
○○看護師から『あと2回になりましたので、最終日のスケジュールを説明しま~す!!』
・・・それが・・・妙に丁寧・・細かい・・親切・・ホントに有り難い・・
多分、高齢者向けのマニュアルがあるのだろう・・よく出来てる・・でも・・俺って、やっぱり高齢者かあ~~?

このセンターの方々は、病院とは違い、明るさと落ち着いた雰囲気を意識されているようで・・・患者はみんな癌患者で・・何となく仲間?意識みたいな・・静かにみんな耐えてる。
俺も静かに慌てず騒がず、明るい癌患者でありたい・・

治療後、地元○○病院の○○主治医のところに出掛けた。
丁度3ヶ月前に注射したリュープリン(ホルモン治療)の効果が切れるため、追加で1ヶ月効果がある注射をしてもらう。
○○医師から治療の状況を色々聞かれる。医師として興味があるようで・・あれやこれや・・
肛門の奥の鈍痛について話をしていると・・『う~ん・・焼けてるんだなあ』
成る程、『焼けてる』・・かあ~・・言い得ている!・・確かにそんな感じだ。

あと、2回かあ~
名残惜しい・・ような・・