Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

Boast

2006-01-19 | Weblog
一昨日はオークランドブルースの練習見学。
そして昨日は同チームの飲み会(一応メディア招待パーティーということだったが単なる飲み会)に出席。
そこではカネカ時代のチームメイト・ストローンや、元ワールドのルア、ヘレンズビルプロップのマイクに会うことが出来た。
さて、一流選手たちを目の前にし、彼らの筋肉を観察。
もう職業病と言っても過言ではない。
先週、競馬に行った際もオッズなどには目もくれず、パドックで馬の筋肉を観察していた。
僕の筋肉予想はかなりの的中率で、オッズや過去の戦績に関わらず「当日の筋肉」のみの予想は僕の財布を豊かにしてくれた。

話は横道に逸れたが、ブルースの選手の筋肉と自分の筋肉の違いを観察し、今季鍛えるべき筋肉をメモる。
特筆すべきは彼らの僧帽筋。
見事に隆起した彼らの僧帽筋は登山家達を唸らせる。
あの強烈なタックルは、この僧帽筋なくしてありえない。
僧帽筋なくしてタックルなし!
今季の公約にしようと思う。

タックルだけでなく、ロングパス、ジャッカル、スプリント等、全てのラグビー要素に絡む僧帽筋。

そしてとにかく腕が太い。
「ま~!くるよちゃん、こんなとこから足だして!」
いくよ師匠の言葉が頭をよぎる。
僕もTシャツの袖から足を出したいものだ。
前足と呼ばれるように努力しよう。
「これ前足やったらこうやって歩かなあかんがな」
「え?そんなん出来るんですか?」
吉本新喜劇の掛け合いが頭をかすめる。
こうやって関西人は幼い頃から上腕二頭筋を鍛えるべくサブリミナル効果を与え続けられて育つのだ(嘘)。

今日はタカプナの練習。
練習後に早速ジムで実践に移す。
僧帽筋と上腕二頭筋と三頭筋を破壊し、超回復を促す!

さて、余談はこのくらいにし(え!長っ!!)本題に。
昨日のメディア対応という名の飲み会で、弊社編集がインタビューを行っているのを横で見ていた僕は、その選手から逆取材を受けた。
「昨シーズン、試合しましたよね?すっごい足が速かったのを覚えてる!」
彼はノースハーバー地区優勝のメッシー所属フルバック。
昨年のヘレンズビルはメッシー相手に1トライ差の激戦の末敗れた。
「今季もやりますか?」
の質問に、今季はタカプナでプレーすることを告げると嫌そうな顔をし「メッシー
においでよ」と誘ってくれた。
同じことをセンターの選手にも言われた。
タカプナとメッシーは昨季決勝で戦った敵同士。
今季も優勝候補の2チームに違いはない。
僕は「今度はグラウンドで会おう」とクールに決め、バーを後にした。
足取りはスキップだった。



写真はTASESA LAVEA
POSITION: First Five Eighths
CLUB: Waitemata
PHYSICAL: 1.76m; 87kg
DATE OF BIRTH: 10/10/1980, Taihape