Road to NORTH HARBOUR STADIUM

NORTH HARBOUR STADIUMとは州代表の本拠地であり、クラブ選手権決勝の地である

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2006-08-11 | Weblog
昨日の練習は見学のつもりで行った。
ホームグラウンドでの練習は最後になる。
メンバーは火曜の時点では未定だったが、もう決まっているだろうと。

私服のまま、練習を見学。
するとコーチが着替えろと。
まだウイングが確定しないらしい。
理由はザーが入れるかどうか、マカの怪我の状況など。
僕はスパイクに履き替え、練習に参加。
ノースハーバー地区のプレミアで現在練習しているのは2チームだけだ。
そこに日本人がいる。
NZに単身乗り込み、すでに2シーズン目が終わろうとしている。
僕が残した結果はたいしたものではなかったけれど、日本人の代表として、恥ずかしくない態度で最後まで臨めたと思う。
明日の決勝戦。
12時半に最終メンバーが決定する。
キックオフの2時間前まで気が抜けない。

昨晩、地元大学のパーティに呼ばれた。
昨年留学に来ていた友人が夏休みを利用して帰ってきていたのだ。
久しぶりのメンバーと初顔に囲まれ、僕も楽しい時間を過ごせた。
楽しい写真が何枚も撮れた。
ここでアップしたいが、本人の名誉のため控えることにする。
ただ、今まで作り笑顔が苦手だったが、これからの僕の写真は素敵な笑顔で写れると思う。
それはあの顔を思い出しての思い出し笑いである。

それにしても、高校を卒業して海外の大学に進むなんて、18の頃には考えも付かなかった。
僕が18の頃なんて毎日毎日「ヒロタのシュークリームのチョコ味って最高やと思わへん?」と友人・家族が「う・うん」と渋々納得するまで説き伏せていたものだ。
そんな年齢で海外の大学なんて・・・

ただ、留学にしても、ワーホリにしても、遊びだろうと仕事だろうと、それが日本の大学であろうとも、日本の企業であろうとも、全ての行動に責任を持って欲しい。
海外ならば尚更だ。

日本から一歩外に出ると、今まで意識しなくてすんだ問題が多く発生する。
自分が日本人であることだ。

海外の人がイメージする日本人とのギャップを良い意味でぶち壊し、良い意味で踏襲しなくてはならない。
日本人て恥ずかしがり屋で縮こまり・・・そんなイメージはパーティで一発芸でもして取っ払ってしまえ!
日本人はどうせ文句も言えずにイエスマンばかり・・・そんなもん、必死で勉強して英語を身につけ堂々と自分の意見を主張するのだ!
日本人は勤勉で真面目・・・やつらの想像をはるかに上回る勤勉さと真面目さで勉強だろうと仕事だろうと、誰よりも素晴らしい結果を残してやれ!

海外に出たら、国籍は絶対に聞かれる。
「日本人です」
その言葉の重みに気づかなくてはならない。
なんでもかんでも画一的に判断は出来ないが、イメージというのはある。
差別がなくならないことがそれを証明しているではないか。

これからもっともっと多くの若者が海外に進出するだろう。
素晴らしいことだと思う。
すでにその先駆者である我々海外組は、後進達のため、日本人の誇りのため、課せられた仕事は多い。
※八田與一のような大きなことは出来なくても、海外に出て挑戦する日本人達は毎日毎日人と会い、話し、様々な感情や行動でもって、日本人ここにありと見せ付けて欲しい。
大きな結果は難しいかもしれないが、現地の人に愛され、可愛がられることが、海外にでる日本人といて最低限の義務であり責任だ。


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※八田與一
大東亜戦争当時、疫病と干ばつで人の住めない土地として中国からも見放された台湾に生涯をささげた明治の土木技師。
台湾が親日的なのは彼の功績に他ならない。

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