goo blog サービス終了のお知らせ 

地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

祝RP誌増刊号発売・京阪旧塗装車快走!

2009-07-22 17:41:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 先日の関西出張鉄で撮影した膨大なカットのうち、果たしてどの路線のどの車両からアップして行こうか……と悩みまして、取りあえずは一点ものの特急車両のカットをご紹介したわけですが、本格アップはやっぱりRP誌の京阪特集発売を記念しまして、大和田で撮影したものをお楽しみ頂きましょう。いや~、京阪特集の発売予定をすっかり忘れていまして、今週に入って定期号と同時に発売になっているのを見つけて思わず驚喜……ということで (笑)。
 先週金曜日の京都での用務を終えた後は午前零時過ぎまで関係者どうしで飲み、せっかく京都駅前のデラックスな宿に泊まっているのに余り部屋でゆっくり出来ず勿体ない……と思いつつも、撮り鉄の道に徹するため午前7時にチェックアウト (^^;)、まずは山陰線でフィーバーしたのち (そのうちアップします) 103系で一駅のみ乗って東福寺へ向かい、京阪で大阪方面へ移動~。その際にはまず丹波橋から新3000系の快速急行に乗り、余りにもデラックスで快適な車内を堪能し、さすがおけいはんは違う……という満足に浸ったのち香里園で区間準急に乗り換え、お手軽ベスト撮影地の大和田に向かった……ところまでは良かったのですが、あれれ……何故淀屋橋方の先端にはこんなに三脚や銀箱を持った撮り鉄が殺到しているのか……(@o@)。半年少々ぶりの京阪をのんびりまったりと楽しむ当てが外れて思わず愕然としてしまったのですが、どうやら先週土曜日は毎年恒例となっている「トーマ○電車」の今年のバージョンの初日だったようで、ト○マスには全く興味のない私は貧乏くじを引いた気分に……(苦笑)。そこで、明るい曇りだったこともあり、淀屋橋方で撮るのはさっさと止めにして出町柳方に移動したところ、ぬおぉぉっ! 旧塗装の3並びを撮影することが出来ました (^O^)。既に新塗装が増えつつある中、旧塗装だけの3並びは貴重となりつつあるわけで……「新塗装も良いけど旧塗装もね♪」という日和見な私は思わず小躍りしてしまったのでした (爆)。



 1枚目のカットは、2400系と5000系という割とレアめな車両の旧塗装ばかりが揃うという奇跡的な (?) シーンとなりましたが、そこそこ本数が多い2200系の旧塗装車も勿論堂々とやって来ております~。いや~、この古き良きスタイルも、塗装変更が終了するまでに少しでも多く撮り貯めておきたいところですね。
 そんな京阪の卵形ボディ車といえば……先日発売となったばかりのマイクロエースN模型は、個人的には眺めて良し、走らせて良し……という感じで、実に絶妙な出来映えだなぁと思っております (*^^*)。1980年代に入ってからの新造車である2630系ではなく、ガイコツ形テールライトを装備した2200系初期更新車バージョンを購入したのですが (画像はガイコツテールではなくてスミマセン ^^;)、さっそく手持ちの京阪8000・新3000系と競演させてみたところ、むふーん……自宅にいながらにして気分は京阪の複々線区間……(笑)。これから先、恐らく新塗装バージョンも発売されることでしょうが (その前にGMも新塗装で卵形ボディを生産すると予告していませんでしたっけ……こりゃ京阪模型祭り勃発という感じですね。笑)、個人的には2600系の正面2段窓バージョン・旧塗装の発売も非常に強く期待したいところです。
 とまあこんな感じで、晩飯にビールを飲んで酔った勢いで (爆) 個人的な思い入れを炸裂させた記事になってしまいましたが (^^;;;)、これから酔いが覚めたらRP誌京阪特集を熟読玩味することにします。既に帰りの電車の中でパラパラめくった大雑把な印象としましては……いやはや、京阪という会社が如何にファン・沿線民思いの会社であるかということがひしひしと伝わってきます。とくに、社史に関する部分を読んでいたところ、何と会社創立委員の中核にいたのが日本資本主義経済の祖・渋沢栄一翁だったとか……。そして、渋沢翁が掲げたモラルエコノミーの思想を今でも京阪が遵守し、かつ日々新たに発展させていることが、あの洗練されスピーディーで快適で、かつ古き良きものも大切に使う社風につながっていることが改めてよく分かった次第です。何はともあれ見どころ満載の一冊ですのでオススメですね~♪
 

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しゃろーし)
2009-07-22 22:23:34
こんばんは、しゃろーしです。あらら、18日、大和田駅大阪方先端に私、居てました。もちろんトーマス狙いで・・・・。おっとっと様にはご関心がないであろう事が伝わりますが、一言だけ・・・、
 私もおっとっと様と同年代か少し上の世代かもしれませんが、幼稚園児の頃は親に嫌というほど「トーマス」の絵本を読ませてしまった愚か者です。実車主義云々というのもよく理解できます。ま、でも鉄趣味の「導入部分(きっかけ)」はあくまで「トーマスの絵本」なのです。そういう諸兄も私だけではないと思います。毎年違うデザインで登場させ、沿線の子供たちに応援してもらって、その子供たちも将来の鉄趣味界の一端を担うことになるのです。このこともおっとっとさまのおっしゃる「京阪という会社が如何にファン・沿線民思いの会社である」ことの現れの一つではないかと思います。
 見方を変えると、実車主義という視点からすると、新しいラッピング編成ができたことで、そのためにわざわざ「臨時特急」を運転するなんて、ほかの会社ではまずないです(せいぜい貸切くらい?)。
 ぜんぜん一言ではなかったですが、おっとっとさ間、お気を悪くなさらないでくださいね。「トーマス」ラッピングはほかのアニメや広告系のラッピングとは一線を画するものだ、そういうことを思う者も居るんだな、という程度で結構です。
 もちろん、新旧塗装の各編成をも撮影していたことにはおっとっとさまと変わりありません。京阪を撮影していてひとつ気になる点が・・・
 京阪の乗務員さんのカバン、でかくね~?行先表示機の上ってちょうどカバンを置きやすいのかと思いますが、貫通タイプの車両ではやたら目立ちますね。それこそイベント列車では配慮されているとは思うのですが、定期列車ではねぇ・・・。
 本当にお気を悪くなさらないでくださいね。これからも期待しています。ではでは。
返信する
Unknown (おっとっと)
2009-07-25 19:54:53
>しゃろーしさま
 こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
 18日は大和田駅の淀屋橋方先端にいらっしゃったのですか……。クールビズなスーツにアタッシュケースという格好の私は、三脚や銀箱の皆様の熱気に気後れしまして、だいぶ後ろの位置から8030を撮っておりまして、その後萱島方に移動、11時8分の電車で淀屋橋に移動してしまいましたので、多分お気づきではなかったかと存じます (笑)。
 ま、私は単にラッピング趣味がなく、ト○マスも子供の頃から顔がコワくて興味がないというだけですので、多くの老若男女が楽しみにしているト○マスラッピングを毎年施して御披露目運転をする京阪という会社は、やはりファン・沿線民思いなのだろう……という点では全く同感でございます。
 京阪の乗務員カバンですが……いやいや、他の私鉄も結構デカイいところも多いような気がしますし、個人的な柄つきサブバッグをデンと置いてしまっているため、撮っていて思わず「アチャー!」と叫びたくなってしまう運転士氏もおられます。小さめなアタッシュケースを横に倒して置いて頂ければ個人的には御の字ですね (笑)。
返信する

コメントを投稿