新古今和歌集の部屋

式子内親王集 山家の道


正治二年後鳥羽院初度百首 287


我が宿は

 つまきこり行く

        山賤の

        しば/\通ふ跡ばかりして

読み:わかやとはつまきこりゆくやまかつのしはしはかよふあとはかりして 風雅集

意訳:私の家はもう木こりがしばしば妻木を苅って通って行く道ができているだけで、誰も訪れる事はない。
屡々と柴の掛詞

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