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いま思うこと〜覚え書き②

2022年09月23日 | 目覚め
Facebook、2022年4月1日にあげた記事。

勇気がいったが、思い切って記事をあげた。

夫が旅立った日の晩から、ミディアムシップで夫とはコンタクトを取り続けた。
そのやり取りがベースとなって、ワークショップの開催に繋がった。

私にとっては、目覚めに導かれた大きな出来事。

亡くなった夫からもらったメッセージは、今も時折読み返す。
年月を重ねるほど、彼の言葉がより深く入ってくる。

旅立った夫を愛し続けることと。
私が生きているこの世界で、また誰かを愛することは、全く違うことだと
今のパートナーとの関わりを通して実感する。

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私達は皆、本当の自分に戻る旅の途中なのだと思う。

その旅路において、パートナーシップはとても大きな力を発揮してくれる。

相手を通して自分の中の様々なものがあぶり出されてくるから。
嫌でも自分と対峙しなければならなくなるし、自分からは逃げられないから。
(逃げることの是非はここでは問わない)


昨日まで隣で笑っていた大切な人が、
次の日にはこの世界にいないという体験は、やはり私を変えた。


パートナーとの間で、私はどうしたいのか…。
どんな理由があったとしても、自分を誤魔化すのはもう嫌だった。

ただその瞬間瞬間「私」でいたいという想いだけだった。


かつての私は、あの手この手で相手に自分の自信の無さをうめてもらおうとしていた。
でも今は、パートナーを通して常に「新しい自分」に出逢い続けている。

同時にそれは、過去の私から解き放たれて自由になるということでもある。

愛される為に何かをする。
何かをしなければ愛されない。

そのような観念は壊れた。


一人でいても彼といても、ベースとなる安心感は変わらない。
一人で過ごす時間は、どちらかと言うと静的な時間。
彼と過ごす時間は、動的な時間。

どちらかだけに偏らず、その間の揺らぎの中にいることがお互いに心地いい。

不安や危うさを含んでいない揺らぎは、気持ちの余裕に繋がるようにも思える。

怒る時は怒る。
泣きたい時は泣く。

命の営みの中、自然に湧き起こるものを抑えることなく表現する。

心にわだかまりがない状態になると、生きることそのものが楽しくなる。

自分の命を輝かせるのは、自分にしか出来ないことだし、
それをやりたくてここにいるんだと思う。

それを、一緒にやってくれる相棒がいれば、こんなに心強いことはない。



いま思うこと〜覚え書き①

2022年09月23日 | 目覚め
Facebook、2022年3月30日にあげた記事。

今年3月26日に、私は54歳になった。
夫が突然旅立ったのが、52歳。

この世に生きていたら、歳を重ねるのは当たり前だけど、
こうやって私は、夫の年齢を超えていくんだなぁと思った。

誕生日をむかえて、ひとつの区切りを感じた。
Facebookにこの記事をあげるかどうか、かなり迷った。
勇気がいった。

でも、私の人生。
思い切り生きると決めた。
覚え書きとしても残しておきたくて投稿した。

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人生において。

どんな出来事があっても。
求めてやまないものがある。
突き動かされることがある。


私にとってそれは「深い愛で繋がる」ことであり、「伝える」ということ。


夫の突然死によって49歳でひとりになった。

強制シャットダウン。

ありとあらゆる感情体験をした。

再び立ちあがるまで時間はかかったけど。
私にとって何十年にも匹敵するような濃くて深いものだった。

離婚も再婚も死別も体験した。
私に残された時間なんてわからないけど、ひとりで生きていくしかない…。
そう思った。

夫の3回忌の1ヶ月後に、義父も旅立った。

お通夜の席で義母が
「まだ若いんだから好きな人を見つけて結婚しなさい」と言ってくれた。

いったい何を言うんだろう…とその時は思った。

その場で、亡き夫の幼なじみが名乗りをあげてくれたがお断りした。


一方、父と別居して20年近くになる母は
「一人はやっぱり気楽よ」「自由はお金では買えないわ」と言う。

私もそうだねと答えたし、実際にそうかもしれないとも思った。


でも…自分の人生を本気で考えた時。

深く愛し愛される体験をしたいという想いが湧き起こった。

そんな想いを抱いた自分に対して。
「こりない奴」と嘲笑った。


ごまかすのをやめた時。
神様は願いを聞き入れてくれた。

本音でしか向き合えない人を用意してくれた。

それまでとは何もかもが異なった。
「嫌われたくない」という思いから、表面上だけ取り繕ってもすぐに見抜かれた。

徐々に「偽りのない私」であることに導かれていった。

彼との関わりを通して人に見せたくないところ、
自分も見たくないところが何度も浮かび上がった。

自分を信じるとか、彼を信じるとか、そういうことではなく。

もっと根幹の大きな流れを信じ続けることを求められた。

どれだけ愛を開いていくか、それだけだった。


いつしか、彼の存在を通して
「自分の命のかがやきに触れていく」
という体験をさせてもらっていることに気づいた。

思い描いていたシンデレラのストーリーとは、ずいぶん違っていた。


時計が12時をまわって魔法がとけてしまっても…。

私はそこにとどまることを選んだ。

綺麗なドレスも、ガラスの靴も消え去った。

そのままの私は受け入れられた。