
大安吉日、祝上棟!
本日は風もなく、建て方日和の一日でした。

土台の上に1階柱を配るところからがスタートです。
大工さんが手際よく工事を進めていきます。
建て方は、大工さんだけではなく、レッカー屋さんの荷揚げの技術も見ものです。
材料を上げ下げする際、慎重な中にもスッと上げて、ピタッと止める。旋回しながら、親を起こしながら、巻き上げる。これぞプロ!というレッカー歴35年以上の技術に、安心して大工さんたちが仕事を進めていきます。
1階の柱・梁を組み上げ、金物を締めて、お昼頃には2階の床となる剛床を並べていきます。
2階床が剛床のおかげで、2階柱・梁、小屋組み等、工事を安全に進めていけます。

これが昔の木造(約20年前)では、2階床組は根太と合板が一般的でした。
昔の2階床は、建て方の日には行わず後日の工事になりますから、
当時の建て方時、特に2階の梁上での作業等は今よりもかなり命がけの仕事でした。
職人の皆さんには感謝ですね。
各専門業者、一人ひとりの力で家づくりは出来上がっていきます。
工事を最初から最後までみていくと、家は『手づくり』というのがよくわかります。
今も工事現場は、気を付けなければならないことはたくさんあります。
安全第一で完成までしっかりと進めていきます。