『高気密高断熱で自然素材の家が好きな一級建築士のブログ』

茨城県取手市 シンク設計事務所 辰野峻也のブログです
これから家づくりをされる方の役に立つ情報をお届けします

ダブル断熱の家にセルロースファイバー

2024年04月12日 20時35分57秒 | 高気密高断熱の家
気持の良い春ですね^^
少しずつ現場のことを書いていきたいと思います。

現場の施工状況ですが、外断熱の断熱材は旭化成のネオマフォームを採用し施工が完了しました。
こちらの建て主様は、壁内の断熱材はデコスのセルロースファイバーを採用しています。
セルロースファイバーは断熱材として優れているのはもちろんですが、防音性にも優れています。
専門の職人さんは柱と間柱の間にパンパンにセルロースファイバーを詰めていきます。
パンパンに詰める理由は、長期的にも断熱材が落ちてこないようにするためですね。

天井と基礎断熱は、ウレタン吹付断熱になります。
ウレタン断熱は気密性に優れています。

勾配天井のあるリビング、完成が楽しみですね。







冬季の住宅リビング、全国の平均気温は?

2023年01月25日 23時57分58秒 | 高気密高断熱の家
本日から10年に一度レベルの寒波が来ていますね。
テレビからは各地での厳しい寒さの中継が流れてきています。
茨城県取手市、我が家の室内外温度計でも、今朝の外気温は-2℃を指していました。
早朝の-2℃くらいならよくあることですが、日中も最高は1℃までしか上がらず、おまけに強風であったために現場まわりで外に出たときはかなりの寒さを感じました。

最強寒波到来ということで、昨日の朝のテレビ番組、モーニングショーで日本の住宅について特集になっていましたので紹介します。
連絡をもらってTVをつけましたので途中からですが、トップの写真にあるように、全国での冬季のリビングの平均室温が出ていました。
先進国の中で日本は、特に家の〝室温が低い・寒い〟ということが問題視されている状況です。
WHO(世界保健機関)では、冬期の室温を18℃以上に保つことを推奨しています。
それに比べてトップの写真を見ていただくと、各地でリビングの室温18℃を下回っているところがほとんどなのがよくわかります。
茨城県も16.4℃と達成ならず。
18℃以上を達成しているところは、赤いところの北海道、新潟、千葉、神奈川、静岡の5つの道県のみでした。北海道は全国最高で19.8℃と断トツです。全国最低は香川県で13.1℃でした。
昔から北海道の住宅は暖かいと聞きますよね。



寒い家の一番のリスクといえば、やはり命に係わる問題、ヒートショックでしょう。
年間、交通事故で亡くなる方は4000人程度に対し、入浴中の心肺機能停止ヒートショックが原因で命をなくす方は、20000人ほどで交通事故の4~5倍の数といわれています。
リビングの室温18℃を達成したとしても、寝室や脱衣所でも18℃以上であることが望ましいのです。

他にも、高齢者の血圧の上昇や子どもの気管支ぜんそくのリスク、介護にも影響があるなどが紹介されていて、介護については初耳でしたので興味深く拝見しました。









なぜ日本の住宅は寒いのか?問題。
皆さん、おおよそ分かっているように、今までの日本の断熱基準、茨城県の場合はUa値0.87が最低ラインで、欧米の断熱基準Ua値0.4前後と比べ、圧倒的に〝断熱〟が足りていないことにありました。
また家の隙間を表す〝気密〟に対しては、そもそも今でも基準すらありません、というのが現状です。

断熱に関しては、断熱材をたくさん入れれば解決と思いがちですが、実際の家の性能については、隙間を小さくする〝気密〟がたいへん重要です。
どういうことかというと、服で例えてみましょう。ダウンジャケット思い浮かべてください。着ていても前のジッパーをしっかり閉めなければ腕や背中は暖かいかもしれませんが、寒波が来ているような寒い日では開けたままでは寒いままです。熱を逃がさないように首元までジッパーを閉めるとかなり暖かくなります。隙間を無くすことが大切です。
同じように、バケツの場合はどうでしょうか。バケツに水を入れ溜めておきたくても、バケツに穴が開いていたり割れていたのでは水はどんどん流れ落ちてしまいます。

家の場合は、隙間があるとどうなるのかというと、冬に暖房器具で暖められた空気は性質上、上のほう(天井や2階のほう)に行きたがります。そのとき家に隙間があると、床に近い下のほうの隙間からは冷気が入り込み、家の上のほうの隙間からはせっかく暖められた空気がどんどん抜けていってしまうのです。
これにより床が冷たいということになり、部屋の上のほう(頭上)が暖かいということがあったりします。
断熱・気密がしっかりされていない家の場合は、吹抜を設けたりリビング階段を採用するとこのようなことが起こるので、吹抜けやリビング階段の家は寒いと言われる方がいるのです。
しかし、高気密・高断熱の家はこういうことにはなりません。暖かい空気は性質上上に行きがちですが吹抜けやリビング階段であっても、エアコン暖房で1階の床のほうまでしっかり暖かくなります。
実際に、我が家の冬のLDK勾配天井の大空間の室温は20~26℃の範囲で暮らしています。暖房は薪ストーブになりますがうまくサイクル運転できるとだいたい22~24℃くらいで生活できます。

家で暖かく暮らすために大事なことは、暖房設備をどうするかということより、新築時にいかに家の隙間を少なくして家づくりをするか、ということのほうが重要です。


日本では昨年、2022年にようやく断熱等級の新設がありました。
2022年4月に等級5が新設、2022年10月に等級6・7が新設されています。
なんとこの等級追加は23年ぶりのことでした。






茨城県はほとんどが5地域に該当し、高気密・高断熱の家づくりとして目指すべき等級は等級6のUa値0.46以上が最低と私は考えます。

↑ 過去記事になります

シンク設計事務所では、Ua値0.46~0.34を標準目標として家づくりを行っています。
家のすき間値、C値は0.2以下を目標値として、気密測定は全棟行います。









北海道では暖かい家が定着しています。
冬季のヒートショックも北海道は死亡率が最低レベル。
茨城県は全国で二番目に多い数字になっています。
この研究データからも、家の性能がいかに大切かがわかります。

新築で家を建てるときに、「デザイン重視」や「価格重視」のみで選ぶということは、自分から性能の低い家を選んでいることになり兼ねません。

今は賢い建て主になれば、高気密・高断熱の性能の良い家は建てられます。

私が小学生のときは、周りで半袖半ズボンの子がいたりしました。各学年一人とまではいいませんがそういう子が皆さんの周りでもいたのではないでしょうか。僕も小6の冬は友達を真似して半ズボンで通った記憶があります。笑顔
冬は寒いもの、寒さを我慢することが美徳とされてきたような感覚がありますが、そういう時代はもう終わりです。

寒い家は、高齢者は命に係わり、子どもにもリスクがあります。
様々なリスクを考え、暖かい家で暮らしていくことは贅沢ではありません。

これからも一級建築士として高気密・高断熱の家づくりを行っていきます。
また自然素材の木の家づくり、原価で建てる家づくりを行っていきます。




水回りの床に炭化コルクを採用、内装を自然素材で健康住宅に

2022年09月24日 20時46分39秒 | 高気密高断熱の家
つくば市『開放感のある庭とつながる家』は、大工工事が完了し、最後の仕上げの内装工事の段階です。
内装の仕上げ材「素材」選びでは、各所に自然素材を希望され、ふんだんに採用されています。


基本になる床は、水回り以外のすべての床に無垢フロアーあづみの松を採用しました。
長野信州の国産材になります。あづみの松は、目がキレイで優しい雰囲気が好きです。温かみは十分にありますから冬も裸足で大丈夫です。


水回りの床には、東亜コルクの炭化コルクを採用。
トイレ2か所、洗面室、脱衣室に敷き詰めていきます。炭化コルクは、住宅ではなかなか聞きなれない素材ではありますが、メリットがたくさんあります。まず第一に、なんといっても「天然素材100%」の自然素材、健康素材です。何らかのアレルギー症状をお持ちの方や小さなお子様にも安心できる優しい素材になります^^。また、コルクですから温かみもあります。熱伝導率は0.041W/mKと、グラスウールK16並の性能があるそうです。(メーカーHP参照 http://www.toa-cork.co.jp/faq/commodity.html
さらに、自己給放湿の特性により、調湿性能で結露の発生を抑制、異臭のもとを吸収する消臭効果もあるようです。良いことばかりですね^^

デメリットを探してみると、素材としてはないように感じます。しいてあげるなら価格のところかもしれません。シンク設計事務所では水回りの床はサンゲツフロアタイルが標準仕様です。それと比較すると施工費込みでは3倍ちょっとかかります。ですが水回りは面積が大きいところではないので、気に入れば採用も良いのではと思います。


壁は、玄関、ホール、LDK、洋室2部屋に珪藻土塗りを採用。
左官屋さんがコテで丁寧に仕上げます。本日は、下地処理をし、下塗りの施工をしていました。仕上がりが楽しみですね。


『開放感のある庭とつながる家』はダブル断熱+樹脂サッシ仕様でUa値は0.32。
気密測定結果の家のすき間値C値は0.10でした。

設備面では暖房には、床下エアコンを採用、冬はすべての部屋でより居心地の良い暖かい空間になります。

6.21kwの太陽光パネルを屋根に乗せ、9.5kwhの蓄電池も採用しています。自家消費率あげることが目的でちょうどいいところを考えています。

性能にも設備にもこだわりのある住まい。仕上がりが楽しみです。
いつもありがとうございます。






大安吉日、太陽光発電と蓄電池を設置

2022年03月26日 00時59分45秒 | 高気密高断熱の家
現場の段取りや、打ち合わせの準備、無事引渡しもできたり、新しい現場が始まったりで色々動いておりました。
戦争が始まってモヤモヤして、なかなか書く気になれないところに大きな地震でした。
やはり私たち建築士にできることは、安全な建物、安心できる建物を造ることが使命であると感じます。
冬が終わり暖かくなって春本番はもうすぐそこですから、元気よくいきたいところです。

さて、我が家は5月で築丸7年を迎えますが、昨日、太陽光と蓄電池を設置しました。
太陽光に関しては長い目をみるとお得になることはわかっていたのですが、私のこだわりシルバーの屋根が隠れてしまうということや、処分の際のこと、パワコンが壊れないか等を理由に見送っていました。
ですが前先生や松尾先生の本を読むことで、太陽光発電にも興味が出てきたところに、2年程前くらいでしょうか、よく話を聞くようになったのが蓄電池です。
昨年の秋くらいに、太陽光の工事の際はいつもお世話になっている専門業者さん、タイショーさんから太陽光と蓄電池「全負荷型」の説明を受け、一気に興味が沸いてきてしまいました。
太陽光発電は、電気の先払いという認識です。
思いきって設置に至りましたので、今後はこのブログの中でも使用感や設置前、設置後の意識的なことなどを記事にしていけたらと思っています。


それから、松尾先生の本が建築知識ビルダーズさんから出版されましたね。
YouTube等で勉強されている方は今までの話をまとめた感じです。
これから家づくりされる方で勉強したいという方は、家の性能の重要性がよくわかる本になっています。
もうすでに建ててしまった方は見ないほうが……という内容です。
やはり木造住宅は、構造が安全安心な建物であることと、それから断熱性能、気密性能が重要であると思います。

30年後、50年後にこの家を建てて良かったと思えるように、本物の性能の良い家を建てましょう。
シンク設計事務所は、今後も分離発注で原価で建てる家づくりを行っていきます。




真夏の空とヤシの木が似合う住まい

2021年08月04日 16時07分11秒 | 高気密高断熱の家
真夏の晴れた日に、外観の竣工写真を撮ってきました。
建て主さんの家づくりのテーマのひとつは、「ヤシの木が似合う家」。
実際に完成した姿、いいですね(笑顔)

屋根は平板瓦、外壁の素材はジョリパットと信州の松です。
庭とつながる土間があり、内と外がつながるような間取りとなっています。
その他にも建て主さんの拘りがたくさんあり、住んでみたい家ですね。

私たちのオープンシステムの家づくりは、住んでみたい家ばかりです(笑顔)
自分の家づくりは1度きりですが、建て主様の家で、自分も住んでみたい家づくりをすることができるので、建築に携われる私たちは幸せです。
いつもありがとうございます。



『庭』で変わる住まいの楽しさ

2021年06月30日 17時31分07秒 | 高気密高断熱の家
先日、梅雨の合間の晴れた日に、引越し後の外観写真を撮ってきました。
庭には、芝生とシンボルツリーを3本植えました。
3本とも比較的若い、同じくらいの株立ちの木です。
緑が入ると建物も引立ちますね。

お手入れは大変ですが、『庭』は家の雰囲気が一気に変わるところでもあります。
又、暮らしの環境として木を植えることは、こどもの情操教育にもつながります。
自宅の庭が、季節感や癒しのある空間になることで、豊かな心を育むことにつながります。

集合住宅では、『庭』のお手入れがなく手間がかからないところがメリットですが、
戸建て注文を選ぶ理由として、戸建て住宅だからこそ『庭』ができるとポジティブにいきましょう^^

最近は、芝のお手入れが大変ということで人工芝を敷かれる方も多くいらっしゃいます。
人工芝は手間も掛からず気軽に庭が楽しめます。
どちらが良いかはお好みで決められてください^^


↑引渡し前の竣工写真

建築士の仕事のひとつ、確認申請と長期優良住宅認定申請

2021年04月30日 18時26分50秒 | 高気密高断熱の家
ゴールデンウィークの連休前に、確認申請と長期優良住宅の技術的審査を検査機関に提出してきました。
↑写真の確認申請と長期優良住宅の書類みてください。
上にあるのが確認申請関係の書類で、その下のグレーのファイル、正・副でファイル2つになりますが、1つは500枚ほどの書類になってきています。
長期の認定をとる際はいつも感じますが、すごい量の書類です。
構造計算、外皮性能計算、維持保全管理など、確認申請には求められない必要書類が増えてきます。

確認申請、長期優良住宅の申請にいくまでには、プランの検討からはじまり、プランの決定、図面を描いて、様々な必要事項を検討して書類をつくっていきます。
これらを申請用書類としてプリントアウトして、まとめ上げます。
図面には捺印を押して書類をファイルにするのだけでも丸1日がかりなので、申請前は書類づくり含めてバタバタしています。

こちらの新たな現場がはじまるのは5月下旬くらいの予定ですね。
この土浦市の申請物件は、構造は命を守る「耐震等級3」、家の性能は健康で快適な暮らしができる「HEAT-20 G2」仕様となっております。
本物の高気密高断熱の家をつくるシンク設計事務所です。
現場の工程がスムーズにいきますように、しっかり工事監理していきたいと思います。





ホームシックstyle shop、『家具』で変わる住まいの楽しさ

2021年02月25日 00時35分49秒 | 高気密高断熱の家
先週土曜日から昨日までの4日間は暖かかったですね。日中は春のようでした。
週間予報では今日からまた寒さが続くようです。春は一気には来ませんね。
三寒四温のいま頃の季節、体調管理には気を付けたいものです。


さて、今日は『家具』についてのお話です。
先日、建て主様が「引越し後に家具が入りました」とのことで、お部屋を見せていただきに伺ってきました。

新築に合わせて、ソファーやダイニングテーブル等の長く使える家具を揃えたいという方は多くいらしゃいます。
家具についても、私たちが信頼しているインテリアショップがありますので、そのお店を紹介させていただいております。
どこのお店かといいますと、つくば市にあります『ホームシックstyle shop(スタイルショップ)』さんです。
店長の中村さんは、インテリア愛がとても高く、インテリアに情熱のある方です。さすがプロという提案もしていただけます。

今回は、建て主様が中村さんの提案を気に入り、TV台、ソファー、ダイニングテーブルチェア、照明器具、木製ルーバー、アクセントのリップタイル等を採用いただいたようです。
シンク設計事務所は、スタイルショップさんのご紹介をさせていただくまでで、その後はお店とお客様で直接、自由にお話しをしていただければと考えています。
建て主様のメリットとしては、設計事務所から発注する割引を使っていただいて、プロの提案が受けられます。
提案を受けなくてもいいよという方も、実際にみて気に入った家具、照明器具がありましたら設計事務所割引でご購入いただけます。質の良い家具が2割程度はお得に購入できますので、是非声をかけていただければと思います。

それでは、LDKに家具が入るとどのように変わるのか見ていきましょう。
今回は、引渡し前の写真と、引越し後の写真で比べていきたいと思います。

引渡し前
引越し後

↑素敵なダイニングテーブル、チェアですね。ペンダントの照明器具はルイスポールセンPH5。小上がり和室のプリーツスクリーンもいいですね。ラグとダイニングのチェアにアクセントブルーが入っていてセンスを感じます。
木製ルーバーによってつくられた光のストライプもいい感じです。
 
↓ソファーとラグの色が良いですね。壁のマスターウォールのリップタイルもアクセントになっていて素敵です。キッチン上のペンダントにもルイスポールセンのパークフースを採用しています。
ラグとダイニングチェアのブルーがあることで部屋が明るく、楽しそうに見えます。




↑住まいは『家具』が入ると一気に素敵になりますね!
お気に入りの家具を揃えて、素敵な空間で暮らしていけたら、家に居ることが楽しくなること間違いなしです^^
 

↑我が家の家具や照明器具も、スタイルショップでお気に入りを見つけましたよ。
オリジナルのウォルナットのダイニングテーブル、飛騨高山 木馬舎のキャップチェア、こども用の椅子トリップトラップ、ルイスポールセンのPH5等、他にも事務所用としてもお気に入りが見つかりました^^
家具好きな方、こだわりたい方は、スタイルショップへ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。きっと気に入る家具との出会いがあると思います^^






コロナ後の生活、コロナ後の家づくりに求められるもの

2020年09月05日 18時40分53秒 | 高気密高断熱の家
2020年ももう9月ですね。
今年は新型コロナウイルスによって生活がかなり変化しました。

以前は多くの人が、旅行へ行ったり、イベントへ出かけたり、外食や懇親会など、人が多いところへ出かけることが当たり前でした。
僕も普段は家で仕事をしているため、休日は公園やイベント等、出かけることが好きなほうです。

そこへ新型コロナでの外出自粛があり、家で過ごすことが多くなりました。

最近は、家で家族と過ごすなんでもないことが、かけがえのない時間だなと幸せを感じます。
外食もいいのですが、家で「今週は何をつくろうか」と休日の食事を考えることも楽しみになりました。
家の中で子どもたちとできることは、たくさんあります。
遠くへお出かけしなくても、今は近場で体を動かしたりすることが、最高のストレス発散法です^_^

コロナ後の家づくりでは、
仕事が出来る場所、こどもの勉強する場所、玄関近くの手洗い場、窓から見える風景などを求められる方が多くなりました。
リモートワークをする方でなくても、家で過ごす時間が多くなった私たちは当然、家で過ごすことに「快適」であることを求めるようなってきています。

家にいて「快適」な環境とは、どんな環境を思い浮かべますか?
「快適」な環境はちゃんとあります。
これは少し長くなりそうなので後日、記事にしていきますね。

また今後は、つい最近にもニュースでありましたが、
大きな企業が淡路島への本社機能を移転するなどのように、都心やステイタスのある利便性のある土地よりも、自然豊かで都市へのアクセスが重要視されるようになることもあるかもしれません。
このような考え方も、できる企業によっては良いのかなとも思います。

私たちの住まいへの考え方、住む場所、地価等も今後変化していくのかもしれませんね。
「快適」な環境になる家づくりに、高気密高断熱は不可欠です。
シンク設計事務所は、本物の高気密高断熱の家づくりをする設計事務所です。
気密が大切です。気密測定も行います。

写真は、もうすぐ完成予定の物件になります。
ヤシの木がシンボルツリーでいい感じですね。





引渡し前の竣工写真

2020年08月29日 19時10分43秒 | 高気密高断熱の家
今週も暑い夏でした。
来週は少し涼しくなるようで、夜エアコンを入れずに眠れる日もやってきそうです。
 
今週は引渡し前の竣工写真を撮ってきました。
つくば市の閑静な住宅街にある「中庭のあるつくばの家」です。
住宅が建ち並んでいますが、プライベート空間になる中庭が欲しいとのご希望で、お隣の2階から見えない高さで壁を設けました。
45帖程の広い中庭には、外に出られるドアも設けてあります。ドアの近くに大型の物置を置くスペースをとってあり、外で使う物はそちらに収納できます。
 
こんなプライベート空間の中庭で、季節の良いときはアウトドアBBQなんていいですね!
昼から始める?それとも夕方からにしようか??ワクワクしますね。

夕景
 
家づくりをしていると住んでみたいと思う家がたくさんできます^_^
プランについては自分も住みたいと思うような家を考えます。
高気密高断熱の家が基本です。
どんな家を希望されているのか、是非お話をお聞かせください^_^