各現場、順調に進行中でして慌ただしく動いております。
今週はつくば市の現場にて気密測定を行いました。
現場は無垢の床板をあづみの松を施工中です。
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本物の木が素敵ですね!
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気密測定するためにコンフォート室さんが準備をしてくれています。
こちらの機械で家の中を負圧にしていくんですね。
準備が整いましたらまずは機会を動かして隙間チェックです。
ここが大事なところですよ。機械をまわすと家の中が負圧になり、サッシ回りなどわずかなすき間から風が入ってくるのがわかります。細かいところの漏れがないかチェックの時間です。
隙間は手を当てると風が入ってきているのがわかるのでコーキング等で隙間をふさいで無くしていきます。
今回の住まいは、樹脂サッシAPW330仕様、大きな引違い窓が2か所と他はすべり出し等の窓になります。玄関ドアはイノベストD50を採用しました。
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25622の引違い窓が2か所あります。大迫力です。
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隙間チェックが終わり、いよいよ測定開始です。
このときはいつも緊張の瞬間ですね。
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あっという間に測定は完了し、測定結果の用紙が出てきます。
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測定結果から、家の相当隙間面積は17㎠ということがわかりました。
毎回恒例ですがわかりやすいのでテープで表してみますね。
この家全体の隙間が5㎝×3.4㎝ほどの隙間ということです。
この相当隙間面積と家の気積から実質延べ床面積164.31㎡を算出しまして割ると、C値は0.10㎠/㎡となりました。かなり良い数字が出ましたね。ほっとする瞬間です。安心しました。
今回もC値 目標値の0.3㎠/㎡を達成できました。
大工さん、断熱屋さんの丁寧な施工あってのことです。いつもありがとうございます。
C値は最低1.0㎠/㎡以下にはしたいと本やYouTube等で言われているところですが、今回の測定ではその10分の1の0.10㎠/㎡となりました。
C値は小さければ小さいほどそれに越したことはないということで、今後も努力していく次第です。
気密に優れているということは、夏の冷房時、冬の暖房時、エアコン等の熱を逃がさないということです。
つまり、冷暖房を少ないエネルギーで運転可能な本物の省エネな家です。
また、気密に優れているということは、家の24時間換気についても、しっかり計画換気ができるということです。
ストローを思い浮かべてください。途中に穴が開いているストローではしっかり吸うことができません。しっかり24時間換気ができるということはそういうことです。
これ、前にも書いておりますが大事なことです。
今回は、建て主様にもお声がけして測定の立ち会いをしていただきました。
気密測定の負圧時、C値0.10の家の玄関ドアが開けにくいことや、近くの窓をわざと開けすき間がある場合とでの違いなどを体感していただきました。家づくりの良い記念になったのではないかと思います。建て主様、ありがとうございました。
シンク設計事務所では、気密測定の立ち会いもできますので遠慮なくお申し付けくださいませ。
本物の高気密高断熱の家をつくるシンク設計事務所です。
分離発注により原価で家を建てるシンク設計事務所です。