『高気密高断熱で自然素材の家が好きな一級建築士のブログ』

茨城県取手市 シンク設計事務所 辰野峻也のブログです
これから家づくりをされる方の役に立つ情報をお届けします

筑波山からの御来光2023.12月

2023年12月04日 20時57分14秒 | 薪ストーブのこと
今年も残すところ1ヶ月をきりました。
僕の趣味のひとつが登山です。
筑波山が気軽に行けるので元気をもらうために行くことが多いです。
朝から予定のない休日は、早朝をねらって行き朝9時くらいまでには家に帰ってきます。
今年は20回前後行けたので、僕の中ではたくさん行けました。
山での知り合いも増えていくので、会話をしてそういうところも楽しいです。


昨日は9時に帰ってきて、
午前中はたっぷり公園から公園へはしごしてきました^^


そして午後は薪活です。
たっぷりの肉体労働で夜のお酒が最高に美味しかったということは言うまでもありません。





お父さんは山に柴刈に2023.12月

2023年12月02日 19時12分11秒 | 薪ストーブのこと
ありがたいことに薪情報を頂き、薪を集める活動『薪活』をしてきました。
お父さんはチェンソーマンです。

↑夏にも薪をいただきまして、一時期、駐車場がこんなことになっていました。
この薪たちをある程度片付けたのですが、

↑昨日の薪活でまたこのような状況になりました。
明日のお休みは、少し整理しようと考えているところです。

もう八つある薪棚がいっぱいで置ききれませんが(ありがたいことです)、ストーブシーズンがきましたので、これから空いていく薪棚をまた埋めるべく、体を動かしていきます^^

仕事のほうはというと、現在進行中の現場が5棟あります。
現場状況も近いうちに報告していきますね!




薪ストーブで焼くピザを思い出に

2022年01月17日 19時53分48秒 | 薪ストーブのこと
昨日のお休みは充実の一日で、家でもゆっくり過ごせました。

僕の冬の楽しみはとにかく薪ストーブです。

時が経つのは早いもので、もう7年目の薪ストーブ生活です。
薪ストーブはピザも焼けると最初の年から楽しんできたのに、ピザ焼きました!の記事を書いたことがありませんでした。
というわけで、今回は我が家の冬の休日、ピザ生活を書いてみます。


昨日の朝は4時半すぎに起きて、筑波山の御来光登山から一日が始まりました。
今の時期は筑波山山頂からの日の出が6時50分くらいなので、家に帰ってくるのは8時半ごろ。

帰ってくると、ホームベーカリー(パン焼き機)にピザ生地をセットします。
せっかくなのでレシピも書いておきましょう。2枚分のピザ生地レシピになります。

まずは機械に水180㏄を入れ、上から強力粉200g、薄力粉50g、砂糖10g、塩5g、ドライイースト5g、オリーブオイル10gを入れます。それだけ!!


40分でピザ生地が出来上がるので、その間に薪ストーブを温めて燠が溜まるように準備します。
生地が出来上がりましたら、具材を乗せていきますよ。具材は好きなものでいいですね。



クッキングペーパーの上に生地を丸く広げて、オリーブオイル、ピザソースの順でひろげます。その後は好きな具材をのせていきます。
昨日は、チーズ、ソーセージ、タマネギ、ピーマン、トマト、ブロッコリー、モッツァレラチーズをのせましたよ。


早速、焼いていきましょう。
薪ストーブの炉内で焼くためには、五徳とピザ用の鋳物鉄板が必要です。
ピザ用の鋳物鉄板は取っ手が分かれるものが熱くならずに便利です。


熱々の炉内では1枚5分くらいで生地ふわふわのピザが焼きあがります。
早くて簡単、美味しいです。

このピザは昔から、それはもう僕が小学生のころから、休日になると母がよく作ってくれていました。
僕にとってはおふくろの味ピザです(笑顔)
母は今でも実家で作ってオーブンレンジで焼いて持ってきてくれるのですが、冬は薪ストーブが便利なので自分で作ります。



うちの子は写真がぶれるほどピザに興奮しています。

昨日は、こんな調子で4枚のピザを焼きましたよ(!)
冬になると、ピザ職人になるお父さんが記憶に残れば嬉しいです(笑顔)






時が経つのは早いもので…7年目の薪ストーブのある暮らし

2021年12月02日 20時09分16秒 | 薪ストーブのこと
11月末から朝晩が急に寒くなりましたね。
寒くなり始める今くらいの季節、熱が逃げにくい高気密高断熱の家は、違いが分かりやすいです。
事務所のほうはまだ暖房を入れていませんが、家の性能のおかげで暖かく仕事ができています。


寒くなることや、冬が来るのが、楽しみになる薪ストーブ。


今年も春から秋は、薪をつくること、斧を使うこと、木のことを知る色々な体験ができました。

そして冬の間は、火のことを知る時間になります。

今シーズンはどんなシーズンになるでしょうかね。
とりあえず我が家は、1歳のこどもが家中を走り回っていて目が離せないので、今シーズンは基本、夜だけの運転でいってみようと考えているところです。




シーズンの始まりですが、昨晩はしっかり焚きましたよ。
巡行運転中、250度のヨツールF500です。
F500は200~300度のときが幸せの時間です。

アルミホイルで巻かれているものがチラッと見えますが、これは焼き芋です。
手軽につくれる定番の焼き芋は、僕の芋焼酎のおつまみにもなります。芋感増し増しですね。
これがジャガイモになったりすると、みんな大好きじゃがバターです。



おやすみなさいの頃には26度を越えていて熱いくらいなのですが、翌朝~夜までの為という目的なので、上げすぎということはないのです。
今朝の室温は25度程度でしたのでちょうど良い感じです。



ブログを書いているいま20時くらいは、外気温11.6度、室温24.0度。
24度はさすがに寒くないですが、今日も明日のためにストーブをつけましょうか、いや、…少し躊躇いの気持ちも…。
こんなかたちで今シーズンも、薪ストーブの使い方を研究していきたいと思います。




増えました。薪ストーブ仲間が^^

2021年05月01日 18時26分49秒 | 薪ストーブのこと
先日、無事に引渡しとなりました「バイクガレージと薪ストーブのある家」です。
ご夫婦、共通の趣味がキャンプとバイクということで、アウトドア遊びがお好きなご夫婦です。

趣味のバイクいいですね。
今の季節のツーリングなどは最高に気持ちが良いですよね。
僕も数年前まではバイク乗りでした。
SR400というセパハンのバイクが相棒でしたね。

写真からもわかるように、建て主様は木の家をイメージされていて、LDKは梁がみえる勾配天井の大空間となりました。
床にはナラの無垢板、勾配天井の仕上げにはパイン材を張りました。

今後は薪ストーブも趣味にいれて楽しまれてください^^



薪ストーリーは突然に

2021年02月15日 19時22分48秒 | 薪ストーブのこと


日曜の朝、ぼくの定番 ホットサンドとコーヒーで朝食とっていると、インターホンが鳴りました。
来客はご近所の方で、柿の木を伐ったのでいらないかと。
返事はもちろん「欲しいです!」と(笑顔)
 
100mくらいのご近所で1輪車を貸してくれまして、8往復くらいして頂いてきました。
太いところでは26センチありましたね。
2年後には乾燥させていい薪にしよう。
 
庭木などでも少し太いと処分にも大変ですよね。
ぼくとしては声をかけていただいて、大変ありがたいです^^
ありがとうございます。





薪ストーブ生活が楽しみですね^^

2021年02月13日 19時48分06秒 | 薪ストーブのこと


つくば市の現場にて、外部の煙突工事が完了しました。
シンク設計事務所では、新築時に薪ストーブを計画する場合、屋根の煙突はチムニーフラッシング収まりを基本としています。
チムニーフラッシングとは、四角い箱の上から煙突が出る収まりのことです。
チムニーの採用理由は、年に一度あるメンテナンス時に、足元がフラットにできることで安全に行えるということと、雨仕舞に対しての収まりが良いことです。
自分でメンテナンスをするにしろ、専門業者さんにお願いするにしろ、皆が安全にできる方が優しいですからね。

それから、こちらの家づくりも高気密高断熱の仕様になっていて、隙間の少ない家です。
薪ストーブを焚く際は、ストーブ本体への空気が必要となるので、家自体にすき間がある方が薪ストーブの給気だけを考えると有利です。ですが、家のすき間は冬は熱が逃げてしまうことや、夏はエアコンの冷気が逃げて外部の暑い空気が入ってきてしまうので、性能の面で効率の良い住宅とはいえません。
やはり効率の良い住宅を考えるのであれば、高気密高断熱の家づくりが本当の意味で省エネルギーな住宅です。

では、すき間が少ない家は薪ストーブの給気をどうするのかというと、解決できるのは外気導入です。


↑写真のように外気導入の配管を外壁や基礎等へ出して、外の空気を直接薪ストーブに取り込みます。これは基礎断熱の場合です。
これ以外に、床断熱の場合は、床下は外気ですので外気導入の配管はせずに薪ストーブの近くの床に給気口を設け、そこから給気する等の方法もあります。
 
焚き付けのときは窓を少し開けているという方もいるかもしれませんが、それでは冷気が入ってきてしまいます。
薪ストーブの給気については、高気密高断熱住宅で建築を考えるのであれば、よくよく検討していけば快適な薪ストーブ生活を送ることができます。
 
その他にも、炉壁の空気層の取り方や、薪の搬入経路、薪置場なども考えていきたいところですね。
 
↑勾配天井のLDKは素敵な空間になりそうです。
仕上がりが楽しみですね^^
 

今年も薪づくりがはじまる

2021年02月02日 19時15分16秒 | 薪ストーブのこと
我が家の西側に見えていた大きな木が、年末に伐り倒されました。
毎年、春になるとウグイスが鳴くのを練習しにくる木でしたので、伐っているのがわかったときはかなりショックでした(泣)
地主さんにもいろいろ事情がありますから仕方がありません。
理由は、その木があった向こう側は広い畑になっていて、落ち葉などで大変だったようです。
 

↑左に見える大きな木にもウグイスは来ていたので、そちらには来るように祈ります(願)
 
さて、伐られてしまったものは仕方がないと、その木はどうされるのか聞きに行くと、朽ちるまでこのままにするということ。我が家は暖房に薪ストーブを使っているのでいただいても大丈夫か聞いてみたところ、なんと頂けることに(喜)
 

幹が太く、チェンソーで細かくして、斧で半分にしないと持てないくらいの重さなので、時間ができた休日に、2日間かけて我が家のほうまで移動させてきました。
 

「おまえたちのことは無駄にはしない」と思いながらひたすら運びましたよ。
こども達も運ぶ作業をお手伝いしてくれました(笑顔)
 

春が来る前には薪割りや長さを整えて、2年後にはいい薪にしよう。
 
ほんの何十年か前の暖房器具が無い時代は、こういうことが当たり前であったこと、薪がないと生きていけないことを考えると、なんだか薪があることに安心や幸せを感じる自分がいます(笑)
 



6年目の薪ストーブ生活、高気密高断熱の我が家の場合

2020年11月02日 18時33分46秒 | 薪ストーブのこと
土曜、日曜は朝 寒かったですね。
10月31日(土)朝6時37分、我が家の室内外温度計は、外気温8.2℃、室内温度は21.6℃を指していました。↓


 
室内温度22℃以下になったらシーズンの初火入れです。
土曜日の朝は、今シーズンの初火入れとなりました。
 
焚き付けでストーブを暖めて、追加薪1回で室温24℃くらいになるように追加薪の量を考えます。
どれくらいの量で2.4℃以上上げられるかなと。
量については、針葉樹と広葉樹で違うので経験から大きさと重さで考えるのですが、薪ストーブを使っているとその感覚はだんだんわかってきます。
 
シーズン初めのころは1週間の間でも焚かない日も多くあります。
焚くか焚かないかの基準は我が家の場合は22℃以下になるかどうか。
焚いたとしても朝か夜のどちらかです。
 
薪ストーブが趣味ですから、本当は休みの日は一日中 薪を焚いて火を眺めていたいと思うのですが、とてもじゃないけどそんなことはできません。
どんなに外気温が寒くても追加薪は1、2回程度で十分暖かくなります。
あとは本格的に寒くなりましたら、朝と夜の2回、24℃を上回るくらいになるように薪の量を調整して焚いていくのです。このときも、追加薪は1、2回程度です。
 
今朝は室内温度22.1℃で寒さを感じませんでしたので焚いていません。
日中、太陽が出てくると室内温度も上がってきます。
最高気温が20℃近くの予報のときは焚かずに様子を見ることが多いです。
 
これから暖房を薪ストーブで考える方は、ぜひ高気密高断熱の家づくりも検討してみてください。
今くらいの時期の季節の変わり目というのは、高性能住宅は特に室内温度が下がりにくいのを感じることができます。
 
冬の室内温度は24℃が快適な温度といわれています。
高気密高断熱の家は、室温を高く保てますので、少ない薪で家を暖められ低燃費です。
 
では、今シーズンも快適な薪ストーブライフを追求していきたいと思います。
薪ストーブへの興味は尽きません^^



年に一度の煙突掃除、薪ストーブは育てるもの

2020年10月30日 19時35分52秒 | 薪ストーブのこと
先日、お昼休憩後に煙突掃除を行いました。
屋根からの景色は絶景とまではいきませんが気持ちがいいです。
自分でやるのは4回目になり、慣れてきてはいますが、時間的には1時間くらいかかります。
 
こういう煙突掃除、考えによっては手間ですよね。
その他にも自分で薪を集めようものなら、その手間のかかりようは半端ではありません。
ですが僕は、これらの作業、手間を含めて、薪ストーブが好きなんですよね。^^
つまり、僕にとっては完全に趣味なのです。
 
薪ストーブ生活、最初の1年目は、煙突掃除、ストーブ本体の掃除はストーブ屋さんにお願いしました。
その際、ストーブのバラシ方や煙突掃除のポイントを教わりまして、2年目からは道具を揃えて自分でメンテナンスしてきました。自分ですることで愛着もわきました。
火のある生活をしたいけど、手間をかけたくない、かける時間がない方は、煙突掃除から薪の購入まで、全て薪ストーブ屋さんにお願いすることも可能ですので安心です。
僕は、今のところは自分でメンテしていますが、自分で動けなくなったらプロにお願いもできるという考えです。
 
そして毎年、メンテナンスしていて思うことがあります。
これは、育てている感覚に似ていると。笑
 
物には育てていくモノってありますよね。
身近なところでいうと例えば、革靴とか、革のバックとか、革製品ですかね。
あとは今でこそダメージジーンズなんかありますが、昔はドゥニームxxジーンズをはいてはいて色落ちするまで穿き込みましたね。笑
アウトドアでいうと、銅でできたケトルとか、ダッチオーブンなんかは育てていくものです。
まだまだ色々と育てるモノはありますが、
鋳物でできた薪ストーブも僕の中では育てている感覚です。
 
 
もう21年も前のこと、当時、僕は高校2年生で、その時どうしても欲しかったレッドウイングというブーツがありました。男性なら知っている方も多いと思います。
当時、レッドウイングは人気があり、直営店に電話しても、入荷は未定、予約というのもできませんでした。
直営店では、電話した際に入荷していれば当日のみ確保はできます、とのことで、それから2か月くらい、ちょこちょこレッドウイング原宿店へ電話して、運よく確保できた平日、学校が終わった後、一人でレッドウイング原宿店まで行き、アルバイトで貯めた自分のお金で購入できたという思い出があります。このときは、必ず買う!という情熱がありましたね。笑
そして同時にワックスやらブラシやらも購入、これから育てていくぞと思ったものでした。
 

↑21年前に購入した8875、眠っていた時期もありますがソールの張替えもして今でも履いています^^

このころから僕は、長く使えるもの、時間の経過によって愛着がわく味わいのあるものが宝物になっていたように思います。
一度気に入ったらずっと使い続けられる性格です。笑顔
 
 
家づくりで考えてみると、育てていくモノと同じように、経年劣化ではない、経年変化を楽しめる味わいのある素材がたくさんあります。
 
自然素材の漆喰や珪藻土等の壁材、無垢の床板、造り付の建具や家具、在来工法で柱や梁を化粧でみせることも、素材の経年変化で時が経つほどに美化していくように感じます。
 
本物の素材は、イニシャルコストこそソコソコしますが、ランニングコストまで考えるとお得なようなものも結構あります。
 
無垢の床板も50年後、表面をキレイに削ればたちまちきれいな床板となることでしょう。
僕のレッドウイングは21歳ですがまだまだ現役です。笑
 
薪ストーブは何年使えるのだろうと気になります。耐用年数もわからないのですが20年くらいは使えるのかな?30年はいけるのかな?わかりませんが、思い出と共に大事に使っていきたいと思います。
 
家づくり、声をかけていただけたなら、誠意と情熱をもって全力で取り組ませていただきます。
本物の高気密高断熱、自然素材でつくる『経年美化する家づくり』が好きです。
分離発注で一緒に家づくりを楽しみましょう。
 
 
 
PS.天気予報ではここ茨城県南は明日から朝の最低気温7℃や6℃となってきます。
部屋の温度が21度台になったら薪ストーブを使っていきたいと思っています。
今週末には使えるかなとワクワクしています^^


↑今朝の外気13.5℃とリビングの室内温度22.4℃