『高気密高断熱で自然素材の家が好きな一級建築士のブログ』

茨城県取手市 シンク設計事務所 辰野峻也のブログです
これから家づくりをされる方の役に立つ情報をお届けします

気密測定C値0.12㎠/㎡

2023年05月13日 18時59分15秒 | 気密測定
今週はつくば市の現場で気密測定を行いました。

家の断熱の仕様は、
■屋根・基礎:ウレタン吹付け
■壁:デコスのセルロースファイバー
■サッシ:YKK APW430トリプルガラス樹脂サッシ
■玄関ドア:YKKイノベストD50
の平屋の家になります。
UA値は0.40です。

今まで気密測定をお願いしていたコンフォートさんが引退され、今回からは㈱ダンネツさんにお願いすることとなりました。金子さんが測定の準備をしてくれています。

今回も建て主様立ち会いのもと測定を行いました。
建て主様も高気密・高断熱に熱心で、窓もトリプル樹脂サッシ仕様。
引違いの窓をいっさい使わずに気密性の良い滑り出し窓、FIX窓、掃き出し窓も大開口スライディング窓を採用されました。


気になるC値の測定結果は、120.93㎡の床面積に対して14㎡の隙間ということで、C値=0.12㎠/㎡となりました。
家全体で3.5㎝×4㎝の隙間しかないということになります。


C値は高気密住宅では1.0㎠/㎡以下がよいとされ0.3㎠/㎡以下であればかなり良いと言われています。
私たちも現場で気密の処理をしていますので一安心でホッとしました。


最近は、新たな物件の設計や申請関係の準備、リフォームの見積もり、アパート工事の準備などをしています。
なかなかブログ更新の思考にならないですが、元気で動いております笑顔



そうそう、今年も我が家にツバメがきていますがもうすぐひなが生まれそうな予感です。
一年の中で最も活気づくこの季節は、ツバメの鳴き声や、ウグイスの鳴き声を聞くのが特に好きです。活気づく緑や生き物に癒される毎日です。