ココロと機械

ココロの病を患う私の気ままなブログです

キターーーー!

2012-11-12 20:45:13 | ブログ

長らく時間のかかっていたCLEのオーバーホール。

やっとこさ修理完了のメールが来た。

以下見積もり時点。

 

お預かりカメラ

CLE

B#104XXXX 付属品:ボディキャップ,電池

不良現象

・シャッター高速側開かず、バラツキ大

・幕ムラ(大きく幕速がズレています)

・AEズレ

・モルトプレーン劣化

修理金額

普通修理¥18,900+送料¥1,050

部品価格

上カバーセット:¥10,500

巻上げレバー:¥1,050

巻上げレバー押さえ:¥1,050

シャッターダイヤルセット:¥2,100

下カバー:¥4,200

巻戻しノブ部セット:¥9,450

前板セット:¥5,250

裏蓋セット:¥4,200

部品価格の合計は、¥37,800

 

外観部品のうち、記載されていないものは、上の
ものに含ませているとお考え下さい。

例えば、吊り金具、各種ボタンの類。

部品はいずれも未使用の新品状態です。

また、ファインダーにはカビ等の発生は無く、問

題ないものと判断していますが、

完全新品のものに交換すると、部品代金としては

¥21,000となります。

 

 

うむうむ、予想通り、想定内だな。

 

中身も外見もきれいさっぱりしたかったのでもう

「行っとけ!」状態、全部盛りでGO!!

大体からCLEとかXDとかこのへんので、特にCLE

なんかは中古で売っているもので「まともである

はずがない」のは知っていたので、心つもりは出

来ている上での無理なお願いをした。

CLEは数が少ない上に人気があったりして大体4~

9万円くらいで取引されているけれど、余程修理票

でもついて納得できない限りまずほとんど全部

「壊れてる」物だと思う。

弱い、弱いのよ、まあ中古なんてみんなまともな

はずがないのだけれど、特にCLEとかXDとかは「一

見動いている」だけでとんでもないことになってい

る物の多いこと多いこと。

だからすごく欲しいCLEには手を出さなかったのだ

けれど、吹っ切れて「やったろうじゃねぇか」と思

ったのだ。

そして当初の見積りより時間かかってるなと思った

のでこれは多分難儀してるな・・・と思ってたらや

っぱりそうだった。

以下修理完了報告

 

お預かりしましたCLEの修理が完成致しましたので、
ご連絡致します。

修理料金は振込をお願い致したく、口座をご連絡致

します

修理料金は、¥81,900(返送料を含む)です。

見積り時より、¥3,150UPしていますが、シャッター
に不良箇所がありユニット内の部品を交換しました。

外観部品はほとんどの部品を交換し、今まで分解,交

換した事の無い部品も変えています。

 

 

ほーらやっぱり。

「なんもかんも替えれるものは替えてくれ」と丸投

げわがまま言ったけれど、それでも実際O/Hしだす

と新たな腫瘍が見つかるものらしい。

きっと「何でも替えりゃいいっちゅうもんじゃねえ

ぞ」と思いながら修理しつつ、「あ~!出たか~」

みたいに難儀してくだすったのだと思う。

もうシャシー以外ほとんど新品になっちゃったけれ

どそれを望んで、と言うか「出来れば当時の新品」

にして欲しかったので無理をお願いしたのだ。

私は中古を買うとき出来るだけきれいなものを買う

ようにしているのだけれど、これは中身は修理で何

とか(素人修理にせよちゃんとした業者に出すにせ

よ)なると思っているからなのです。(壊れてても

きれいなら買うときもある)

逆に、いくらきれいだろうが汚かろうが修理できな

いものは買わないのです。

しかし今回は書いたとおり「新品」に(近いもの)

にどうしてもしたかったのでド贅沢で嫌味な注文を

お願いしたのです。

きっと修理してくだすった方も「いやなやつ」と思

われてるでしょう。

さあ明日早速振り込んで、届いたら丁寧に理由とお

礼を送っておこう。

ちゃんと理想の「ほぼ新品」からしっかり使い込ん

でいきますからね! 間違っても文鎮になんてする

つもりはないですから!

直してくだすった方、ご無理言いました、ありがと

う。

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思い出以上実用以下

2012-11-12 01:26:45 | ブログ

001_2

この手のカメラも手元に何台かあるけれど、実はあまり

使うことはないの。

(FPシャッターの方が好きと言うのもあるけれど)

でもなぜかたまに取り出しては1本通すかな。

ほとんどノスタルジーで持っている様なものかもしれな

いな~。

私が子供の頃は周りに一眼レフなんて持っている人は居

なかった。

親戚のおじさんとか親父はみんなキャノネットとかオー

トハーフとかだったな。

 

お正月の夜、お婆ちゃん家に親戚一同集まるのが毎年の

行事だった。

女衆はご馳走作りに大わらわ、男衆は酒飲んでカヤガヤ。

私ら子供は「集金」に大忙し。

帰りにみんなで記念撮影。

そんな時にこんなカメラの上にナショナルのフラッシュ

載せたので「チっ」っと一発。

そんな思い出が蘇るんだよね。

70年代の思い出みたいなもんかもしれない。

今から見ると「どうしてこうなん?」と思わせるような

デザインのカメラがいっぱいで、でもみんな共通して懐

かしいな~と思わせるのは子供の頃の記憶なんだろう。

かんしゃく玉とかロケットパッチン見ると懐かしいと思

うのと一緒かな。

でもそれで「撮った」記憶はないから感触はあまり覚え

ていなくて今あんまり好きじゃないのかもしれない。

感触の思い出で言えば初めて買ってもらった一眼レフの

リコーXR1000Sの「ガッチャン!」って、あれかな。

その後虫が湧いてペンタックスSPとか買いあさるように

なって横走りFPシャッターが好きになったのだけれど、

縦走りも嫌いじゃあないし今見てもXRの「やかましい」

と言われたあのシャッターもそれほどでもなく、もっと

やかましいのが一杯ある。(K2のがもっとやかましい)

人の記憶っていろんな「自分的基準」みたいなものがあ

るんだなあ・・・・なんてね。

 

たまに取り出してはいじくり回す、で、たまにフイルム

通す。

それくらいのスタンスでずっと身の回りに居るカメラな

のです。

コメント (2)
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