JH7UBCブログ

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ストレートキーコンテストの結果発表

2020-02-06 08:07:43 | アマチュア無線

 昨年10月27日に行われた第4回A1CLUBストレートキーコンテストの結果がA1CLUBのホームページに発表されました。

 結果はこちら

 当局JH7UBCはと見ると、昨年より1ランクアップの3位(7エリア1位)でした。

 コンディションが悪い中、自分なりに頑張ったと思います。

 交信いただいた各局、ありがとうございました。

 

2月16日追記

 本日、ストレートキーコンテスト委員会からpdfファイルで、3位の表彰状が届きました。

 ありがとうございました。

 今年も頑張ろうと思います。

 

3月1日追記

 本日、第4回ストレートキーコンテストの3位入賞トロフィが届きました。


 ストレートキーコンテストのトロフィをいただくのは、今回で2回目です。
 クリスタルの素敵なトロフィです。ありがとうございました。


ESP32 WiFi接続テスト

2020-02-05 19:04:47 | ESP32

 ESP32の勉強もだいぶ進んできて、いよいよWiFiの接続テストをやってみます。

 ArduinoやSTM32とESP32の大きな違いは、速度の速さ(クロック240MHz)とこのWiFiとBlurtooth機能です。

 まずは、WiFiのサンプルプログラムで繋がるかどうかテストします。

 Arduino IDEで、ファイル→スケッチ例→WiFiと進んで、「SinpleWiFiServer」というスケッチを選びます。

 サンプルプログラムのssidとpasswordのxxxxxxxx部分に自分の家の無線LANルータのSSIDとパスワードを記入します。

--------------------------------------------------

#include

const char* ssid     = "xxxxxxxxxx";
const char* password = "xxxxxxxxxx";

---------------------------------------------------

コンパイルしてESP32-DevKitCに書き込み。

Arduino IDEのシリアルモニタを開いて接続状況を確認します。

が、・・・・・・・・・・・・・ と表示され、いつまでもつながりません。

それではと、EN(RESET)ボタンを押して、ESP32-DevKitCの再起動をかけました。

今度は、モニタに

Connecting to SSID xxxxxxxxxxxx

・・・・・・

WiFi connected

IP address

nnn.nnn.n.n

と表示され、無事WiFiに接続できました。

GPIO5にLEDを接続してありますので、これをWiFi経由で点灯、消灯させてみます。

ブラウザ(Edge)を立ち上げ、URL記入欄に先ほど表示されたIPアドレスを

http://nnn.nnn.n.n/

と記入して、IPアドレスにアクセスすると

ブラウザに

とメッセージが表示されます。上の「here」をクリックするとLEDが点灯します。

下の「here」をクリックするとLEDが消灯します。

なるほど、なるほど。

これで、WiFiに繋がること、つまりインターネットに接続できることが確認できました。

こんな小さなボードがワールドワイドの世界に繋がっているんですね。すごい。

さて、これで何をやってみましょうか。

 

 


ESP32 タッチセンサー テスト

2020-02-04 18:19:38 | ESP32

ESP32は、静電容量式のタッチセンサーを10個内蔵しています。(入力ピンT0~T9)

各ピンとGPIO番号の対応は次のようになっています。

T0    GPIO4

T1    GPIO0

T2    GPIO2

T3    GPIO15

T4    GPIO13

T5    GPIO12

T6    GPIO14

T7    GPIO27

T8    GPIO33

T9    GPIO32

主に使う関数だけテストしました。

タッチパッドの値を読み取る関数は

touchRead(uint8_t pin); //uint8_t pinは、GPIOの番号またはシンボル(T0~T9)

タッチセンサー割込み タッチパッドの値がしきい値(threshold)未満になったときに割込みをかける関数

touchAttacjInterrupt(uint8_t pin, ISR, uint_16 threshold); //pinはGPIO番号かシンボル、ISRは割込みがかかった時に実行する関数、割込みをかけるthresholdの値

まず、touchRead()で実際のタッチパッドの値を測定してみました。

T0のタッチパッドの値を1秒ごとにシリアルモニタに表示するスケッチです。

----------------------------

 void setup(){
  Serial.begin(115200);
}
 
void loop(){
  Serial.println(touchRead(T0)); 
  delay(1000);
}

----------------------------

タッチパッドの値は、

T0(GPIO4)にリード線も何もつけない状態のとき、88程度

T0にリード線をつけた状態で、79

リード線の先端の金属部分に触ったとき20以下でした。

タッチパッドをスイッチとして使う場合、しきい値(threshold)を50程度にすればよいようです。

そこで、リード線に触ったときにLEDが点灯するスケッチを描いてテストしました。

LEDは、GPIO27に接続します。タッチセンサーは、T0を使います。

-------------------------------

/*
 * ESP32 Touch LED
 * 2020.2.4
 * JH7UBC Keiji Hata
 */

 #define LED_Pin 27
 
void setup() {
  pinMode(LED_Pin, OUTPUT);
}

void loop() {
  if(touchRead(T0) < 50){
    digitalWrite(LED_Pin, HIGH);
  }else{
    digitalWrite(LED_Pin, LOW);
  }
}

-------------------------------

 リード線に触るとLEDが点灯しました。

 割込みについても次のようなスケッチでテストしました。

------------------------------------

/*
 * ESP32 Touch interrupt test
 * 2020.2.4
 * JH7UBC Keiji Hata
 */

 #define LED_Pin 27
 
//Interrupt Service Routine
void LED_Blink(){
  digitalWrite(LED_Pin, !digitalRead(LED_Pin));
  delay(500);
}

void setup() {
  pinMode(LED_Pin, OUTPUT);
  touchAttachInterrupt(T0, LED_Blink,50);
}

void loop() {
}

------------------------------------

リード線をチョン、チョンと触るとLEDが点灯、消灯を繰り返すのですが、触り続けると点灯しっぱなしになります。

安定して動作させるには、スケッチに工夫が必要なようです。

タッチセンサーは、いまのところあまり利用する予定がないので、動作を確認して終わりにしました。

 


ESP32 タイマー割込み(その1)

2020-02-03 19:46:38 | ESP32

 ESP32のタイマー割込みについて、「ESP32 Timer 割込み」というキーワードで検索して、あちこちのサイトを見ながら勉強を始めたのですが、これがなかなか手強いというか、分からないことが多い。

 よくまとまっているのが、「Arduinoで遊ぶページ」というサイトのこちらのページ

 ESP32は、2つのタイマーモジュールがあり、それぞれ2個の64ビットタイマーを持っているので、計4個のタイマーを使うことができます。

 タイマー割込みを利用したLEDの点滅(いわゆるLチカ)の最も簡単なスケッチです。

 LEDは、GPIO27に1kΩの抵抗を介して接続します。

 割込みサービスルーチンでIRAM_ATTRと宣言すると、コンパイルされたコードは、ESP32の内部RAM(IEAM)に配置されます。これをしないとコードはフラッシュメモリに配置され、割込み時の処理が遅くなります。

 timerBegin(0,80,true);は、タイマー0、分周比80、つまりこのタイマーのクロックは、80MHz/80=1MHz(1us)、countup

 timerAttachInterrupt(timer, &LED_Blink, true);は、タイマー割込みがかかった場合、LED_Blink()を実行すること

 割込みサービスルーチンをポインタで指名するんですね。&をとって、関数で呼んでもコンパイル実行してくれました。

この辺がよくわからない。

 timerAlarmWrite(timer, 500000, true); 割込みタイミングの設定で、timerが500000カウントに達したときに割込みがかかります。つまり、1us×500000=500000us=500ms=0.5sごとに割込みがかかります。

 0.5sごとに割込みサービスルーチンが呼ばれ、LEDの点灯と消灯が繰り返されます。

 なお、各関数の詳細は、上記のサイトを参照ください。

-----------------------------------------

/*
 * ESP32 Timer interrupt LED Blink
 * 2020.2.3
 * JH7UBC KeijiHata
 * 
 */
#define LED_PIN 27
 
hw_timer_t * timer = NULL; //timer 初期化

//割込みサービスルーチン
void IRAM_ATTR LED_Blink() {
  digitalWrite(LED_PIN, !digitalRead(LED_PIN));
}
 
void setup() {
  pinMode(LED_PIN, OUTPUT);
 
  timer = timerBegin(0, 80, true); //timer=1us
  timerAttachInterrupt(timer, &LED_Blink, true);
  timerAlarmWrite(timer, 500000, true); // 500ms
  timerAlarmEnable(timer);
}
 
void loop() {
}

-----------------------------------------

ブレッドボードです。

 とりあえず、Lチカはできました。

 でも、タイマー割込みは奥が深そうです。もう少し勉強しなければ・・・・・