OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●FT8が普及しなかったら。

2024年03月30日 | アマチュア無線

11月のこだま旅館氏が『Digitalモードである理由がわからない』と430MHz・FMのメインローカルで話していました。なんとなく『HFを中心にした流行り』くらいの認識でしょう。私が、FT8/FT4にハマって感じるのは『FT8/FT4がこの世になかったら、サイクル24からサイクル25のボトム期には、世界のアマチュア無線人口は激減していたのではないか?』と。

【写真:CQ-hamradioも、これだけの特集を組むのは『危機感の表れ』かも】
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◆FT8/FT4はカンタンとか言いますけど。
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アマチュア無線の醍醐味のひとつに『海外DXとのQSO』があります。

カムバック組の一部は『やっぱり、パワーが要りますわ』とか言います。

確かに、局数の多い混雑したEUあたりに届かせるには、

パワーがないと『マスクされて、見えずにデコードされないかも』という程度です。

 

1,500あたりが混んでいたら、2,800あたりでCQ出すと『案外、応答があるな』と。

 

 

この表は、CQ-hamradioの資料を基に、私が作りました。

 

表ではFT8が『20W』と仮定していますが、

カムバックニアマがいうように『パワーパワー!』を追うならば、

200WでFT8を運用するとしたら、

SSBでは250,000W、

つまり『250kW相当のパワーを出している』のと同等ということです。

 

この程度のパワーアンプの比ではない、ということです。

 

なんだかんだ言っても、私たちは『所詮はアマチュア』です。

絶対通信が求められる『プロ』ではないということです。

50W程度でも、好コンディションに乗っかれば。

200~250エンティティは十分可能でしょう。

 

要は『常駐局がいるのは、200~250エンティティしかない』のです。

 

 

いろいろチャレンジして、PDCAを繰り返すのも好きこそものの上手なれ、では?。

 

 

50Wで『-20dB』でも交信可能ですし、

これがコンディションが同条件であったとして、

200W出力にしたとて『-14dB』くらいじゃないでしょうかね。

 

要は、交信できればいいのです。

 

しかし、ボトム期にFT8が登場せず、

さらに『コロナ禍』がなく『ステイホーム』もなかったとしたら、

今、アマチュア無線人口は『もっと減っていた』と考えています。

 

私は、Digitalモードに復帰でき(JT65は挫折した・・・)よかったと思っています。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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