道楽のアマチュア無線。昔から『許可された出力を超えての運用』に対し、いろんな議論が交わされています。そもそも『違法のオーバーパワー』を『議論』すること自体、『不毛な議論』です。例えば『制限速度60kmの阪神高速を95kmで走るのってどうなの?』みたいな議論と、本質は何ら変わりがないということです。まぁ、自動車の場合『流れに乗る』のも大事なことで、一定の誤差の範囲では取り締まりも許容されている面もありますが、白か黒か・・・という議論になると『ダメなものはダメ』です。ならば、どうすればいいのか考えてみましょう。
【写真:要は『自分なりの遊び方を確立すること』です】
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◆無線界も『社会の縮図』。
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警察24時という、番組改編時期定番の人気番組があります。
『現代版、水戸黄門』のような番組で、
『悪い奴は許さない!』といった内容ですね。
だいたいが犯罪者の逮捕劇で構成されていますが、
私は、あんまり好きではない番組です。
悪い奴を見て『我が振り直す』とか、しますかね?。
アマチュア無線は『閉鎖的』な側面が強く、
言いかえれば『コロナ禍でのステイホームでも楽しめる』趣味です。
しかし、残念ながら『資格取得の教科書』はあれど、
実際に免許を受けてからの『育成の教科書やシステムがあいまい』です。
ここで、入門者の方々は『迷い』が生じます。
どんな分野でも、お節介な『教え魔』もいますね。
ゴルフ、釣り、ギター、囲碁将棋・・・、
困ったことに『みんな、言うコトがバラバラ』なのです。
ならば『上手い人(先生)を1人見つけて、模倣すれば?』いかがでしょう。
新しいことに挑戦するうえでは、
分析からはじめるのではなく、
その分野で卓越している人を
観察からはじめます。
そして、模倣しながら、
見よう見まねではじめるべきです。
敬意をもって取り組むことにより、
より大きな広がりをもたらします。
これから新しい分野で活躍するために、
あなたは、誰を(何を)完璧に模倣しますか?
この10行は、マーケッターで有名な神田昌典氏がメルマガで言っています。
アマチュア無線界も、交通社会も『世間の縮図』です。
極論すれば『反社系(いわゆる極道系)』の人もいます。
また、免許の範囲を超えたオーバーパワーを犯してでも、
他局をぶち抜いて『勝ちたい(何に勝つのかはわからない)』人もいます。
アマチュア無線は『不要不急の不用の用』で『オジンの自己満足』。
仕事であれば、一定の方向性を向いて、
価値観のすり合わせが必要です。
しかし、趣味ですから『価値観のすり合わせは不要』なんですねぇ。
一番大事なのは『不要不急の不用の用だからこそ、自分をしっかり持つ』です。
・ご自身の標準的な設備で、何MHzを使えば、半径10,000km飛ばせるか?
・その半径10,000kmの範囲に、何ケ国、何ケ地域があるか?
これは、一例ですが『自身のサービスエリア』の把握も大事です。
私が、いつも訴えているのは『達成するために長期間かかる目標を立てる』ことです。
その一例に『DXCC』などの難易度が高いアワード認定があります。
DXCCはハードルが高いとすれば、国内アワードはいかがでしょう。
オーバーパワー局が多いからアワードに興味がなくなった・・・。
これも、よく耳にする意見です。
しかし、あなたの目標と、他人のオーバーパワーには関係性がありません。
違法局は『ほっとけばいい』のです。
1,アワード認定、コンテスト
2,自作、実験
3,ラグチュー(雑談)
アマチュア無線の楽しみ方なんて、せいぜいこの程度です。
しかし、長年にわたって休眠することなく、
この趣味を続けている局は『何をやっているか』を観察してみましょう。
たいてい、アワード認定、コンテスト、自作実験、雑談などを、
うまく『バランスとって運用しています』。
つまり、バランスよく、しかありません。
深く掘り下げていくと『切れるパイをいくつも持っている』のです。
CW、FT8、Phone・・・、
ここは、仕事同様『引き出しの多さ』がモノをいいます。
引き出しを増やすには、経験を積むしかないのです。
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