goo blog サービス終了のお知らせ 

あれこれ備忘録

色々と関心のある記事をメモ。
元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

自己資本比率8%台目指す 宮城県信漁連、増資を計画

2005年08月14日 09時05分14秒 | 漁業[Other News]
 宮城県の漁協が2007年度内の設立を目指す一県一漁協体制に関連し、宮城県信用漁業協同組合連合会(高橋栄治会長)が自己資本比率8%を達成するため、約21億円の増資を計画していることが12日、分かった。このうち約5億円は宮城県に出資を仰ぎたい考えで、詰めの調整を急いでいる。計画通りにいけば04年度末に7.54%だった自己資本比率は8%台後半まで回復する見込みだ。

 農林中央金庫(農林中金)が出資する全国組織・JFマリンバンクが定める破たん未然防止の自主ルール「8%」を早期にクリアし、県信漁連を受け皿に、県内漁協の信用事業一本化を図る「統合信漁連」設立の環境を整えたい考えだ。

 関係者によると、約21億円の増資の内訳は、JFマリンバンクに約10億円、宮城県に約5億円、残りは県内の漁協などに協力を要請する方針。増資額は20億円を下回るとの見方もあったが、経営基盤を強化するため、貸倒引当金などをより厳しく見積もったという。

 来年1月から信用事業を行う一漁協の最低資本金が1億円に引き上げられることなどを受け、全国的に信用事業統合の動きが加速。宮城県では、信用事業を行っている14の漁協が一部または全部の信用事業を県信漁連に移譲し、年内に「統合信漁連」づくりを目指している。

 宮城県漁連(木村稔会長)と沿岸部にある県内35の漁協が合併し、07年度中に「JFみやぎ」(仮称)を設立する方向で協議が進められており、統合信漁連は漁協大合併の大前提として位置付けられている。

河北新報 2005年8月12日

Link

最新の画像もっと見る