社労士奮闘記

筆者の仕事・日常生活です

外国人労働者の社会保険

2019-03-28 17:58:46 | 社会保険
 大阪府枚方市の社労士事務所 やす社会保険労務士事務所の安中です。

外国人労働者の社会保険について。
(留学以外)

これは日本人と全く同じ扱いです

①正社員と比べ4分の3以上出てれば加入。

②相手国の社会保険の相互協定ができていなくても加入。
 (もし辞めた場合は脱退一時金を受けて掛け捨てを防止します)

という取扱です。



マイナンバーは外国人でも割り振られていることが多いですので、本人に聞いてみてください。

在留カードの「留学」が前歴の場合ですが、20歳以上の居住者の場合国民年金を払って

と言われるのですが、「日本語学校」←(これが一番多い)では学生免除の対象にならないようです。

通常の免除になります。

奥様がいたりする扶養を確認する術も、イレギュラーです。

外国人は戸籍謄本がないため、本国の結婚証明書コピーと一緒に暮らしている

住民票をつけて扶養を確認します。




説得する力

2019-03-27 00:06:45 | 助成金
 大阪府枚方市の社労士事務所 やす社会保険労務士事務所の安中です。

説得する力。私達の業界では、

まずわがままを言う社長を説得(笑)

荒らぶる社員の方の説得。

があると思います。

①社長の説得

ブラック企業丸出しのことを言ってくる社長や助成金であてはまらないのに、

「なんとかして」と言ってくる社長がいたとしたら

「どうにもなりません」と言うとともに、理由をきちんと言えること。

②社員の方の説得

(あまり直接話す機会はありませんが)もし、もめごとなどで不満を抱いている

場合は、耳を傾け解決の方向を示せること。

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大阪でまたニセ社労士(コンサルタント?行政書士)が助成金詐欺で逮捕されました。

顧客の方ばかりに顔を向けてしまうと、士業は問題が出てくると思います。

サービス業の側面もあるので、お客に流されそうになることもあるのですが、

やはり、国が認めた士業でもあります。お客様は神様という風にはならない。

顧客を納得させ、自分が顧客をコントロールできないようじゃ

だめだなと思うのです。




評価制度について

2019-03-26 23:00:25 | 新しい働き方
 大阪府枚方市の社労士事務所 やす社会保険労務士事務所の安中です。

評価制度。

人が多くなってくるとどうしても必要になってくるものです。

社長が一番従業員のことをわかっているものですが、人数多くなってくると

どうしても個人個人を見れなくなってきます。


従業員さん側から言わせると、

社長はわかってないのに、勝手にあの人だけ給料あげて・・!」

「あの人が給料上がった理由は家庭を持ったからとか、わけわからない!」


こんな不満が上がってきたら、平等に評価をするための制度の作りどきだと思います。

しかし、機能しない評価制度が存在します。

1、コンサルの会社に大枚はたいてセミナー付きで頼んだところ
  大企業向けの内容であり、自社には導入できなかった。
  導入したけど、機能しなかった。

2、何をもって自社は社員を評価すると言うポリシーさえ決めず、社の意見が反映されてない
  丸投げで作ってもらったため、思っていたような評価制度になっていない。

3、評価項目が複雑・多岐にわたり、評価者に時間的負担を与えてしまい、結局
  評価する者、される者にとってシンプルにわかりやすい制度にならなかった。

ですから

*社長始め、社内の意見をよく吟味した上で作りましょう。
*業務内容を良く理解した方に頼みましょう。
*実際の運用を考えて、評価項目はなるべくシンプルに。

小難しいのがいいってものじゃない典型です。

評価項目100項目。嗚呼、そんなの一人評価するだけで疲れそうです。