大空を翔けた雄志

大好きなあの紺碧の大空に、今日も想いを馳せる。

合言葉はただ一つ。
Cleared for take-off.

高速教習指導員として

2011-07-26 03:44:11 | 日記

おかげさまで、高速道路教習指導員に指定していただいた。

先日7月19日のことである。そして、昨日25日、初めての高速教習が配車された(^0^)/
そして、私の担当車AT36号車で高速に行けれたことも嬉しかった要素の1つだ!

勿論、これまで場内、路上と少しずつ経験を積ませてもらっていたから冷静に丁寧に対応できたわけだけど、それでも指導員という立場で初めて高速を運転する生徒と共に100KM出すのは緊張を隠せなかった。
しかし、生徒は私の予想や想像を覆す度胸と頑張りで課題をこなしてゆく。ゲートの通過方法、加速の仕方、走行全般、追い越し、合流、減速等、早いタイミングで指示アドバイスしゆくことも必要だ。
きっとこれからも想像も出来ないような事態も発生して何かと困るのだろうが、今回は生徒さんのおかげで私自身の高速教習デビュー戦をまずまずの手応えを残してコンプリートすることができた。

生徒の皆さんへ

こうやって、久々に初心の皆さんの目線で高速道路を見つめると・・・

スピード化というものは人類にとって、そして社会生活の水準上昇に寄与するとても重要な要素となている。なぜなら私たちは待つことが苦手だから。たとえば、宅急便でもなんでもすぐ来ることが評価のポイントの一つであり、大きな部分になっている。しかし、時に人類の能力では対応できないような処理速度で仕事を要求されることも多いし、また人によってその速度は異なるのでその点での差別も生まれてくる。そして、それによる不備や事故が発生してくる。そのような高速社会には立ち止まるという言葉はないし、そんな社会に麻痺して普遍化さえしてゆく。
高速道路も似たようなもので、法定速度100KM/hとは一口に言っても、やはり経験によっては速く感じるし、経験を増すごとに慣れてきて物足りなくなる者も。これまで、一般道路で60KM/hがMaxだった生徒さんも今日、短時間ではあったが100KM/hを経験した。これは、確実にスピード化の恩恵を感じると同時に、スピードという魔の手が伸びつつあることを意味するのではないか。ステップアップというのと同時に習得対応して行かねばならぬものは多い。

少し大げさになってしまったが、立ち止まることができない社会の中での運転で、大切な「心」を見失わないで欲しいし、自身も改めて自己管理で頑張ろうと思わせてもらった。


複数編成で教習。生徒のTさんと、Yさん! ナイスドライビングでした。ありがとう!


朝の当番バス。なんだか高速の予感がしていた。


台風6号が通過したにもかかわらず天気はあまり回復しない・・・