入手したばかりの軽量モバイルバッテリー 「 BL-50TXS 」 をテスト運用してみました.
昼間の外気温が約8℃、暖冬に慣れた当局の体ではフィールドでの移動運用はとても無理・・・ ということで、ホーム内移動を決め込みました.
移動場所はホーム1階のリビング. 2階シャックからアンテナ同軸ケーブルを引っ張り込み、電気こたつの上に移動機材一式をセッテングしました. KX2の電源は内蔵Li-ionを使い、モバイルバッテリー BL-50TXS からの電源供給は50Wリニアアンプ HL-50B だけです.
Elecraft KX2本体にはオート・アンテナチューナーが内蔵されているのですが、40mバンド 7.100MHz付近に同調を取るため、MFJ Travel Tuner MFJ-902B を アンテナとリニア・アンプの間に入れました.
早速、テスト運用開始です! リニアアンプ HL-50B の定格入力は本来10Wですが、このアンプは FT-817 用に5W入力に改造してあります.(在りし日の東京ハイパワーでメーカー改造)
アンテナは15/40mバンド用 2エレ八木. 7.100MHz付近でKX2の出力を5Wに絞りリニアを作動させたところ、パワー計は60Wを指しました. どうやら BL-50TXS の出力電圧が14.5Vに設定(手動調整は不可)されているためのようです. テスト送信の結果、このリニアを50Wで作動させるのに必要な KX2 の出力は4W. さらに KX2 の出力を2Wにするとリニアは25Wで作動しました. フィールドでCWモードの移動運用はこの程度でも十分かもしれませんネ!
ちなみに7.100MHzより上の周波数でSSBモードに出ようと思ったのですが、今日は土曜日、バンドがかなり混んでいます.結局7.010MHzの下付近でCW 計3局とQSO. 1時間ほどでしたが、モバイルバッテリー BL-50TXS での初運用となりました!!
DE JA4VNE