最終回でした。
ほぼ毎朝見ていた
『花友禅』
というドラマが。
ご存知の方はいらっしゃるかしら?
多分、泡時代初期頃のドラマの再放送なのですが、“友禅”を巡る美人姉妹の「女の幸せとは?自立とは?」的なドロドロドラマ。
ドロドロと言っても、近年のような派手なリアクションはありません。
だからこそ、後からジリジリと効いてきます。
月(休日は休み)~木曜日の朝8時10分頃からスタートする、朝の爽やかな雰囲気とは一切関係ない重いドラマです。
わたしも全部見ていないので、詳しい人間関係やストーリーは分からないのですけど、“京友禅”という京都の老舗呉服問屋に嫁いだ妹と新人友禅作家の異母姉が、友禅の師匠や一人の男を取り合い、憎しみ合いながらも女として自立していく、兄しかいないわたしにとっては経験したことが無い<姉妹愛
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異母姉妹のドラマですが、嫁姑問題あり、不倫あり、跡継ぎ問題あり、師匠と弟子の関係、義理の親子関係、呉服業界の事情あり。と、そちらも目が離せませんでした。
つくづく「あぁ、跡継ぎの家に嫁ぐのって大変ね」と、放送を見終わる度に思うのです。
だって朝の7時くらいには、髪型もメイクもほどよく仕上げ、洋食ではない朝食を作り、浮気だか仕事だか分からない旦那さんを見送った後に、その母親と二人でご飯を食べる。
モチロン部屋は、いつお客様が来られても恥ずかしくないように整頓されていて、家事が済んだら家の隣にあるお店(問屋)に行って仕事をこなす。
ふぅ~・・・
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考えただけでも胃がイタイ・・・
そんなわたしの朝の楽しみが、今朝、意外にあっさりと終わってしまいました。
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あっ
言っておきますけど、毎朝主人公の可哀相なお嫁さん(妹)を見て(人の不幸は蜜の味・・・へっへっへっ)と思っているのではなく、“花友禅”という題名が付くだけあって、時折、京友禅や加賀友禅(姉妹の父親は加賀友禅作家)のキモノが見られたり、出演している女優さん達の普段着やお出かけ着のキモノが見られたり出来るのが楽しかった。
やはり普段着は、織りのキモノをお召しです。
帯結びも、家事をしない姑(三ツ矢歌子さん)はお太鼓結びで、家事をしている女優さんたちは半幅帯をやの字に締めていました。
全然関係ありませんけど、今は亡き三ツ矢歌子さんと里見浩太郎さんて、似てない?
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