人間の愚かさを痛感させられる格言です。
母の納骨が終わり、無事に兄の引越しが済み、ヤレヤレこれでようやく一段落。
と、のんびりしていた矢先に
悲劇がっ!
いえ、もしかしたら・・・喜劇?
あれは月に一度訪れるブルーな初日、痛くなる前に鎮痛薬を服用。
その日は万が一のため、お昼にも。
いつもはこれで、ブルーな初日は乗り切れる。
はずだったのに、その日はお腹ではないところが痛み出す。
「痛い」というレベルではなく、
激痛。
「歯が痛い」というレベルではなく、
右あごに激痛。
そう、私を襲った悲劇とは、右のあごあたりに走る激痛なのでした。
もうね、痛すぎて、どの歯が痛いのか痛くないのかが分からないの。
トリアエズその日は、一日に二回しか服用できない鎮痛薬を寝る前にも飲んでしまいました。
次の朝も、起きた途端に、
激痛。
動けない。
でも家事をしたり、買い物に行くと忘れてる。
のんびりすると、
激痛。
そんな日が一週間続きました。←スゴイ?
その頃になると激痛の波にも慣れ、どこの歯が痛いのかも検討がつきましたので、ようやく歯科医院へ。
今の家に引っ越す前日に、今回と同じように歯が痛くなって駆け込んだ歯科医院は、ちと遠い。
っーか、その時の先生が結構ご高齢だったので、もしかしたら・・・
んで、以前ヒゲ君も通院したことがある歯科医院へ。
あ、徒歩数分のところにある歯科医院はあまり評判がよろしくないので、そことは違う歯科医院へ。
電話をするとかなり忙しそうでしたが、覚悟を決めた日に決行しないと、またズルズル行かなくなりそうなので、無理やり予約を入れてもらいました。
その歯科医院は近所にありますので、場所は知っていましたが、入ったのは初めて。
でも実際に訪れると、以前は町の歯医者さん的雰囲気だったのに、いつの間にかデンタルクリニックになっていました。
お洒落なクリニックは、受付がまるで何処かのホテルのフロントのようです。
二人の受付嬢(?)が、かなり強引な急患である私にも、笑顔で対応してくれます。
初めての歯科医院で、その待合室の雰囲気に圧倒され、歯の痛みも暫し忘れてました。
その内に、いよいよ、私の順番。
若くて可愛らしい助手の方が、わざわざご丁寧に迎えに来てくれます。
ど緊張のまま真っ白な診察室に案内され、椅子に座る。
緊張がマックスに達する手前で、先生が静かに現れる。
思ったよりも若い男の先生。
んー、マツヤマケンイチ風?
顔の半分がマスクで隠れて分からないんだもん。
問診とレントゲンと、先生の診察の結果は、右上の親知らずが虫歯になっていて、それが激痛の原因の可能性が高いと。
「どうします?抜きます?」
という突然の先生の問いに、一瞬戸惑いましたが、この激痛から逃れられるのならと、
「抜いてください」と。
ぢつは、抜歯は初めての経験。
メリメリっという音がしなくなったら、あら不思議、痛くなぁ~い。
歯医者が怖いのは、ぢつはここから。
絶対に、一度では終わらない。
案の定「今度は歯のクリーニングをしましょう」
私が一番恐れていた言葉が・・・
あまりのストレスで、ずーっとできなかった顎のニキビが前日にふたつもできちゃいました。しかもでかくて痛い。トホホ
「サルも木から落ちる」ならぬ「小雪の肌にもにきび」←マツヤマケンイチ繋がり?
覚悟を決めて、クリーニングいたしました。
えぇ、これから使う歯のためにも、自分の身体のためにも、歯のケアは大切なことは知っています。
でもさ、痛いんだよねぇ。
かなり・・・
クリーニング中、何度も暴れそうになりましたよ。
でもま、これで私も毎食後丁寧に歯磨きをして、虫歯にならないように、歯垢を溜めないようにいたします。
決して「虫歯を抜けば痛み忘れる」にはならないように。
ただ・・・来週から他の虫歯の治療が始まります・・・
ふぅっ、こうなったら自分にご褒美&『心のリフレッシュッ』に出かけちゃうぞっ。