皆様の温かいコメントを読んでいたら、涙がこぼれてしまいそうです。
いろんな経験をされているのですね。
実体験からのアドバイス、心から感謝いたします。
父が入院してから、一ヶ月が経ちました。
「まだ一ヶ月」「もう一ヶ月」
この一ヶ月は、月日の経過を忘れるくらい、いろんな出来事があった気がします。
入院当初、兄や私の顔を見るたびに、自分が情けなくなるのか、泣いてばかりいた父も、担当医が驚くほどの回復振りで、失語症と嚥下が不自由以外は一人でいろいろ出来るようになっているそうです。
むしろ心配のタネは、母・ゆんのんです。
父の入院後一週間は殆ど別人状態で、ようやく落ち着き始めた頃に、腰の骨の一部を圧迫骨折し、寝たきりではありませんが、現在はコルセットを装着しながら生活しています。
ふぅ・・・
散歩だけが楽しみだった母は、かなりショックを受けていましたが、どうしてこんなに腰が痛いのかを理解したのは、骨折してから一週間後っ!
遅っ!
コルセットが出来るまでの一週間は大人しかったのに、装着してからは痛みが少し和らいだのか、また勝手に歩き回るようになりまして。
先週のまだ寒さが残る早朝には、上着も着ずに遠くのお寺まで散歩に行って保護されました。
あまり散歩を制限しても、本人が納得しませんので、GPSのレンタルを申請中です。
今朝届いた兄からのメールでは、「とうとう鍋を焦がした・・・」と。
ヒゲ君に言わせれば、
「認知症のフルコースやぁ」
な訳で。
そろそろ同居している兄の体力も精神力も限界な様子。
『家族』という存在が、この世の中で一番煩わしかったはずの兄が、よくここまで頑張ってくれたと思います。
自分の仕事以外に、父の入院の手配、父が担っていた家事全般、そして、母の介護ケアの打ち合わせ・・・
もし私一人だけだったら、頭が爆発していたと思いますっ!
父が予想以上に回復し、在宅ケアになるかもしれませんが、母の状態がこの状態ですので、トリアエズ母のこれからをどうするか。
やはり、我が母・ゆくのんも、介護施設を嫌がります。
当初は自宅にヘルパーさんが来てくれることすらも拒否していましたが、優しいヘルパーさんの努力でどうにか一週間が過ぎました。
んが、先週末に1泊2日でショートステイした後、あまりお気に召さなかったようで、今週末に予定している土曜日のデイケアを嫌がっています。
ぢつは少し前、整形外科でコルセットを装着してもらった帰宅後に、最低でも一ヶ月は装着してくださいと言われたコルセットを「こんなの嫌だっ」と勝手に外してしまい、兄が一度ぶちキレまして、今回のデイケア拒否で兄の怒りが頂点にっ!
このままだと、頼りにしている兄が放浪の旅に出てしまいそうぅ
父のケアマネさんには「お母様をどちらかに入所させては?」と言われたほどです。
今週の神経内科(こちらの病院ではこの科を勧められました)の診察では、母のケアマネさんにも同行してもらい、これからの治療方針を相談します。
検査の件ですが、当日の本人の様子を見て可能であれば一度受けてみるつもりです。
なんせ検査嫌い、病院嫌い、頑固で警戒心の強い母なので、扱いが難しいの。
ブログで両親の事を書いてから、励ましのメールや、心がホッとするカードが届きました。
本当にありがたい事です。
心優しい皆様に、心から感謝しています。
実家が落ち着くには、まだまだ時間が必要ですが、必ずやこのブログに着物姿で復活しますね。
ではまた逢いましょう♪