柳は緑、花は紅

ありのままのすうざん

とってもいいぢゃん?

2007-06-20 13:53:54 | Weblog
ポッキー好きとしては、もっと早くに買うべきだったのでしょうか?

この『極細』とは真逆の『ジャンボポッキー』を覚えていらっしゃる?

わたしが初めてジャンボポッキーを見たのは、今から20年くらい前の華やかな泡時代の頃でした。
泡時代というのは、今では考えられないくらい無駄なことが多かったように思います。
その中でもわたしが“無駄”だと思っていたのは、恥じらいを捨てたうら若き女性達が踊り狂っていたディスコのお立ち台ではなく、チョコレートの祭典・バレンタインデーで配られる義理チョコの数々。

毎年二月ともなれば、近くのスーパーから有名なデパート・百貨店に至るまで、世界のチョコレートが日本に集まってしまったのでは?と思うくらい、日本中がカカオの香りに包まれます。
特に祭典直前の土日などは、一年でもっとも寒い季節にもかかわらず、チョコレート売り場の温度だけは異常に上がっています。汗だくです。

泡時代は義理チョコを買うために、そんな“はだか祭り”状態の売り場を渡り歩いたものです。
費用だってバカになりません。
泡時代ですから、一つ一つの単価が高いのです。
そして、ある年にふと、「これって無駄っ!」と思いました。

しかし無駄とは思いつつも、わたしだけ渡さないわけにはいきません。
そこでわたしが思いついたのは、その頃発売されていたジャンボポッキーを、義理チョコの代わりにすることだったのです。

確かその頃のポッキーは、現在のように数本に小分けして袋に入っていなかったのに、ジャンボポッキーは一本ずつ個別包装されていました。
先輩・同期・後輩男子には一本、上司には二本と、ちゃんと差をつけて配りましたよ。
ジャンボポッキーと言うだけあって、長さは20cmくらいありましたっけ?長いだけでなく、かなり太かったはず。

義理チョコを見慣れていた男性方にもソレはかなり好評で、渡した方の中には「これってボッ●ー?」と、現在ならセクハラで訴えられかねない質問をしてくる先輩もいらっしゃいました。

今でもあるのかしら、ボッキー・・・、いやいやジャンボポッキーって。