時の観察者 no つぶやき

世の中嘘ばかり。何が真実なのか?

肝炎訴訟 さらに

2007-12-28 12:13:24 | 
このところ、テレビで騒がれている薬害肝炎訴訟。
同情心を持ち、いい方向で決着してほしいと願っていた。
しかし、ほとんど、他人事のように見ていた・・・が

今朝の新聞に
「肝炎ウイスル グロブリンからも検出」
とあった。

70年代の「免疫グロブリン製剤」からC型肝炎ウイルスが検出されたというものである。
76年製造---「プラスミン」---------B型肝炎ウイルス
77年製造---「人免疫グロブリン」---C型肝炎ウイルス

どういう疾患で使用されていたのだろう・・・
「はしかや重症感染症、小児の気管支喘息、水痘、ポリオ、帯状疱疹」の治療
「輸血後の黄疸」の予防
さらに80年代半ばから「川崎病」の冠動脈瘤の予防、
「A型肝炎」の治療などにも使用されていたようだ。

C型肝炎ウイルスが見つかり、検査が導入されたのは89年以降ということらしい。
92年からはより精度の高い検査法となったために感染の危険はほとんどないということのようだ。

これらのことから推測するに、
かなりの日本人がこれらの薬、いやウイルスに汚染されているかもしれないということだろうか。
私もそのうちの一人かもしれない?!

今回の肝炎訴訟で厚生労働省が、ひたすら国の責任を期間限定にしようとした理由がここにもあるのかもしれない。
いったい、薬害はどこまで掘り下げれば全貌が見えてくるのだろう。
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