アメリカ航空宇宙局(NASA)が9/23、
太陽風が、ここ50年間で最も弱いレベルに低下したと発表したらしい。
---太陽風(たいようふう)---
太陽から吹き出す極めて高温で電離した粒子(プラズマ)。
毎秒100万トンもの質量が太陽から放射されている。
太陽風が地球の公転軌道に達するときの速さは約300~900km/s、平均約450km/s。
温度は106Kに達する。
地球磁場に影響を与え、オーロラの発生の原因の一つ。
高速の太陽風は、コロナホールや太陽フレアに伴って放出されていると考えられている。
太陽風は、現在探査機『ユリシーズ』の太陽風検出器『SWOOPS』によって観測されている。
ユリシーズ (Ulysses) とは太陽の全緯度領域を調査する為に設計された無人探査機。
1990年10/6にスペースシャトル・ディスカバリーで打ち上げられ、
1994年~1995年、太陽の北極圏を観測。
2000年~2001年、太陽の南極圏を観測。
2007年~2008年、3度目の太陽極圏観測を行うために2009年3月までミッション延長。
太陽風の弱まりは1990年代中ごろに始まったようだ。
太陽風が弱くなると太陽系外からの銀河宇宙放射線の流入量が多くなるらしい。
銀河宇宙線のエネルギーは強大で、直接生命の細胞に当たれば、細胞はひとたまりもなく破壊されてしまうようだ。
だから太陽風は、地球を守っているとも・・・。
科学者たちは、原因や結果について正確には分からないようだ。
ユリシーズ計画の科学者、Arik Posner氏は、記者会見で・・・
「太陽風の観測は、宇宙時代の初期-60年代初めから現在までしか行なわれていないのだが、この期間においてはこれは特異な現象だ。だが、百年や千年単位で見て、この現象がどの程度珍しいことなのかは、誰にもわからない。それほど昔までさかのぼれるデータはない」
2008年8月はこの100年間で初めて、黒点が1つも生成されずに終わった月になったらしい。
通常、太陽活動は11年ごとに減少し、ゼロに近くなるが、新しいサイクルが始まると黒点は多くなる。
今年1月からサイクル24に入ったが、黒点が少ない時期が異例なほど長く続いていたようだ。
「1カ月にわたって黒点がゼロ」という同じ現象が最後に確認されているのは1913年6月だけらしい。
過去1000年間においては、このような時期はマウンダー極小期など3回あったとされている。
どれも小氷期と呼ばれる寒冷期だったようだ。
2005年に「太陽活動が今後急速に低下する」と予測した研究者がいたが、批判が多く論文は掲載されなかったという話もあるらしい。
------------------------------
基本的に宇宙に関しては、分からないことばかりのようだ。
もっと手軽に宇宙に出かけられる乗り物を開発でもしない限り、
仮定の理論しか出てこないだろう。
地球温暖化、気候変動などと騒がれていて地球全体が温暖化しないように検討しているが・・・
もし太陽からのエネルギーが格段に低くなってしまったら、温暖化どころではなく、地球全体が氷河期になってしまいそうだ。
もし大寒冷期になってしまったら、食料生産はどうなってしまうのだろう。
温暖化よりも厳しい世界になっていまうのではないだろうか。
対策は?
人工太陽でも作らなければならない時がやってくるのだろうか。
107/47
太陽風が、ここ50年間で最も弱いレベルに低下したと発表したらしい。
---太陽風(たいようふう)---
太陽から吹き出す極めて高温で電離した粒子(プラズマ)。
毎秒100万トンもの質量が太陽から放射されている。
太陽風が地球の公転軌道に達するときの速さは約300~900km/s、平均約450km/s。
温度は106Kに達する。
地球磁場に影響を与え、オーロラの発生の原因の一つ。
高速の太陽風は、コロナホールや太陽フレアに伴って放出されていると考えられている。
太陽風は、現在探査機『ユリシーズ』の太陽風検出器『SWOOPS』によって観測されている。
ユリシーズ (Ulysses) とは太陽の全緯度領域を調査する為に設計された無人探査機。
1990年10/6にスペースシャトル・ディスカバリーで打ち上げられ、
1994年~1995年、太陽の北極圏を観測。
2000年~2001年、太陽の南極圏を観測。
2007年~2008年、3度目の太陽極圏観測を行うために2009年3月までミッション延長。
太陽風の弱まりは1990年代中ごろに始まったようだ。
太陽風が弱くなると太陽系外からの銀河宇宙放射線の流入量が多くなるらしい。
銀河宇宙線のエネルギーは強大で、直接生命の細胞に当たれば、細胞はひとたまりもなく破壊されてしまうようだ。
だから太陽風は、地球を守っているとも・・・。
科学者たちは、原因や結果について正確には分からないようだ。
ユリシーズ計画の科学者、Arik Posner氏は、記者会見で・・・
「太陽風の観測は、宇宙時代の初期-60年代初めから現在までしか行なわれていないのだが、この期間においてはこれは特異な現象だ。だが、百年や千年単位で見て、この現象がどの程度珍しいことなのかは、誰にもわからない。それほど昔までさかのぼれるデータはない」
2008年8月はこの100年間で初めて、黒点が1つも生成されずに終わった月になったらしい。
通常、太陽活動は11年ごとに減少し、ゼロに近くなるが、新しいサイクルが始まると黒点は多くなる。
今年1月からサイクル24に入ったが、黒点が少ない時期が異例なほど長く続いていたようだ。
「1カ月にわたって黒点がゼロ」という同じ現象が最後に確認されているのは1913年6月だけらしい。
過去1000年間においては、このような時期はマウンダー極小期など3回あったとされている。
どれも小氷期と呼ばれる寒冷期だったようだ。
2005年に「太陽活動が今後急速に低下する」と予測した研究者がいたが、批判が多く論文は掲載されなかったという話もあるらしい。
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基本的に宇宙に関しては、分からないことばかりのようだ。
もっと手軽に宇宙に出かけられる乗り物を開発でもしない限り、
仮定の理論しか出てこないだろう。
地球温暖化、気候変動などと騒がれていて地球全体が温暖化しないように検討しているが・・・
もし太陽からのエネルギーが格段に低くなってしまったら、温暖化どころではなく、地球全体が氷河期になってしまいそうだ。
もし大寒冷期になってしまったら、食料生産はどうなってしまうのだろう。
温暖化よりも厳しい世界になっていまうのではないだろうか。
対策は?
人工太陽でも作らなければならない時がやってくるのだろうか。
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