時の観察者 no つぶやき

世の中嘘ばかり。何が真実なのか?

太陽風、ここ50年間で最弱

2008-09-28 11:12:43 | 科学
アメリカ航空宇宙局(NASA)が9/23、
太陽風が、ここ50年間で最も弱いレベルに低下したと発表したらしい。

---太陽風(たいようふう)---
太陽から吹き出す極めて高温で電離した粒子(プラズマ)。
毎秒100万トンもの質量が太陽から放射されている。
太陽風が地球の公転軌道に達するときの速さは約300~900km/s、平均約450km/s。
温度は106Kに達する。
地球磁場に影響を与え、オーロラの発生の原因の一つ。
高速の太陽風は、コロナホールや太陽フレアに伴って放出されていると考えられている。

太陽風は、現在探査機『ユリシーズ』の太陽風検出器『SWOOPS』によって観測されている。

ユリシーズ (Ulysses) とは太陽の全緯度領域を調査する為に設計された無人探査機。
1990年10/6にスペースシャトル・ディスカバリーで打ち上げられ、
1994年~1995年、太陽の北極圏を観測。
2000年~2001年、太陽の南極圏を観測。
2007年~2008年、3度目の太陽極圏観測を行うために2009年3月までミッション延長。

太陽風の弱まりは1990年代中ごろに始まったようだ。
太陽風が弱くなると太陽系外からの銀河宇宙放射線の流入量が多くなるらしい。
銀河宇宙線のエネルギーは強大で、直接生命の細胞に当たれば、細胞はひとたまりもなく破壊されてしまうようだ。
だから太陽風は、地球を守っているとも・・・。

科学者たちは、原因や結果について正確には分からないようだ。

ユリシーズ計画の科学者、Arik Posner氏は、記者会見で・・・
「太陽風の観測は、宇宙時代の初期-60年代初めから現在までしか行なわれていないのだが、この期間においてはこれは特異な現象だ。だが、百年や千年単位で見て、この現象がどの程度珍しいことなのかは、誰にもわからない。それほど昔までさかのぼれるデータはない」

2008年8月はこの100年間で初めて、黒点が1つも生成されずに終わった月になったらしい。

通常、太陽活動は11年ごとに減少し、ゼロに近くなるが、新しいサイクルが始まると黒点は多くなる。
今年1月からサイクル24に入ったが、黒点が少ない時期が異例なほど長く続いていたようだ。
「1カ月にわたって黒点がゼロ」という同じ現象が最後に確認されているのは1913年6月だけらしい。
過去1000年間においては、このような時期はマウンダー極小期など3回あったとされている。
どれも小氷期と呼ばれる寒冷期だったようだ。

2005年に「太陽活動が今後急速に低下する」と予測した研究者がいたが、批判が多く論文は掲載されなかったという話もあるらしい。

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基本的に宇宙に関しては、分からないことばかりのようだ。
もっと手軽に宇宙に出かけられる乗り物を開発でもしない限り、
仮定の理論しか出てこないだろう。

地球温暖化、気候変動などと騒がれていて地球全体が温暖化しないように検討しているが・・・

もし太陽からのエネルギーが格段に低くなってしまったら、温暖化どころではなく、地球全体が氷河期になってしまいそうだ。
もし大寒冷期になってしまったら、食料生産はどうなってしまうのだろう。
温暖化よりも厳しい世界になっていまうのではないだろうか。

対策は?
人工太陽でも作らなければならない時がやってくるのだろうか。
107/47

携帯電話で精子の「質」が低下

2008-09-21 13:39:17 | 科学
CNN発

通話モードの携帯電話をズボンのポケットに入れておくと、
精液中のフリーラジカルが増加し、
精子の運動量などが落ちて
精子の「質」が低下する!!!
という研究結果を、アメリカの研究者が9/18に発表したらしい。

クリーブランド・クリニックの研究チームが、
男性32人から提供を受けた精液を
それぞれ、同一人物のものを2グループに分け、
ひとつを携帯電話の近くに置いて実験を行ったというものだ。

携帯電話との距離 ---- 2.5cm
ズボンのポケットに電話機を入れてハンズフリーで通話する状態を想定。
アメリカ国内でもっともよく使われている周波数850MHzの電話機を使い、
通話モードで1時間。

結果、
人間の体内でさまざまな病気に関与するフリーラジカルの量が、
携帯電話の近くにおいた精液内で85%増加。
精子の運動性や活動力も低下。

研究者は、
「今回の実験では実際の人体とは異なり、携帯電話の電波にさらされた精液は皮膚や骨、組織などに覆われていないため、さらなる研究が必要だ」と述べているようだ。

しかし、これまでの研究で、
1日に4時間以上にわたって携帯電話を使う男性は、
この時間以下しか使わない男性に比べて、
精子の質が著しく低下することは分かっているらしい・・・・

携帯電話の電波が・・・
人体に・・・
何らかの影響を与えている・・・
可能性がある・・・・ようだ。

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携帯電話、様々な電波、電磁波など
人体にどう影響するのか、
まだよく分かっていないというのが現状のようだ。

さらに科学が進歩して、様々な観点からの研究が進めば進むほど
かなりの影響がありそうだということが解明されるのかもしれない。

とにかく、必要以上は使わない。
それに尽きるように思う。
また、エコ!?の観点においても・・・
65/44

子供の頭痛は肥満が原因?

2008-09-20 09:45:52 | 
アメリカ、シンシナティ子供病院小児神経科の医師らの調査で、
肥満の未成年者は頭痛になりやすいことが明らかになったらしい。

これまでの研究では---未成年者の10~25%が慢性頭痛。

今回の調査では、
肥満の人ほど頭痛を感じる回数が多く、症状も重い・・・
そして3カ月間ダイエットで、頭痛の回数が半減したらしい。

成人では、肥満と頭痛に相関関係があることがすでに分かっているようだ・・・。
しかし、成年者の肥満と頭痛の関係が明らかにされたのは今回が初めてというものだ。

「慢性頭痛に苦しむ成人は食欲を抑制するホルモン、レプチンの分泌量が少ない。肥満の未成年者もレプチンが少ないと考えられる」と分析しているらしい。

ルイジアナ州立大保健科学センター(ニューオーリンズ)の運動心理学者は
「肥満の子供は水をあまり飲まない。脱水症が頭痛の原因にもなる」と・・・。

ミシガン大付属子供病院の小児科医は
「太った子供はいじめの対象になりやすい。ストレスが頭痛の原因になっている場合も多いだろう」と・・・。

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肥満で頭痛・・・というよりは、
何か頭痛になりやすいような食べ物ばかり食べているのではないかと・・・

肥満でも頭痛でない人もたくさんいるだろうし、
痩せていても頭痛の人もいるはずである。

このような肥満と頭痛の研究よりも、慢性頭痛の人たちの食生活などを調査した方が面白い結果がでそうな気がするのだが・・・
91/52

肉食で地球温暖化?!

2008-09-07 16:44:09 | 生活
イギリスの日曜の新聞に
気候変動に関する政府間パネル(IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change)の専門家が、
肉の消費を減らすことで、気候変動を防ぐ提案をしたらしい。

菜食主義の68才のインドの経済学者が、
温室効果ガス排出と環境問題は、牛と他の動物を育てることと結びつけているようだ。

「世界的な警告:肉生産の影響と気候変動における消費」。
"Global Warning: the impact of meat production and consumption on climate change"
というタイトルで9/8(月)にロンドンでスピーチすることになっているらしい。

「まず最初に・・・週1日は肉を絶つ、そこから肉をさらに減少させてください」と・・・・
「何を強調したいかというと・・・:我々は、本当に経済のあらゆるセクターに、縮小をもたらさなければならないこと。」
「他の小規模のライフスタイルの変化でも、気候変動と戦うことを助けることができるでしょう。」
などと述べているらしい。

彼は先週、6年の任期であるIPCC議長に再選されたようだ。

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何もしなければ、このまま気候変動はますます激しくなり、旱魃、豪雨・豪雪、洪水、地震などが多くなり、食物の生産は減少し、飢餓も増えていくだろう。

肉食をすることの弊害について、スピーチをすると思われるが是非内容も聞いてみたいものである。

牧草や穀物類を作り、それを家畜の餌とし、その家畜の肉を食べるというのは、食料の生産という観点で考えるとかなり効率が悪いはずである。
直接、人間が穀物を食べた方が生産性が高いとは思うのだが・・・。

そういった内容か???・・・

訴えるだけで多くの肉食の人が、菜食に切り替えられるのだろうか??!!

何か秘策があるのだろうか。

また、食べすぎで肥満になり、運動をして痩せようなんて人たちも
同じように気候変動のことを考えれば、かなり害悪かもかもしれない。

電気をこまめに消したり、
レジ袋を節約したりもいいが、
必要以上のものは食べないようにする!!! のも
「エコ」
といえるのではないだろうか。
102/58

コーヒーで子宮体がん予防?!

2008-09-02 13:17:25 | 
コーヒーを1日3杯以上飲む女性は、
ほとんど飲まない女性に比べ、
子宮体がんになる危険度が約6割も低い??!!

との疫学調査結果を、厚生労働省研究班が発表したらしい。

子宮体がんは、肥満や糖尿病の人、女性ホルモンの働きの活発な人がなりやすいとされる。

調査は、
岩手、大阪など9府県
40~69歳の女性約54000人
平成2年から最長で15年追跡。

この間に117人が子宮体がんと診断。---- 0.22%

調査開始時にコーヒーを飲む習慣について聞き取り、
量によって4つのグループに分けて関連を調べたようだ。

飲む頻度が週に2日以下 --- 基準とすると・・・
毎日1-2杯飲む人----約4割、
毎日3杯以上飲む人----約6割、
発症の危険度が低かったらしい。

研究班の国立がんセンター研究員は
「コーヒーが血糖値を下げたり、女性ホルモンの働きを調整したりすることで危険度を下げているのではないか」と述べているようだ。

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コーヒーで子宮体がん予防・・・
どうも納得できないような調査のように思える。

なぜコーヒーに特化したのか? という疑問もある。
その他のものは調査しなかったのか。
 
何かコーヒーを売りたいがための調査のようにも感じる。
何か一つのものを多く採れば、
それでいい・・・というだけでは何か不足しているようにも思う。
その他のがんにそれぞれ予防できうる食物があるとしたら、
毎日それぞれのものをきっちり食さねばならないのだろうか。

それよりもそれぞれのものを適度にバランス良く・・・という方が現実的ではないだろうか。
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