O-157を超える強毒菌、国内で2例検出
カナダで集団感染が相次いでいる死亡率の高い強毒型の腸炎細菌を、国立感染症研究所が国内の患者2人から検出したらしい。
厚生労働省は、各医療機関に院内感染防止の徹底を指示!!
クロストリジウム・ディフィシル(C.difficile)
クロストリジウム・ディフィシルは大腸に常在している菌の一種
通常は毒素を産生しない。
この菌は抗生物質が効かない菌で、
抗生物質の投与によって他の菌が死滅すると
この菌だけが生き残り、異常増殖(菌交代現象)をし、
毒素を産生するようになるらしい。
この毒素(エンテロ・トキシン(腸毒)、サイト・トキシン(細胞毒))が、
腸管粘膜に障害を起こす。
軽症--軟便、
重症--激しい下痢、腹痛、高熱
今まで高齢者や全身状態が悪い場合を除き、死亡することはまれだったようだ。
ところが、カナダなどで2003年ごろから、毒素をたくさん作る強毒型が流行するようになり、
ケベック州の12病院では、1703人中117人、約7%が犠牲になっている。
ちなみに一時、世間を恐れさせた病原性大腸菌O-157は、死亡率1~5%。
かなり手強い相手と感じられる。早めに何か手をうっておかないと・・
O-157のように・・いやそれ以上になってしまいかねない。
病原性大腸菌(下痢原性大腸菌)のうち
腸管出血性大腸菌に分類されるO-157
腸管粘膜に定着したO-157がその場で増殖し、産生されたベロ毒素によって下痢を起こすというものだ。
罹患者だ出るたびに新聞に載っている。
まだまだ恐ろしい病のようだ。
今まで、なんとか制圧できていた細菌やウイルスが、生き残りをかけてか?進化してか? 人間に対して猛威を振るうことが出てきているように思う。
いつ猛威を振るうのか懸念されている鳥インフルエンザは、最近のものだが、
数年前は、SARSが世界的に流行った。
医学が進化、進歩を遂げれば、さらに新たな敵がやってくる。
いつになったら、安心できる世界がやってくるのであろう。
100/35
カナダで集団感染が相次いでいる死亡率の高い強毒型の腸炎細菌を、国立感染症研究所が国内の患者2人から検出したらしい。
厚生労働省は、各医療機関に院内感染防止の徹底を指示!!
クロストリジウム・ディフィシル(C.difficile)
クロストリジウム・ディフィシルは大腸に常在している菌の一種
通常は毒素を産生しない。
この菌は抗生物質が効かない菌で、
抗生物質の投与によって他の菌が死滅すると
この菌だけが生き残り、異常増殖(菌交代現象)をし、
毒素を産生するようになるらしい。
この毒素(エンテロ・トキシン(腸毒)、サイト・トキシン(細胞毒))が、
腸管粘膜に障害を起こす。
軽症--軟便、
重症--激しい下痢、腹痛、高熱
今まで高齢者や全身状態が悪い場合を除き、死亡することはまれだったようだ。
ところが、カナダなどで2003年ごろから、毒素をたくさん作る強毒型が流行するようになり、
ケベック州の12病院では、1703人中117人、約7%が犠牲になっている。
ちなみに一時、世間を恐れさせた病原性大腸菌O-157は、死亡率1~5%。
かなり手強い相手と感じられる。早めに何か手をうっておかないと・・
O-157のように・・いやそれ以上になってしまいかねない。
病原性大腸菌(下痢原性大腸菌)のうち
腸管出血性大腸菌に分類されるO-157
腸管粘膜に定着したO-157がその場で増殖し、産生されたベロ毒素によって下痢を起こすというものだ。
罹患者だ出るたびに新聞に載っている。
まだまだ恐ろしい病のようだ。
今まで、なんとか制圧できていた細菌やウイルスが、生き残りをかけてか?進化してか? 人間に対して猛威を振るうことが出てきているように思う。
いつ猛威を振るうのか懸念されている鳥インフルエンザは、最近のものだが、
数年前は、SARSが世界的に流行った。
医学が進化、進歩を遂げれば、さらに新たな敵がやってくる。
いつになったら、安心できる世界がやってくるのであろう。
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