時の観察者 no つぶやき

世の中嘘ばかり。何が真実なのか?

日本の鰻

2007-06-30 13:49:35 | 
アメリカが輸入規制した中国ウナギ
日本に入ってきているものは、
どうやら大丈夫のようだ。

2005年8月に中国産冷凍蒲焼から抗菌剤マラカイトグリーンが検出されて以来、
かなり厳しい検査をしてきているようだ。
現在、日本では国が指定する第三者機関による安全性確認がないと
輸入できず、
抗菌剤に関しては、6種類ほど規制対象にされているらしい。

日本のウナギ消費の約60%は輸入に頼っている現在、
ちょっとしたことで、信頼が落ちてしまう。
ウナギは日本の食文化の中でも大切なものの一つだ。
これだけは、他の国に遅れるなかれ!である。
そういう意味ではすでに手はうってあるといったところか。

今月は、偽牛ミンチ一色だっただけに、
他の食品に飛び火しないように
注意してもらいたいものである。

消費者としては、安心、安全が第一なのだから。
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ウナギ・エビ輸入規制へ

2007-06-29 14:49:17 | 
とはいっても、日本のことではない。
アメリカが中国から輸入している・・である。

米食品医薬品局(FDA)は6/28、
中国産のウナギ、エビなど5種類の養殖魚介類について、
アメリカで使用が禁止されている抗菌剤の検出が相次いだため
広範な輸入規制に乗り出すと発表したようだ。

これらの抗菌剤が含まれていないことが証明されない限り、
輸入を認めない! 
という強気なものだ。

中国産の魚介類に対する輸入規制としては過去最大規模になるらしい。

このところ中国に為て遣ったりの、アメリカとしては、
堪忍袋の緒が切れた! という感じか?

ペットフード、練り歯磨き、鉛おもちゃなどで、
中国産品への不信感は一段と高まっているアメリカ。

規制されるのは
ウナギ
エビ
ナマズ
バサ(ナマズの一種)
デイス(コイ科の淡水魚)

FDAが2006年11月から2007年5月にかけて行った調査で、
検査対象の1/4から、
養殖場などで魚の病気を防ぐために投与され、
発がん性が指摘されているマラカイトグリーンなど、
計4種類の抗菌剤がごく微量ながら検出されたかららしい。

いつも数週間遅れで、
日本も対応してきたような感じ・・・なので
そのうち何か手を打つのか??

それとも夏の土用の丑の日が、今年は7月30日のようだから、
それまでは、静観といったところだろうか。
200/73

世界の人口66億人

2007-06-28 16:07:38 | 自然/環境
国連人口基金が、世界の人口は66億人を突破したと発表したようだ。

2007年版の「世界人口白書」によると、
世界の人口は去年より7560万人増加し
66億1590万人。

1位中国
2位インド
3位アメリカ

アメリカ合衆国統計局の推計によると、
世界人口は2006年2月25日に65億人に達したばかりだが・・・
もう1億人も増えてしまったようだ。

2007年6/27--- 66億人
2006年2/25--- 65億人
1999年10/12-- 60億人
1987年------- 50億人
1971年------- 40億人
1961年------- 30億人
1927年------- 20億人
1802年------- 10億人

本当に、地球にとってエコを考えるのなら、
まず、人間を増やさないことである。

人間が多くなれば、
自ずと使用するエネルギーが増え、
消費する食料が増え、
排泄、廃棄物も増え、
地球が浄化する能力をはるかに超えて
様々な自然が汚染されていく。

銀河を運行する地球号の未来は・・・・
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抗うつ剤の副作用?

2007-06-28 10:33:22 | 
抗うつ剤「パキシル」(塩酸パロキセチン水和物)

副作用が疑われる自殺者が2005、2006年度と2年連続で
2ケタに増えたらしい。

パキシルはうつ病やパニック障害などに有効・・・のはず

若い人を中心に自殺行動を高めるケースがあり、
添付文書にはすでに警告や注意が明記されているようだが・・・。

2006年5月、アメリカ食品医薬品局(FDA)が、
医師に対して、服用者の慎重な観察を求める警告を発表し、その後
2006年6月、日本の厚生労働省も、
パキシルの添付文書に
「若年の成人で自殺行動のリスクが高くなる可能性が報告されており、投与する場合は注意深く観察すること」との記載を加えるよう指導を行なっている。

厚労省は医療関係者に
「患者の状態の変化をよく観察し、薬の減量など適切な処置を」
と呼びかけているが・・・。

それが何の役に立つのだろう???
24時間見張っていろ!とでも言うのだろうか。

パキシルは世界で発売され、国内では2000年11月から販売。

製造・販売元のイギリスの製薬会社「グラクソ・スミスクライン」によると、
推計売り上げは
2001年は約120億円
年々増え
2006年は約560億円。

推定物流ベースでは抗うつ剤全体の約25%を占め人気が高いらしい。

厚労省の患者調査では

うつ病などの気分障害も増加傾向にあるようだ
1996年---43万3000人
2005年---92万4000人

厚労省と独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」によると、

同機構への報告が義務化された2004年度以降、
パキシルの副作用と疑われる症例のうち、
自殺をした「自殺既遂」
2004年度---1件
2005年度---11件
2006年度---15件

自殺行動が表れた「自殺企図」
2004年度----2件
2005年度----2件
2006年度---24件

増加の原因

医療関係者によると、
処方される患者が増える中、
医師が投与後、経過を十分に観察していない
ことなどが考えられるという。

製薬会社は
「患者が勝手に服用をやめると、病状が悪化する恐れがあり、必ず医師に相談してほしい」
と話しているらしい。

一旦服用し始めた人は、止めることもままならない・・・ということか

また、パキシルはあくまでもうつが治るのを助ける薬であって、
うつそのものを治す薬ではないらしい。

まったくかってなものを作って売り出したものだ。
一旦服用してそれを止められる人が果たしているのだろうか。
治すための薬でなく、治すのを助ける?
一時しのぎ的なことしか考えていないから
こうしたことが起きるのでないだろうか。

そして常に犠牲を被るのは
弱者ということになる。

うつ病を治そうとして服用し
副作用が自殺願望では・・・
患者はどうしたらいいのだろうか・・・

女王か?働きバチか?

2007-06-26 11:30:45 | 科学
ミツバチの雌の幼虫は、
ロイヤルゼリーで育つと女王バチとなり、
はちみつや花粉で育つと働きバチになる

しかしある酵素を働かなくすると
ロイヤルゼリーでも女王バチになれない??

この違いをつかさどる酵素をアメリカのアリゾナ州立大とパーデュー大の研究チームが発見したらしい。

この酵素は「TORキナーゼ」

人間の手術に使われる免疫抑制剤「ラパマイシン」
この薬剤は、栄養状態に応じて細胞の増殖・成長を制御する機能がある。

研究チームは、
働きバチが分泌するロイヤルゼリーを与えられ、
いずれ女王バチになるはずのセイヨウミツバチの幼虫にラパマイシンを投与し、TORキナーゼの働きを抑える実験を行ったところ。

幼虫は通常の女王バチより成長が遅くなり、
成虫になった際の体重も少なく、
働きバチに特徴的な、花粉を集めるための器官「花粉かご」が後ろ脚に形成されていたようだ。

「RNA干渉」という、TORキナーゼを作る遺伝子の働きを抑える実験では、
ロイヤルゼリーで女王バチになるはずの幼虫が、完全に働きバチに成長したらしい。 

TORキナーゼを持たないハチ、酵素の働きが少ないハチは、
いくらロイヤルゼリーを食べても、
永遠に女王にはなれないということだろうか??
それとも皆同じように、持っているものなのだろうか。

突然変異で、遺伝子が変化し酵素が出来なくなったりすると
女王不在となり、
ミツバチの全滅!
なんてことになりはしないだろうか。

産むのが仕事か、蜜を集めるのが仕事かの違いで
結局は働きづめのミツバチの雌
そして出来た蜜は人間に取られ・・・・

常に感謝してハチミツをいただきたいものである。
76/44 46/34

恐怖のアトラクション!!

2007-06-25 11:19:42 | 事件・事故
本当に死の恐怖!!

アメリカ南部ケンタッキー州ルイビルの遊園地
「シックス・フラッグス・ケンタッキー・キングダム」において
地上約54mから垂直に急降下するアトラクションで
13歳の少女の両足が切断される事故が6/21にあったようだ

米国やカナダなど少なくとも8カ所の遊園地で、
同種のアトラクションが点検のために停止されているらしい。

地元メディアによると、
アトラクションは、
椅子に座った乗客をシートベルトで固定し、
最高時速約90km/hで急降下。

アトラクションのケーブルの1本が切れて、少女の両足を直撃したとみられている。
スイスのインタミン社製で、
過去4年間、
州当局の検査を受けていたようだが・・・。

これまで何百万人も乗っているが、一度も事故はなかった・・・
と。

日本国内の遊園地でもさっそく緊急点検!!
しかし6/24から・・・

横浜・八景島シーパラダイス---開園前の通常点検に加え、類似機種「ブルーフォール」のケーブル部分を重点的にチェック。
東武動物公園「G―max」開業前に緊急点検。異状は見当たらず、通常通り営業運転を開始。
東京ドームシティ---「タワーハッカー」は、ブレーキの不具合による整備・点検のため2週間ほど前から運休中。

事故は常に突然起こるものである。
予想していない、想定外の事故が大多数かもしれない。
だからこそ、予想できるものくらいは、点検を欠かさないように!!
これくらいしか防ぐ手立てはないのであろう。
しかし日本の対応はちょっと遅れているように思う。
107/58

鶏肉用の袋も10年間偽造

2007-06-23 17:21:29 | 
北海道の食肉製造加工会社「ミートホープ」
偽ミンチ事件発覚で、
さらに調べていくと
20年前から10年間、
鶏の飼育から鶏肉の販売まで一貫して手がける青森県の鶏肉販売会社の袋を偽造し、
別の会社から仕入れた鶏肉を詰めて販売していたようだ。

全く・・・、消費者をバカにしている!!
食品を扱う資格なしの会社だ。

詰めた肉について、田中社長は
「古いことなので、入れた肉が国産か外国産なのか覚えていない」
と話しているらしいが、

覚えていないという発言も偽装としか思えない。

もっと調べれば、
この会社の製品すべてが、
偽装かもしれない・・・・

BSE問題で、国産、豪州産などで
ラベル張替え事件なんかもあった。

肉系は加工してしまえば、消費者には分らない分野だ。
他の会社でもやっていないことを祈るばかりである。
65/36

中国の食文化??

2007-06-21 10:02:33 | 
---「下水溝油」

5月半ば、モンゴルのウランバートルで
中国製即席ラーメンを食べた学生2人が中毒死したようだ。
因果関係は証明されていないが、
そのラーメンが、俗に「下水溝油」と呼ばれる
質の悪い油で作られた可能性が指摘されているらしい。

中国では、食品工場などの油を含んだ下水を
再加工して作った「下水溝油」を利用した偽即席ラーメンが
本物そっくりのパッケージで格安で市場に出回り、
ときどき農村で食中毒事件が報道されてきている。

---「有坑乳」

中国で酪農指導を行う酪農家によると、
「中国では雑菌処理のために牛乳タンクに抗生物質を入れる」らしい。

病気治療のため抗生物質を乳牛に投与したあとに絞った牛乳には
抗生物質が残留するが、そのまま売られることも日常的のようだ。

有機農法による穀物で飼育された乳牛の乳は、値段が6-7倍もするらしい。

---「民工米」

発ガン性のあるカビがはえた古米は市場流通を禁止されているが、
出稼ぎ農民(民工)向けの工場や建設現場の食堂に安く卸され、
「民工米」と呼ばれているものがあるらしい。

しかし2007年から日本産米の輸入が解禁され、
富裕層をターゲットにしたコシヒカリなど超高級米が
7月初めにも高級スーパーに並ぶことになるようだ。

一体いくらの値がつくのだろうか???
値段が高くつくと、日本の価格にも飛び火する可能性がある。
日本の米が中国へすべて行ってしまわないことを願いつつ・・・
そのうち米を輸入しないと庶民の口に入らないということも・・・
中国、恐るべし・・・
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中国でガン患者急増

2007-06-21 09:47:18 | 
環境汚染と因果関係?

中国衛生省が発表した統計によると、
昨年(2006)の中国人の死亡原因で、
ガンが初めて脳血管疾病をこえて1位となったらしい。

ガンが死亡原因
都市部---27.3%、
農村-----25.1%

2005年には中国全土で760万人がガンで死亡しているようだ。
これは世界のガン死亡者数の13%に相当するらしい。

しかし世界人口が現在65億人で、中国は13億人、
約20%の人が住んでいる中国では妥当な数字かもしれないが・・・

中国医学科学院腫瘍研究所の研究員はガンの急増の3大原因として

(1)空気、水などの環境汚染(地下水汚染)
(2)食品汚染
(3)細菌・ウイルスの増加

をあげているようだ。

---(1)空気、水などの環境汚染(地下水汚染)
中国メディアによると、
水質汚染が深刻な中国東部の淮河流域の瀋丘県には「ガン村」と呼ばれ、
ガン患者が異常に多い村が100以上存在するらしい。

黄孟営村---人口2140人、1990-2004年までの死者数の54%がガン。
孫営村----403世帯1663人、1990年以降ガンになった人--186人(11%)。
瀋丘県のがん発症率は、
1972年---10万人に1人
2006年---10万人に320人と増加。

---(2)食品汚染
家畜に使われる薬品や肉質向上のための飼料添加剤、
野菜やくだものに使われる成長剤、殺虫剤など

中国の週刊紙・南方週末(6/7付)によると、
野菜などへの重金属残留は慢性中毒を起こし、
鉛の過剰摂取は血液病を、
カドミウムの過剰摂取はガンを引き起こす
と警告しているらしい。

中国医学(ツボ、経絡、鍼、漢方、気功など)を
かなり信頼している日本人としては、
ショックな数字でもある。
いくら医学が発達しても、
やはり予防が大切であると痛感させられる。

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通常、癌は「がん」とやわらかいイメージを持たせるためか?
ひらがな表記するようですが、
「ガン」と書かせていただいております。あしからず・・・

中国産ピーマン

2007-06-21 09:17:57 | 
残留農薬が基準値を超えていたようだ。

冷凍食品用の中国産ピーマンから
殺虫剤のピリメタニルが
基準値を超えていたらしい。

モニタリング検査で同様のケースが2度見つかったことで、
厚生労働省は6/20、食品衛生法に基づく検査命令を出したようだ。

当面の間、中国産ピーマンは、ピリメタニルの残留を調べる検査に合格しなければ輸入できなくなるらしい。

2007年1月、
兵庫県の業者が輸入した冷凍食品のピーマン(8トン)から
ピリメタニル0.04ppm(基準値0.01ppm)が検出され、
6/11には、
東京都の業者が輸入した冷凍食品の赤ピーマン(11トン)から
ピリメタニルが0.02ppm検出されたようだ。

調べれば調べるほど、
様々な問題が見つかる、この世の中。

人間に被害が及ぶ前に何とか手を打ってもらいたいのだが、
もしかして、胃痛やムカムカ感、腹痛なんか、
もう症状が出ていて、気が付いていないだけかもしれない。

残留農薬だけは、消費者には見つけられない
眼に見えない問題である。
検査体制をさらに強化していただきたい分野といえる。