時の観察者 no つぶやき

世の中嘘ばかり。何が真実なのか?

都会女性,乳がん高リスク!!

2007-11-29 15:55:21 | 
都会に住む女性の方が、地方の女性よりも乳がんにかかるリスクが高い??!!

シカゴで開催中の北米放射線学会で
ロンドンのプリンセス・グレース病院のニコラス・ペリー博士が研究結果を発表したらしい。

女性の乳房組織を乳房X線撮影(マンモグラフィー)で調べた場合、

腺が多く細胞組織が密集している女性の方が、
脂肪分の多い女性よりも
乳がんにかかる確率が高いことが知られている・・・

ペリー博士のチームは、
乳房組織の密集度と居住地域との間に何らかの関係があるかを調べた。

都市部、都市郊外、農村地域に住む972人を調査したところ、
ロンドンに住む女性は
都市部以外に住む女性よりも
乳房組織の密集度が大幅に高いことが分かったようだ。

こうした居住地域による相違は、50歳未満の場合、よりはっきりするらしい。

居住地域で細胞密集度が違うということは、何が要因なのだろうか??
食べ物か、環境か、それとも他のものか。
ただこの調査、がんの罹患率で比較しているわけではなさそうである。
実際に都会の女性の方が発がんしやすいのかどうかは??・・・と思うのだが・・・
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グーグルが新エネルギー開発へ

2007-11-28 19:54:15 | 科学
11/27インターネット検索最大手グーグル(カリフォルニア州)が、
現存する各種発電形式のうちもっとも安価とされる石炭発電よりも
さらに安価で再生可能な代替エネルギーの開発計画を発表したようだ。

来年度だけで数千万ドル(数十億円)を投じ、
太陽熱、風力、地熱などを利用した発電でコストの劇的な削減をめざすらしい。

それと同時に、現在予想されていないような新技術!!の研究にも取り組むようだ。

石炭発電は多量の温室効果ガスを排出するものの、安価なため、世界の発電量の約4割をまかなっているということだが・・・。
新技術が開発され、既存の石炭発電が置き換えられていけば、地球温暖化防止に向けた大きな前進となる!!?。

畑違いのエネルギー分野にグーグルが進出する動機について、
グーグル自体が巨大なデータセンターの運営などで多量の電力を消費する立場にあることをあげ、
「全社的に省エネに取り組んできたものの、それだけでよしとするのは偽善だと思った」と語ったらしい。

インターネットの分野で数々の革命を起こしてきたグーグルが、エネルギー分野でも旋風を起こせるかどうか??、注目が集まっているようだ。


とうとう巨大資本が、エネルギー業界に投入されることになった!!! 
これで、石油業界がなくなる日がやってくるかもしれない!!ということに・・・なるかどうか。
また、電力会社も最終的にいらなくなるのか??!!!!
個人で安価にエネルギーを作り出せるようになれば、
地球温暖化だけでなく、宇宙にも手軽に進出できる可能性も出てくるはずだ。
是非、優秀な人材を集めてフリーエネルギーを開発していだだきたいものである。

結局、グーグルの一人勝ちの世界になってしまうのだろうか。
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キノコ狩りの季節

2007-11-23 16:59:12 | 自然/環境
致死性の高い猛毒キノコ「カエンタケ」が
今秋、新潟県で頻繁に見つかっているらしい。キノコの毒の中で最も強いもののようだ。

年1件程度だった県への報告例が、既に9件にのぼっているらしい。
原因は不明で、専門家は「夏の猛暑の影響だろうか」と・・・・。
今年は今のところ誤って食べて死亡した人はいない・・・。

新潟県森林研究所によると、
今年は県北部の新潟県胎内市や阿賀町、朝日村などの山中や森林公園で見つかったようだ。
柄の長さが17cmもある大きなものもあり、専門研究員は「今まで見たことがない、異様な大きさだった」と話しているらしい。

群馬県中之条町で2000年10月、ベニナギナタタケと間違えて食べた男性(55歳)死亡。
新潟県で2006年10月、十日町市で3人が誤って食べて食中毒を起こして入院。

野生のキノコは、
温度や湿度、土壌の栄養分などの自然条件によって生育が左右されるようだ。
カエンタケが今年増えている理由について、専門研究員らは、
(1)--長梅雨の後に酷暑が続いて育ちやすい環境になった
(2)--害虫や大気汚染の影響で森の生態系が変化し、成長しやすくなった
可能性があるということのようだ。

---カエンタケ---
キノコに特徴の傘はなく、柄が細長くて赤い。
ミズナラなど広葉樹の枯れ木や切り株の周辺に自生し、
秋になると枝分かれした柄の部分が約5~10cmに成長する。
食用のベニナギナタタケと似ている。
 
「トリコテセン系マイコトキシン」というカビ毒を含有。
たんぱく合成などの体内の働きを止める猛毒で、
食べると下痢や嘔吐、呼吸不全、造血機能障害、脳障害などを引き起こす。
摂取すれば全身が真っ赤に炎症し、汁に触れたら皮膚がただれる。
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そういえば、2004年秋、腎機能障害を持つ人が摂食し、急性脳症を発症する事例が相次いだスギヒラダケはどうなったのであろう。まだ毒性があるかどうか、確認できていないのだろうか。毒素の特定は?できているのだろうか。

以前キノコ中毒という本を読んだことがあるが、
大抵の場合、イメージとは違って毒キノコはかなり美味しいようである。
だから沢山食べた人が亡くなっているというのも頷ける。
人が作り出した毒も危険であるが、やはり天然の毒こそ恐ろしいということだろうか。
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統合失調症って遺伝病??

2007-11-19 18:15:05 | 
魚などに含まれるドコサヘキサエン酸(Docosahexaenoic acid,DHA)などの不飽和脂肪酸の体内への取り込みに関係する遺伝子が、
統合失調症の原因遺伝子の一つである らしい ことを、理化学研究所や東北大などの研究チームがマウスを使った実験で特定したようだ。
不飽和脂肪酸は胎児の脳の形成過程に必要な栄養素で、
妊娠中の不飽和脂肪酸の摂取が不十分だと、
統合失調症発症につながる危険性があることも示唆する結果だということのようだ。

研究チームは、
音の刺激への反応が統合失調症の患者とよく似たマウスを正常なマウスと掛け合わせ、
その孫世代のマウス1010匹の全遺伝情報を詳しく調べることで、発症に関係する遺伝子を絞り込んだようだ。

DHAや卵などに含まれるアラキドン酸などの不飽和脂肪酸と結合し、
細胞内に取り込むのを助けるたんぱく質を作る「Fabp7」という遺伝子との相関が強かったらしい。
この遺伝子を欠くマウスは、脳の神経新生が少なくなることも確認しているようだ。
この遺伝子は人間にもある。

統合失調症の発症には複数の遺伝子と環境要因が複雑に絡み合っていると考えられているようだが・・・
栄養も関係し、妊娠中に飢餓状態に置かれた女性から生まれた子供は、
統合失調症を発病する危険性が2倍に高まるらしい。

理研脳科学総合研究センターのチームリーダーは
「妊婦が適切な量の不飽和脂肪酸を食べることで、統合失調症の発症予防ができるのか研究を進めたい」と話しているようだ。

環境汚染のために、妊婦は一定以上魚摂取を控えるようにということで騒がれているように思うのだが、
DHAだけの問題で魚を沢山摂れということなのだろうか。

確かにDHAが不足すると脳内セロトニンの量が減少し、多動性障害を引き起こすという報告はあるようだが・・・

魚油に多く含まれるDHAの多くは、魚自身が作り出しているわけではなく、海産の微生物によって生産され、食物連鎖の過程で濃縮されたものにしかすぎない。多くの動物は体内でα-リノレン酸を原料としてDHAを生産することができるが、その生産量は極めて少ないともいわれている。

魚からしか摂取できないような栄養素なのに・・・・
この研究では、魚を食べない人種は、脳の働きが悪くなる!?ということを示唆しているのだろうか。
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たかが風邪、されど風邪

2007-11-18 15:36:24 | 
風邪の症状を引き起こすアデノウイルスが変化した変異型のウイルスによって、
過去1年半の間にアメリカで10人が亡くなったことが、アメリカ疾病対策センター(CDC)の調査でわかったようだ。

CDCは、感染拡大の危険性があるとしてアメリカ各州の公衆衛生担当者などに注意を呼びかけているらしい。

CDCによると、変異型のアデノウイルスは2006年5月、ニューヨーク州で生まれた新生児で初めて見つかり、脱水症状を起こし、食欲をなくして生後12日で死亡したようだ。

オレゴン、ワシントン、テキサスの各州でも合わせて少なくとも約140人が感染したことが確認されている。

アデノウイルスに対しては現在、効果的な治療法はなく、安静にするなどの処置しかない。
どのような遺伝子変異によって、症状の悪化につながっているかはまだ分かっていないようだ。

しかし、風邪という一般的なものでさえ、現代医学はまだ、効く治療法を見出していない。
風邪に罹ったら病院へ・・・と言われているが、治療法などないのである。
症状は緩和できたとしても、治すということになると人間の免疫力に頼っているだけ。

高が風邪。しかし風邪は万病の元とも言われる。

風邪----風邪症候群
上気道感染症状をもって発症するウイルス感染症の総称である。
基本的には、ウイルス感染ということになる。
ライノウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルス、RSウイルスなどのウイルス感染ということになるだろうか。
ちなみにパラインフルエンザウイルスと、インフルエンザウイルスは、全く違うウイルスである。

あまり重要視されてこなかった、風邪のウイルスもどんどん進化?変異?して強力になってきているようだ。
しかし、逆に、人間の方が弱くなりつつあるのか。

予防するためには常に免疫力を上げることを考えておく必要がある。そうしないと弱い者から被害にあってしまうだろう。
せめて、免疫力を下げない生活をするくらいはするべきではあるのだが・・・・
そのような意志の強い人間は少ないものである。
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越境大気汚染

2007-11-07 15:41:30 | 自然/環境
中国の窒素酸化物(NOx)排出量がこの四半世紀で4倍近くに急増
2020年までにさらに倍以上に増えそうなことが、11/6日までに明らかとなったそうだ。

年率2ケタ台の高度経済成長を続ける中国
大気汚染対策が後回しになり、
汚染物質が海を越えて日本など外国に降り注ぐ「越境大気汚染」問題の深刻になりつつあるようだ。

調査は、国立環境研究所が九州大学などと共同で
日本、中国、インドなどアジア24カ国(アフガニスタン以東)を対象に実施された。

化石燃料の使用や工場の生産段階などの経済活動で、
排出されるNOxや、硫黄酸化物(SOx)などの大気汚染物質などについて分析したらしい。
過去から将来までをつないだ研究統計はアジアで初めてのようだ。

1980年から2003年までの23年間で、アジア24カ国のNOxは2.8倍に増加。
日本はこの間、燃費を大幅に改善したハイブリッドカーの導入や、
工場での汚染物質除去設備の導入などの環境対策を講じたことで約30%削減させてきた。

その一方、中国は3.8倍に急拡大。
2000時点では、アジア24カ国の総排出量2511万トンのうち約45%を中国が占めていた。
中国のNOx排出量は、その後も石炭火力発電や工場の石炭燃焼などを中心に拡大し、3年間で1.3倍にもなっている。

同研究所の10年と20年の予測
(1)現状のまま推移(対策下位)-------2.3倍↑
(2)対策を適度に進める(対策中位)
(3)対策強化(対策上位)
と3つのシナリオが考えられるが・・・何もしないと2.3倍の排出量になるらしい。

環境省によるとNOxは、呼吸器系疾患を引き起こすオゾンの原因物質の一つでもあるようだ。
また、酸性雨の原因にもなるらしい。
欧州で大陸中央からの汚染物質が北欧に被害を与えたように、日本にも偏西風などに乗って越境大気汚染の被害を受けることになるので深刻な問題といえる。
対岸の火事を遠くから眺めているだけでは、被害が拡大するだけだ。
どうしようもなくなってからの対策では、遅すぎると思うのだが・・・・
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紅葉の神秘

2007-11-01 20:34:10 | 自然/環境
森の葉を秋に燃え上がったようする赤い色は,
冬の間、木が成長し、木を助ける土壌のための結果として起こるのだと・・・

夏に緑だった葉が、秋になると赤や黄色に変化することは多くの科学者にとっても神秘だったようだ。

葉が緑色に見えるのはクロロフィルが含まれるからであり、
赤はアントシアニン、黄色はカロテノイド。

アントシアニンは樹木の日焼け止めの働きをすることが知られている。
葉を有害な放射線から保護していて、そのうえ葉が凍らないようにしているそうだ。

2003年に、モンタナ州立大学の植物生理学者ウィリアムホック氏が、
アントシアニンが葉から遺伝的にブロックされると、日光に非常に弱く、そして冬の貯蔵のために根に送る栄養素もかなり少ないことを発見しているようだ。

また新しい研究では、アントシアニンを生産することで葉を保護するので、窒素の少ない土地で育つ木に有益であり、冬が始まる前に、多くの栄養分を根に貯蔵できるということだ。

紅葉し、落葉することで、木は生き残るための準備をしている・・・ということだ。

ただ単に人間の目を楽しませるわけではなく、必死に生きる姿であり、
それが、我々には美しく見えるということかもしれない。



----ウィキペディアで紅葉について調べてみた----

紅葉のメカニズム

葉が緑色に見えるのはクロロフィルが含まれるからであるが、寒くなり日照時間が短かくなるとクロロフィルが分解される。また、葉柄の付け根に離層という特殊な水分を通しにくい組織ができ、葉で作られた水溶性のブドウ糖や蔗糖などの糖類やアミノ酸類が葉に蓄積し、その糖から光合成を利用して新たな色素が作られたりする。その過程で葉の色が赤や黄色に変化し、紅葉が起こる。その後、落葉になる。

赤色---紅葉(コウヨウ)
黄色---黄葉(オウヨウ)
茶色---褐葉(カツヨウ)

葉の赤色は色素「アントシアン」に由来する。アントシアンは春から夏にかけての葉には存在せず、秋に葉に蓄積したブドウ糖や蔗糖と、紫外線の影響で発生する。

葉の黄色は色素「カロテノイド」による。
褐色はタンニン性の物質や、本来は紅葉するものが、アントシアンの生成が少なかったりすると褐葉になるらしい。

自然の神秘はまだまだ奥が深そうである。
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