AI日本株式オープン(絶対収益追求型)の2018年6月末時点の現金比率は、21.48%となっています。
設定以来、20%を超える高い現金比率が、引き続き維持されていると言えます。
投信のコスト
- 信託報酬等:1.296%(年率)
- 購入手数料:2.160%(カブドットコム証券の場合)
cf. 現金比率20%制約の存在について:AI日本株式オープン(絶対収益追求型)
AI日本株式オープン(絶対収益追求型) は、低リスク型の高コスト投信であるにもかかわらず、現金比率20%の下限制約を設けているようです。
そのため、例えば、この投信を500万円分購入した場合、最低でも100万円は必ず「非常に高コストの預金口座に預けたままの状態で放置されている」と言えます。
つまり、100万円は、「預入手数料:2.16%(2万1600円)」を支払った上で、「信託銀行に預金」し、「年率1.296%の口座維持手数料」を取られるだけの状態にあります。
このことは、当ファンドのパフォーマンスが、劣後している原因の1つであると考えられます。
● 三菱UFJ国際投信「月報:2018年6月末時点」
https://www.am.mufg.jp/pdf/geppou/252629/252629_201806.pdf