月間パフォーマンス:サマリー
当月のパフォーマンスは、前月末比▲1.52%とマイナスとなりました。
また、インデックス投資(日経225ETF:25% + 現金:75%)は▲2.26%のマイナスでした。
そのため、リスクを抑制したインデックス投資の場合と比べて、+0.74%とアウトパフォームしました。
アウトパフォームするのは3ヶ月ぶりのことで、これで通算戦績は7勝14敗となります。
要因分解によると
● AIモデル(実運用ベース):▲1.41%のマイナス寄与
● 非AIモデル(転換点予測):0.00%でゼロ寄与
● 信託報酬によるコスト負担:▲0.11%のマイナス寄与
● 誤差:+0.00%
● トータル:▲1.52%
となりました。
今月は、AIモデルはマイナス寄与となっています。
この結果、設定来パフォーマンス(当月末時点・累積日次リターン%)は、以下のようになっています。
● AI日本株式オープン:▲5.27%
☆ 除く、非AIモデル要因(=AIモデルのみの実力):▲7.05%
● インデックス投資(日経225ETF:25% + 現金:75%)+4.73%
また、購入時手数料を考慮すると、設定来パフォーマンスは以下のようになります。
● AI日本株式オープン:▲7.43%(購入時手数料:2.16%)
● インデックス投資(日経225ETF:25% + 現金:75%):+4.73% (購入時手数料:0.0%)
● 超過リターン:▲12.16%のアンダーパフォーム
※ 購入時手数料は、設定時にカブドットコム証券で一括購入したと想定。リバランスはなし。
ニュースピックモデル(4月・10月に改良実施)は、1年半ぶりに、月間パフォーマンスに対してプラス寄与となりました。
なお、設定来の累和リターンをみると、日次モデルもマイナス寄与となり、AIモデルでプラス寄与は月次予測モデルのみとなっています。
(ただし、同期間のTOPIXの騰落率はプラスとなっていますので、予測モデル(上昇予想時だけロングポジションを取る前提)がプラス寄与となっているというだけでは、予測力があるとは評価できません)
月間パフォーマンス[前月末比%]
要因分解:月間パフォーマンス[前月末比]
※表では、各要因のパフォーマンスを単純に合計した値を掲載している。そのため基準価額の変化額とは若干誤差が生じ得る。
モデル以外要因(その他)は、モデルと実運用の乖離を表したもの。この値をAIモデル要因に加えたものが、実運用ベースでのパフォーマンスとなる。
モデル以外要因(その他)は主としてAIモデルによって生じているため、便宜的に上記のような対応を取っている。
要因分解:月間パフォーマンスの累和
要因分解:設定来パフォーマンス(累積日次リターン%)
設定来パフォーマンス(購入時手数料考慮、累積日次リターン%)
参考資料
月報(2018年10月末時点)『AI日本株式オープン(絶対収益追求型)(愛称:日本AI(あい))』
https://www.am.mufg.jp/pdf/geppou/252629/252629_201810.pdf
※ AI日本株式オープン(絶対収益追求型)の『基準価額(分配金再投資)』(日次データ)について:
三菱UFJ国際投信のサイトで公表されている値は、丸め処理にバグがあるため、この値を使うと設定来パフォーマンスに誤差が生じる場合があります。
そのため、月次モニタリングでは、『基準価額(分配金再投資)』の値を自分で算出しています。
☞ 投信の「基準価額(分配金再投資後)」の値、SBI証券と三菱UFJ国際投信でちょっと違うのはなぜ?
騰落率を計算した時に、三菱UFJ国際投信のようなデータ処理では、このような問題が生じるため、
データリテラシー上は、基準価額(分配金再投資後)は、小数点以下2位までは表示させるようにした方が望ましいと言えます。