投信メモ

調べたことをメモしてます
・『AI日本株式オープン(絶対収益追求型)(愛称:日本AI(あい))』03314172:JP

資金流出が止まらないAI日本株式に吹く逆風。ひろぎん証券に続き四国銀行でも販売停止に。

2020-02-03 | 投信メモ:AI日本株式オープン

本日アナウンスがあったようですが、四国銀行でもAI日本株式オープンの新規取り扱いが停止されることになったようです。

   ☞ 四国銀行:投資信託一部商品の販売停止のお知らせ(2020.02.03)

 

これによってひろぎん証券に続き、AI日本株式オープンを取り扱う販売会社が無くなったことになります。

また、以前指摘しましたように、三菱UFJ銀行では販売用資料の掲載を取りやめるなど、

AI日本株式オープンにとっては販売会社の消極的な販売姿勢が目立ってきています。

 

特に、AI日本株式オープンのパフォーマンス大幅悪化に加えて、

30ヶ月連続での資金流出超(この間の合計は▲71.82億円にものぼる)によって、

純資産はピーク時の3分の1程度にまで縮小し、50億を下回る水準にまで規模が小さくなっています(2020年2月3日時点で44.15億円)。

 ☞ 『三菱UFJが開発した人工知能』が投資判断する日本株ファンドのパフォーマンスを調べてみた

 

そうした中での販売停止は、AI日本株式オープンを取り巻く運用状況の厳しさをより印象付けるものと言えます。

ファンド運営が厳しさを増す中で、AI日本株式オープンの運用内容には今後も注視が必要だと思われます。

参照先:百十四銀行商工中金