Life style

なんでもない普通の日常を綴っています。
お時間のある方はお付き合いください(*^^*)

難しい話。

2005-08-19 02:08:34 | 子ども
昨日、ラオウに突然「何歳まであるの?」と聞かれた。
どうやら寿命のことらしい。
それはその人によって、生き物によって違うということを教えた。
そして「死」についていろいろ話すことに・・・
命あるものはいつか必ず死ぬということ。
でも5歳のラオウに「死」なんてわかるはずがない。
なので、先日死んだカブト虫を例に「体が動かなくなって死んじゃったでしょ?
土に埋めてあげたよね」と言うと、「あぁ、そして天国にいくっちゃろ?」だって。
あっけらかんとしたその口ぶりに「絶対こいつ天国の意味もわかってないな」と
思ったけど、それはまぁ仕方がない。
そして、「ラオウが死ぬ頃には、もうママもパパもおじいちゃんもおばあちゃんも
みんな天国にいるから、いい子にしてたら天国でみんなといっしょに遊べるよ」
と言ったけど「ふ~ん」って感じでイマイチな反応。
もうちょっとリアルに話したほうがいいのかな?と思って、死んだ後はお葬式をして
体は焼かれて、その後お墓に入る・・・という話をして、「子供に『体が焼かれる』
というのは残酷で怖い言い方だったかな?」と思ったけど、ラオウはそこには反応せず
「お葬式って何?」と聞いてきた。
だから「お葬式っていうのは最後のお別れよ」と言うと、「お別れ」という言葉にかなり
敏感に反応して、その後しばらく「死にたくないな~~お別れしたくないな~~」を
繰り返していた。
それからはいつものように外で遊びまくって、全くそんなことは忘れてるかと思ったら、
夜寝かしつけるとき・・・
トキとケンシロウが寝て、ラオウももう寝たかな?と思ったら、布団に顔を押し付けて
シクシク泣いている。
「どうたの!?なんで泣いてるの!?」と声をかけると、今度はワーっと大声で泣き出した。
「あのね・・・悲しい・・・」って言うから「何が?」と聞くと、「あのね、ママとお別れしたくない・・・」って・・・
もうすっかり忘れてるかと思ってたから驚いた。
ラオウの中には「最後のお別れ」という言葉がずっと残っていたのだ。
そして、ラオウよりも先にママが死ぬと言ったことも。
いつも憎たらしいラオウがたまらなくいとおしく思えた。
ラオウは頭がよく感受性の豊かな子なのだ。(とママ友にも言われた)
さすがにその場面で「そんなこと言ってもいつかは死ぬのよ」なんて言えるわけない。
「大丈夫。ママは死なないから。ずっとラオウといっしょにいるからね」と言って、
その後もしばらくヒックヒックしてるラオウの背中をポンポンと叩きながら寝かしつけた。

それにしても、大人の私でも日頃「死」について考えることはほとんどない。
まして自分の最期なんて。
でもラオウに話しているときに「あ~私もいつかは死ぬんだな~」と思ったら、
すっごくブルーになった・・・
家族5人、ずっとずっと今のままの幸せが続けばいいと思っているけど、必ず
別れの時はやってくるんだよね。
運がよければひ孫まで抱けるかもしれない。
運が悪ければ明日にでも事故や災害が降りかかるかも・・・
「悔いの残らぬように今を一生懸命生きる」ってことに尽きるのかもしれないけど、
やっぱり実感がわかなくてついだらけた毎日を送ってしまう私は、死の概念などない
5歳児よりタチが悪い。

話は変わって、「ムシキング仕様」だったTOPは大好評を博し(ウソ)予定通り3日間で
終了いたしました(笑)
まだまだ暑い毎日ですが、夏の終わりをイメージしたTOPにリニュです。
飽きっぽい私。すぐに秋バージョンになるでしょう。