ただ自分の声が聴きたくて

毎日(できるだけ)つれづれなるままに^^ 
うつと本に向かい合うiyuk改め「かぷ」ワールド。

★ 最後の記事です

2010年03月19日 13時24分19秒 | ♪ すごした時間
お久し振りです。かぷでございます。


前の記事からかなり日が経ってしまいました。
改めて、前の日記に沢山のご意見ありがとうございました。
そして沢山の方にご迷惑をお掛け致しまして、申し訳ございませんでした。


この記事で、このブログの更新は停止致します。
停止する前に、最後ですから、私の思いを正直に書きたいと思います。


私はブログを立ち上げた時、重いうつでした(今は重くはありませんが、治療中です)。
ブログを始めたきっかけは、自分の体調を親族に見て貰いたい、という希望からでした。
私はかなりの本読みなので、文章に色々な表現を使って書く事が自然と身に着いていた……ようです(心友の指摘で分かりました)。
なので「こんな文章うつ病の人には書けない」と言われましたが、……書けるうつもいる、と思って頂けたらと思います。

さて、話は溯ります。
重いうつにかかり、仕事も辞め、一人で家にいる状態になりました。
薬の量もどんどん増えて、不安定な時期も増えていきました。
洗濯以外、何の家事も出来なくなり、幸い料理は主人の得意分野でしたので、お願いし任せていました。

すると、いつの間にやら主人がカレーにハマりまして。
毎日カレーの食事が続きました。
最初は問題なかったのですが……二年間、ほぼ毎日カレーでした。
他のメニューは殆どありませんでした。
私の頭は「食事=カレー」に染め上げられていました。
作って貰ってる身分で料理の文句は言えないのと、判断力が著しく欠けた当時の私は、出されるものを大人しく食べていたのですが、……二年。二年間毎日カレーは、ハマッてもいない私からしてみれば拷問でした。

私の好きなグラタンやシチューや日本食や、他にもありますけど、それらは二年間一切なかったのです。
いつまでも続くカレー。

私はそれでカレーが嫌いになりました。



その二年の間に主人のブログはカレー一色になり、カレーブロガーとして一歩一歩進んでいました。
それはそれで、応援していました。
交流が出来て、仲良くなって、オフ会も開催して、人の輪が広まって……。
充実していたと思います。

問題は私でした。
酷いうつだったので、一人にされる事も、一人で外出する事も、出来なかったのです。
それで私もカレーオフ会に参加していました。

最初は特にカレー嫌いじゃなかったんです。だからオフ会にも参加出来てました。
オフ会で出会った方は皆様とてもいい方ばかりでした。
楽しくて、面白くて……日々の孤独を感じないで済む場所でした。

オフ会はかなり頻繁にあちこちで開かれるようになりました。
どこに参加しても皆仲良しで、信頼関係も深まり、協力しあい、困った時は助け合い……
「仲間」の誕生です。楽しかったですね。嬉しかった。

しかし、当たり前なんですが、オフ会=カレーだったわけです。
上に書いた「二年間毎日カレー」に、オフ会や、仲間同士誘い合っての食事も含まれていました。
仲間に会えるのはとても嬉しかった。
でもカレーには飽きて来ていた……。

それで大爆発を起こしました。「食事=カレー」、そればっかりに疲弊したのです。
カレー以外のものを食べたかった。730日のカレーの連続に、付き合うのも疲れた。参ってしまったのです。

この爆発を心配して、カレー仲間の方がピザに連れて行って下さいました。
他にも、カレーもあるけどカフェメニューもあるお店に連れて行って下さった方もいました。
……どれだけ助けられたか……感謝してもしきれません。
と同時に嬉しかった。

きっかけは「カレー」でした。
でも知り合って、仲良くなって、カレー関係なく仲間と食事出来る。
「人 対 人」の付き合いの構築。
カレーだけで繋がってるのだと状況的に思い込んでましたので、それなしでも仲良く出来るという事実が嬉しかったんです。


これをきっかけに、私は「仲間」を大事にしようと思いました。
なのでカレーは二の次でした。
カレーはきっかけに過ぎず、大事なのは人間性。

……その為に、カレーオフ会で「カレーは嫌いです」と自己紹介していたのは、申し訳ないと思っています……。
じゃあ何で来てるんだって話ですよね。
それは……

あ、これからお話する事は主人主催のオフ会を前提にしていると思って下さい。

それは、私なりのオフ会の意味を考えたからなんです。
主人主催のオフ会は、まずブログで告知を出します。
先着順で、「行きたい」という方を受け入れて、開催します。
私は、参加表明を下さった大抵の方が、主人のブログに興味を持って下さった方で、「このブロガーはどんな人だろう」と、会って見てみたいと思って下さったんだと思ったんです。
ロムるだけの方、会う事に興味のない方は、顔を合わせてお話しするオフ会にはいらっしゃらないでしょうから。
それに、ただ「この店のカレーが食べたい」という理由なら、個人で行けばいいんですよね。

なのでオフ会は「交流会」だと思ったのです。
そして嬉しい事に、主人のオフ会には必ず初めての方が何人か参加して下さいました。
勿論今までお付き合いの深い方も参加して下さいました。

ただ、初めての方にとって、既に出来上がってるグループに入り込むのは、とても勇気がいる事だろうと思いました。
私は初めての方に、気兼ねなく、肩の力を抜いて楽しんで貰いたいと強く思っていましたので、初めての方に優しい「交流会」であるよう、努めたかったのです。

そのため、堅苦しい礼儀はナシにしようと思いました。
プライベートの集まりなんだし、肩書きも関係ない、皆、仲間なんだと。
なので、私の事は最初からタメ口の呼び捨てにしてね、と言っていました。
受け入れてくれる方もいれば遠慮する方もいました。当然ですね。
私が要求したのに、私が敬語を使うのもおかしいので、敢えて自分は相手にタメ口の呼び捨てで通しました。

傍若無人と映ったと思います。
不躾なヤツだと思った方もいらっしゃると思います。
申し訳ありませんでした。
ただ、私なりの「仲間」としての歓迎の気持ちの表れだったのです。……言い訳にしかなりませんが……


その頃のオフ会は、私の目から見て「交流会」ではありませんでした。
参加してくれるいつもの仲間が、初めての方に名刺を渡す事はしていましたが、どちらかというとすぐ元々の知り合いのグループで集まってしまい、前に良くやっていた席のシャッフルもなく、自己紹介の時間も良く言えばスマートに、悪く言えば淡々と、もしくは内輪ネタでした。
これは初めての方は居心地いいのかな?と思い、私はおちゃらけて自己紹介の時に茶々を入れたりしていたんですけれど……

余計なお世話だったようです。

先月、私は自分の体調の記事をあげました。
書いた内容は「体調」です。
ですがそれに対するコメントは、オフ会での私の行動の批判でした。

正直面食らいました。
オフ会の事は一切書いてないのに、何だこりゃ、という気分ですね。
それも、書いてる人はオフ会参加者らしい。
「あなたの態度に我慢に我慢を重ねてたんです」というような。

それに、確かに食事の場で、布ナプキンの話も、実物も見せました。
非常識だと思われて当たり前の行動です。
本当に申し訳ありません。

言い訳になりますが、この存在を知って、思ったのが赤ちゃんのオムツだったんです。
今は紙オムツが主流ですが、肌にいいのか、費用はかかるし、環境にも良くないし、便利だけどいい事あるのか疑問で頭いっぱいでした。
あと個人的な事ですが、うちの家系は子宮に病気を持つ遺伝を引き継いでいまして。
赤ちゃん産めるか産めないかっていう問題がありまして。
そうすると、女性だけの問題ではないですよね。
今そういう女性が増えていて、未婚の男性も既婚の男性も、そういう女性と出会う可能性は低くはないと思ったんです。
男性もデリケートな話題だけに、向き合ってもいいんじゃないかと。

勿論この考えを押しつけるつもりは微塵もありません。

ただそれらを思いながら、丁度隣りに既婚男性がいらしたので、エコやオムツの参考にしたくて話題にしてしまったんです。

酷く常識外れな話題を投げ掛けたと今は本当に反省しています。
申し訳ありませんでした。




今後私はオフ会には参加しません。ツィッターも致しません。
皆様を不快にさせたのは事実ですから自粛致します。

主人が主催したオフ会で、新しく来て下さった方が少しでも楽しいと思える時間が過ごせたなら、私はそれだけで救われます。


今回の記事のコメントと、流れた時間。
私のブログがこのような状態になって、淡々と思いました。
今まで長年大事にしていた仲間からは何の一報も来ないという事。
それだけ私の行動が目に余るものだったという事。

残念。悪口でも何でも、直接メールして言えるくらいの人間関係が欲しかった。
我慢に我慢を重ねるくらいなら言えばいい。
不満の我慢なんて、努力でも何でもない。それも匿名でしか言えない器。
裏でメールのやり取りをして、来るか来ないか探りをいれる器。
そんな人を心から仲間だと思って大事に信頼した自分を呪います。


オフ会に参加してくれた名前で、そして知り合いで、コメントを下さった方々には、本当に心からの感謝を申し上げます。
不躾、無礼なのに、本当に今までありがとうございました。

主人をどうぞよろしくお願い致します。


私のこのブログは、本来うつと本と音楽の事を綴ったものなので、退会(削除)はしませんが、更新は今後停止致します。

六年間、ありがとうございました。

そしてこのような長文にお付き合い下さってありがとうございました。



かぷ

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