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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

偽も売買のうち真実となる

世に「虚構」や「詐欺」は後を断ちませんが、何事も突き抜けると「罪の臭い」が消えてしまうものですね。(^。^)

ドイツの「天才贋作師」が、徳島・高知の県立美術館所蔵の贋作疑いの油彩画について、「私が描いた」と自ら制作を認めたそうです。m(__)m

話題の張本人は、「ウォルフガング・ベルトラッキ氏」、、、と、およそ覚えられないお名前ですが、次の2作について贋作の疑いがあったそうです。(^-^)

その作品とは、フランス人画家のジャン・メッツァンジェ(1883~1956年)作とされた油彩画「自転車乗り」と、ドイツ人画家のハインリヒ・カンペンドンク(1889~1957年)作とされる油彩画「少女と白鳥」。(^_^)

いずれも、ベルトラッキ氏が手がけた可能性が出ていましたが、このたびその真実、「贋作」であることが明らかになったという訳です。( ; _ ; )/~~~

ベルトラッキ氏は、自作が日本で問題となっていることに対して、「混乱を引き起こしていることは非常に申し訳ない」としているそうですが、同氏は、35年間にわたり約120人の画家の作風を模倣した計約300点を制作し、「模倣作」としてオークションなどで売却してきたといいます。(^。^)

したがって、同氏に罪はなく、売買が繰り返されるうちに、「本物」として扱われるようになった模様なのです。(^-^)

現に、四国の二つの美術館も、大阪や名古屋の画廊から「本物」として、数千万円で購入しています。(^_^)

かつて、ナチス・ドイツの宣伝大臣であったヨーゼフ・ゲッベルスの有名なセリフがあります。(ヒトラー説など諸説有り)

「嘘も百回言えば真実となる」

という言葉ですが、今回のケースを喩えて言うなら、

「偽も売買のうち真実となる」

でしょうか。(°▽°)

「うそ寒や偽と思わぬうちが花」 祖谷馬関

(注)うそ寒は晩秋の季語。秋半ばから晩秋にかけての、うすら寒い感じのこと。「うそ」は「薄」を意味する。やや寒、そぞろ寒と似たような寒さではあっても、気分的な違いがある。
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