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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

小さなベビーチェアに想ふ

この盆休みに孫が我が家に遊びに来ることになり、最近、お座りが出来るようになったことから、急きょベビーチェアを購入することにしました。٩( ᐛ )و

昨日、近くにできたN松屋に初めて足を運び、そのベビーチェアなるものを見てみました。(^。^)

あぁ、こういうの、昔、うちにもあったなぁ、って、久しぶりの感覚で、品定めをしたわけです。(^-^)

結果、極めて平凡な、昔からあるタイプの小さな椅子(写真)を選びましたが、このベビーチェアを我が家に持ち帰ってリビングルームに置いたところ、とても不思議な感情が湧いて来て、自分でも驚きました。(°▽°)

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

夜、我が家のリビングルーム、テレビの横に、買って来たままの形で、無造作に置かれたベビーチェア。(^-^)

テレビ番組を観ながら、何気なく視界に入って来た、誰も座っていない小さなベビーチェアを眺めていると、不思議なことに、涙が込み上げて来たのでした。(^_^)

それは、決して哀しい気持ちの涙ではなく、かと言って、うれし涙でもない、、、正確に言うと、涙の形になっていないが、明らかに胸が揺さぶられたような不思議な気持ちでした。m(._.)m

しばらく、じぃーっとその訳を考えてみました。(^。^)

と、大袈裟な話かもしれませんが、血の繋がった孫が生まれたことに対して、「いのちのリレー」のような奇跡を感じ、非常に敬虔な気持ちになったのではないか、との推察に至りました。(^-^)

一昨年、大病を経験した私は、先進的な医療技術のお蔭もあって、幸いにも余生を得ることが出来ましたが、一時は絶望の淵まで追いやられた経験をしました。m(__)m

一年余りの時が流れ、その私に孫が生まれたことは、余生の延長線上に新たな生命をスタートさせてくれた、、、そんな気がする出来事でした。(^_^)

小さなベビーチェアは、ひと言も発することなく、静かに部屋の隅にうずくまっています。(^。^)

しかし、その佇まいには、確かに、いのちの繋がりが横たわっている、、、椅子という何でもない存在が、これほどにも人の心を揺さぶるものとは、、、思いもせぬ体験でした。m(__)m

そして、私も与えられた生命を懸命に生きなければならない、、、そんな決意を強くするのでした。( ^_^)/~~~

「床に椅子寒蝉鳴きて独りぼち」 祖谷馬関

(注)寒蝉鳴く(かんせんなく)は初秋の季語。七十二候のうちの立秋三候(八月十八日~二十二日頃)のこと。 寒蝉は法師蝉。
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