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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

さとうきび畑と夏至南風

沖縄地方の梅雨が明けました。(^。^)

台風に伴う線状降水帯で豪雨に見舞われた折もありましたが、ようやく、といっても、本州などよりひと足早く、夏本番を迎えましたね。(^-^)

沖縄地方では、この頃吹く南風をのことを「夏至南風」(カーチーベー)と呼ぶそうです。(^_^)

夏至南風(カーチーベー)は、沖縄県において梅雨明け直後に吹く、湿気を帯びた南~南西の比較的強い風である。沖縄では梅雨明けを知らせる季節風として知られている。沖縄県での梅雨明けは夏至の頃であることが多く、夏至南風と呼ばれる。(^。^)

なお、同名の小説に、長野まゆみさんの著書「夏至南風」があり、1993年に河出書房新社から刊行されています。(^-^)

以下、同著書の紹介文をネットから引用。m(__)m

〜ぼくにはわからない。その夏のあいだ碧夏がどこに連れ去られ、彼の身に何が起こったのか。海藍地に広がる腐爛したネットワーク。南風が運んでくる少年たちの死体。長野まゆみのニュー・ワールド。〜

概要だけでも、ちょっと、おどろおどろしいですね。(°▽°)

怖いもの見たさに読んでみましょうか?( ; _ ; )/~~~

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

そう言えば、今年も6月23日、沖縄戦の慰霊の日を迎えましたね。沖縄戦での日本軍の組織的な戦闘が終わった日とされ、当時、沖縄の防衛に当たっていた日本軍司令官の牛島満中将や、その部下が自決(自殺)しました。m(__)m

戦後78年を経て、戦争を知る語り部も少なくなる中で、南風と共に来襲した恐ろしい米国軍と、沖縄を本土決戦のための時間稼ぎと位置付けた卑劣な大本営のことを忘れてはなりません。(T . T)

沖縄戦の記憶を伝える歌、、、森山良子さんの歌う「さとうきび畑」が有名ですね。(^-^)

〜ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ〜

〜今日もみわたすかぎりに 緑の波がうねる 夏の陽ざしの中で〜

〜昔 海の向こうから 戦さがやって来た 夏の陽射しの中で〜

ここでも、風が歌われており、その中には、きっと「夏至南風」も含まれているのでしょう。( ; _ ; )/~~~

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

「鎮魂の歌声響け夏至南風」 祖谷馬関

(読み方)夏至南風(カーチーベー)

(注)夏至は夏の季語。二十四節気の一つ。この日北半球では、太陽は最も高いところに あって一年中で昼が一番長い。だが、実際には梅雨のさ中である ために、からりとした晴天に恵まれることはあまりない。


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