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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

蛍舞う頃、いのち尊し

BS放送で「蛍の一生」が鮮やかな映像とともに語られていました。(^。^)

清流の水中でカワニナを食べて育った蛍の幼虫は、脱皮を繰り返した後、陸上に上がり蛹(さなぎ)になります。(^-^)

水中と地中で合わせて約10ヵ月間ほど暮らしたのち、成虫として光り輝きながら飛び回るのは一週間から十日ほどとのこと。(^_^)

成虫として生きる野外での1週間程度の間に交尾したメスは、数日後に産卵し、その後、死んでしまいます。(T . T)

番組では、一生の終わりが近づいたメスが、産卵直後に草の葉から小川の水面に落ちて、そのまま流されてゆく様子が紹介されていました。m(__)m

驚いたことに、川面に落ちた蛍はなおも光り続け、水中においても、その生命を灯すように流れてゆきます。(^。^)

映像は、蛍の流れゆく様子を、露出の工夫により、一連の光の帯として伝えていました。(^-^)

川面に描かれる光の帯は、くねくねと曲がりながら続き、しばらくして、ぷっつりと途絶えていました。(°▽°)

その光の帯の最期は、紛れもなく蛍の一生の終わりを示していますが、切なさの中にも、凛とした生命の標(しるし)を表しているようでした。( ; _ ; )/~~~

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

映像を通じて、蛍の一生を教えられたのわけですが、この川面を流れる光の帯は、馬関の胸に鮮烈な印象を残しました。(^。^)

気がつくと、ギターを持ち、自然に口ずさんで出来たのが次の曲です。(^-^)

「いのち尊し」 祖谷馬関

南海上の前線が今日
緩やかに北へ動き始め
明日は入梅、今年もそろそろ
里の小川に蛍の舞う頃
夜空にいのち、灯して生きる
ふうわり飛んで、僅かに十日
愛を結んだ後の諚(さだめ)よ
川面に落ちて、それでも光を
灯し続けて、流れ続けて
やがて消えいる、いのち尊し

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

蛍の舞う風趣の中で、そっと消えゆく生命、、、尊い思いと同時に、諚(さだめ)に従う蛍の潔さに深い感銘を受けました。(^_^)

「蛍舞うのちの川面に灯り消ゆ」 祖谷馬関

(注)蛍は夏の季語。夏の夜、水辺で冷たい光を明滅させながら集団で飛び交う昆虫。夜になるとルシフェリンという発光物質の働きによる冷光を腹部に点滅させる。集団での求愛行動である。日本には四十種類以上のホタルが確認されているが代表的なものは国内で一番大きな源氏蛍とそれより小さな平家蛍である。独特の匂いがある。
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