こんばんは。
ここは東京都、ここは豊島区。
池袋駅から徒歩15分のチンチン電車こと都電荒川線が走るここは雑司ヶ谷。
東京、そして山手線の内側とは思えないような静かで人情味のある街です。
学生時代、会社員になって結婚、長男が生まれるまでこの町に住んでいました。
約10年前になります。
実はこの雑司ヶ谷1丁目~3丁目まで。この3丁の囲まれている内側には実は一つも信号がない!
というのがちょっとした都会の中の田舎自慢でした。
ですが、再開発で都電荒川線沿いに目白通りから東池袋方面に抜ける幹線道路が近い将来出来るため、それも昔のこととなってしまいそうです。
なんて、昔のことだと前置きが長いですねえ。
本日はこのすぐ近くでお仕事がありまして、そのお仕事も早めに終わったので、ここまで足を延ばしてみました。
まあ、祖母の家が近いので、年に1度くらいは来ているのですが、まあたまにしか来なくなったので寂しいな・・・とまあそんな感じです。
1軒目は喜代○(きよまる)。
雑司ヶ谷を離れる2年位前にオープンした小料理屋さんです。
女将さんが一人で切り盛りしているお店で、ガラガラとあけると玄関になっていて、靴を脱いで上がるスタイル。
アットホームな雰囲気でお酒が楽しめます。
あと、どうして一人でこれだけできるのか!というくらいの豊富なメニューも売りです。
先客は奥の方に独り呑みの女性。その手前に年配のご夫婦らしきお二人。
まずやってきた松竹梅の香り冷酒。
まずはビールかな~・・・と思ったのですが、今日は仕事場の早咲きの山桜が咲いてたし、これも良いかな?と思いまして。
独り手酌でいただきます。
突出しはまぐろのブツにとろろかけ。
これを見た瞬間、本日の一杯目のチョイスに間違いなし!
良い写真ですねえ。
さて、一品目は山菜、うるいの野菜スティック。
苦みや、灰汁が多い山菜界において、これほど苦みがなく、さっぱりと食べられる山菜も珍しい。
つけるのは味噌マヨネーズかと思いきや、もろみ味噌をマヨネーズと和えたもの。
これは良いですねえ。
2品目は煮穴子。
柔らかく煮た穴子がふんわり、ちょっと濃いめの煮汁もその下にきゅうりの千切りがあって、それと一緒に食べるとしゃきしゃきのきゅうりの食感が合わさって最高です。
というところで、玄関が開いてお客様登場。
皆さんから「会長」と呼ばれています。
会長は自分の右手に座りまして、女将と私の左隣のご夫婦とお話しされるものですから、当然会話に巻き込まれていきます。
聞けば会長は「ここいらの町会長」とのこと、ご夫婦の旦那さんはこの雑司ヶ谷育ちだそうです。
そんな感じで雑司ヶ谷談義で大いに盛り上がってしまいまして・・・
こちらは会長おすすめの和風ローストビーフ。
生醤油にちょいとレモンを絞り、大根おろしを巻いていただきます。
これが美味いの美味くないの!・・・いや美味しいんですけどね。言葉のあやです。
実は2杯と2品でおとなしく引き揚げようと思っていたのですが、皆さんいい人たちでお酒が進んでしまい、4本も・・・いや、後悔はしてません。
いや~ごちそうさまでした。
【喜代○】東京都豊島区雑司が谷2-21-6
そして、そんな呑んでるわけですが、ちょっと寄っておきたいお店がありまして・・・
もつ焼きの高松屋は雑司ヶ谷三丁目、住んでいたころ結構通ったお店です。
ここでは焼酎の麦茶割り。
この麦茶がそこいらのペットボトルとかじゃなくてしっかり煎じてある香ばしいやつなんです。
それにこの塩豆。
そしてもつ焼き
もう4種類しかないです・・・って言われたので、じゃあその4種類。
たしかモツとハツと・・・すみません記憶が曖昧です。
ここでまた右の人と左の人が会話初めて巻き込まれ、店の若旦那も入ってきてまた雑司ヶ谷談義が・・・。
気が付いたらいつの間にか閉店時間。
この日2度目の、ごちそうさまでした。
【高松屋】東京都豊島区雑司が谷3-10-7
さてその後は雑司ヶ谷の祖母の家にお世話になり一宿一飯。
翌朝・・・7時に出ていくといったつもりだったのですが、祖母起きず、歳が歳だけにまさか・・・と思って意識確認をすると寝ぼけているものの、問題ない模様。
とりあえず仕事に行かないと行けないので出てきました。
ちょっと寄り道して鬼子母神をお参り。
黒猫がいました。
雑司ヶ谷在住だったころにも、黒猫が住んでいて、「池田」という名前を勝手につけてめでていました。
と懐かしいなあ~って思って調べたら昔の嫁のブログが出てきました。
【黒ネコの池田さん : 雑司が谷ブログ】
あれから10年、当時ですでに「池田」はなかなかの老猫だったので、おそらく生きてはいないと思いますが、こいつはその子孫ですかね?
っていうか、そうであってほしいなあ~、と思いました。
というわけでお仕事に向かいまして、現場が走り始めた午前9時くらい。
私の携帯が鳴ります。
電話の相手は祖母。
祖母「あんた何処行ってんの?」
iwa「いや、仕事に出てますが・・・」
祖母「朝ご飯食べに起きてこないから見に行ったらいないじゃないか!」
iwa「いや、今日は7時に出るって言ってたと・・・」
祖母「なんだい!そうだったかい?」
iwa「そう言ったつもりだったんですが・・・」
祖母「ったく、二人分作っちゃったよ」
iwa「ごめんなさい・・・」
あとでなんかお詫びの品を送っておく必要がありそうです。
ではでは
猫の耳と、しっぽの かわいい、 黒猫の着ぐるみ♪ 文化祭や学園祭から、イベント企画や行事、 ... |
登録しています
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます