久しぶりに神保町にやってきました。
二郎神保町店や覆麺など名店が居並ぶ場所で、九段から小川町あたりまでは近年の激戦区。
他店舗は開いていないようだったので、「東池袋大勝軒直系」の旗がはためく「特製もりそば桑山」に入りました。
この桑山、もともとは池上大勝軒のご店主らしいのですが、近くにはお茶の水大勝軒がありまして、同じ池袋大勝軒系が被ってますねえ・・・。
決して広くない店内には、東池袋大勝軒の初代店主、山岸一雄氏の色紙、そして池上大勝軒だった経歴も掲げてありますね。
そして、ご店主本人の経歴もあります。
しかし2001年~2002年って・・・むしろ書かない方がいいんじゃあ・・・。
さてやってきた中華そばですが、うんなかなか大勝軒テイスト。
丼の端に魚粉がこびりついているのはなんとかなあ・・・。
鰹節、煮干しが香るスープに大勝軒的にはやや細めの印象がある中細麺。
正直このお店、大勝軒系としてはなかなか評判が悪いのですが・・・うん確かに・・・。
という感じではあります。
ただ、最近の大勝軒を食べなれた人はそうかもしれませんが、確かに2001年とかその辺で通っていたころの大勝軒の味はこんな感じだったと思います。
どの大勝軒も時代に合わせて変化していっているのに対して、こちらのお店は敢えて変化を拒んでいるのでしょうか?
寡黙で無愛想なご店主を見て、そんなことを思いました。
確かに今の時代「?」の付く味であると思いますが、これはこれで池袋大勝軒中興の味であると思います。
ごちそうさまでした。
ではでは
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