ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

雲上の楽園

2009年07月07日 | 八幡平

ここは、旧松尾鉱山のアパート群の跡です。

昭和20年代~30年代の最盛期には、この標高が1,000mを超える高地に、1万3千人が暮らし、このアパートには水洗トイレも完備されていたというのですから、ちょっと驚きです。

今でも、時々、”雲上の楽園”として、テレビで紹介されることもあります。

心霊スポットのようで少しだけ気味が悪い感じもしますが、一方で、マチュピチュみたいな遺跡のようで、ちょっといい感じがしないでもありません。

八幡平アスピーテラインを下ってきて、2つ目のスノーシェルターを抜け、緑が丘のバス停を右折すると辿りつけます。


土石流の跡

2009年07月04日 | 岩手山

岩手山の登山口の一つである御神坂駐車場は、平成18年8月に土石流災害があった場所です。

その後、駐車場もきれいに整備され、治山ダムもしっかりと造られていて安心ですが、土石流の跡を改めて眺めると、自然の力はすごいものだとつくづく感じさせられます。

また、ここに、昭和46年8月の小岩井有料道路の開通の記念碑が置いてありました。(既に20年か、もっと前に有料道路ではなくなっています。)

この記念碑には、石川啄木の詩が刻まれていました。

思わず、早く高速道路も無料になってくれないかな、などと勝手なことを考えてしまいました。