ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

岩手山とコマクサ(2009.7.20)

2009年07月20日 | 岩手山

今日、岩手山に登った目的はコマクサです。

少し時期が遅れてしまったかとの不安があったのですが、歩きはじめて、2時間くらいでその不安が払しょくされました。

焼走り登山口から歩きはじめて約2時間、第1噴出口を過ぎると、視界の全てがコマクサです。

ここは、登山道の上も下もコマクサ、コマクサ・・・。
もちろん、足もとで間近にコマクサを見ることができます。

今日は、天気も良く、見上げれば、青空に続くコマクサです。

そして、この一帯、下界の展望も、これまた、とても美しいです。

コマクサとこの下界の風景が重なり合うこの一帯は、一見の価値があります。
はじめて、このコースを歩いたのですが、これまで歩かなかったことを思わず後悔してしまいました。

また、岩手山登山は、馬返しコースが一般的ですが、もしかすると、この焼走りコースの方が、傾斜がさほどきつくなく歩きやすいかもしれません。

また、6月や7月の曇った日などは、無理に山頂を目指さず、この辺りまで来て引き返すのもいいのではないかとも思いました。


岩手山(2009.7.20)

2009年07月20日 | 岩手山

岩手山頂を目指して焼走り登山口から6時30分にスタートです。

今日は、昨日までの荒れ模様の天候がウソのようないいお天気、天気予報とにらめっこして、皆で、今日を選んだかいがありました。

歩きはじめて、だいたい1時間半位で第2噴出口に来ました。
山頂まで、スキッと見ることができますが、まだまだ先で、ホントに辿り着けるのかという不安も少しだけ・・・。

ここから少し歩くと第1噴出口、その先からは礫岩の道が続きますが、一面のコマクサと雲、下界の風景が素晴らしいです。

雲と下界のコントラストが綺麗で、ずいぶん登ってきたことが実感できます。

(コマクサは、この後、別に記事たてます。)

この展望の素晴らしい礫岩の道をしばらく歩き、上坊ルートと合流し、さらに進むと平笠不動避難小屋に出ます。

この山小屋から山頂が一望でき、40分のコースタイムですが、ホントに40分でいけるのかと思うくらい、山頂までは急こう配で未だ遠くに見える気がしてしまいます。

ここまで、登山口からゆっくり歩いて概ね4時間です。

ここからの最後の登りは、さすがに少々きつかったですが、山頂が近付くのを目で確認しながら一歩一歩進むと、不動平の方から登山道と合流、ここから山頂は目と鼻の先です。

視界には、たぶん網張ルートになるお花畑や鬼が城の稜線がはっきりと見えます。

そして、岩手山頂、2038mです。

今日の山頂は、多くの人で賑わっていました。

馬返しコースから登ってきた人の方が多いと思いますが、はじめて歩いた焼走りコース、コマクサの時期は、こっちが、断然、お薦めです。

山頂の上空は真っ青なものの、下界は雲ではっきりとは見えませんでしたが、時折、雲の切れ間から見える山々が、とってもきれいでした。

ここから、お鉢一周のコースが約1時間ですが、今日は止めにして、登ったコースを下山しました。往復でだいたい13㎞です。(体重2キロ減??)